FXの窓とは?月曜に窓が開いてしまう理由と対処の仕方

  • 更新日: 2019/08/01

FXを取引していると「窓」が発生することがあります。
窓は、ローソク足とローソク足とが大きく乖離し、その間に比較的大きな空間できた状態のことをいいます。

株や商品先物で窓は比較的良く発生しますが、FXでも発生することがあります。窓はどのような時にできるのでしょうか?

今回は

  • FXで、窓がどのような時に発生するのか知りたい。
  • 窓ができたらどうしたら良いのか知りたい。

という人向けに、FXにおける窓と、発生した場合の対処方法について紹介します。

トレンドの見方については、下記サイトにてご紹介していますのでご参考ください。

窓とは?

FXや株などの投資商品でよく聞く「窓」は、いったいどのような状況で起こるのでしょうか。ここでは窓の基本と、FXにおける窓の注意点を紹介します。

窓とはどんな状態か

窓の模式図

最初に書いたことの繰り返しになりますが、窓は、ローソク足とローソク足との間に大きな空間が開く状態をいいます。

通常、ローソク足と次のローソク足の間との間には隙間が生じないか、あるいは生じてもさほど大きなものではないことがほとんどです。

しかし、窓はそのような状態とは異なり、ローソク足と次のローソク足との間が大きく空いているのが特徴です。

窓が発生する理由

FXにおいても、株においても、レートと次のレートとの差は、通常それほど大きなものではないことがほとんどです。

点の推移とローソク足

もちろんレートは、100→101→102→103…というように、いつも一方向に規則正しく動くわけではありません。さらに、レート自体は点で動いているため、一次関数のグラフのような動きにもなりません。

通常、レートは101→103→100→101→102…というように、上下しながら動いていくことが多く、これを5分、10分、1時間…といった時間ごとに区切り、区切った時間内で最終的に上がったのか、下がったのかを分かりやすく図にしたものが、ローソク足チャートです。

相場が比較的安定している時であれば、最初のローソク足の終わりのレートと、次のローソク足の始まりのレートとの間が大きく乖離することはあまりありません

つまり、最初のローソク足の終値が101円だった場合、次のローソク足の始値が同じ101円か、あるいは102円や100円といったレートで始まることが多いのです。

あるいは、最初のローソク足の終値が101円で、次のローソク足の始値が104円だったとしても、104円→101円→103円→105円…などといった形で、連続性があるような形で動くのがほとんどです。つまり、レートとレートとの乖離が小さいケースが多い、ということになります。

窓というのは、レートとレートとの乖離が大きい時に生じます。レートとレートとの乖離が大きい時とはいっても、窓が発生するのは、最初のローソク足と、次のローソク足とのレートの水準に大きな乖離が発生した時にそうなる、ということに注意してください。

つまり、次のローソク足が作られるタイミングで大きな乖離が発生し、そのローソク足が作られている間のレートの水準が、直前のローソク足の時のレートの水準とは著しくかけ離れている、ということになります。

もし、ローソク足が作られている間にこのようなレートの大幅な乖離が起こった場合、大陽線や大陰線大きな上ヒゲや下ヒゲを持ったローソク足で表示されることになります。

そのため、ローソク足の表示を、例えば10分足から1分足に切り替えてみた場合に、10分足の方では大陽線や大陰線で表示されているのに、1分足では大きな窓を開けている、ということもありえます。

相場が動いている最中に窓が発生することも珍しくありません。例えば株の場合、場中にその銘柄に関する何か大きなニュースが発生した時に、一気にレートが飛ぶこともよくあります。そのようなタイミングをローソク足チャートで確認すると、大きな窓が空いています。

株式とFXの時間(平日間)の流れ

また、株の場合は日足で見た時に大きな窓を開けていることもよくあります。

それが何を意味するかというと、前日の取引時間後にその銘柄に関する何か大きなニュース…例えば、株の場合は、決算発表や会社の買収、画期的な商品が開発されたといったものから、粉飾決算や商品のリコール等その会社の業績に大きな影響を与えるニュース、そして、アナリストによるレーティング変更が発表された翌日に、前日の終値に比べて大きく乖離した株価…つまり、大きく窓を開けて始値が付き、取引がスタートすることが珍しくありません。

というのも、株の場合は板寄せという、始値を決めるための方式があります。

板寄せでは、プライスが書かれたボードに買い数量と売り数量が書かれているのですが、何か大きな材料が前日の取引終了後からその日の相場開始前にあった場合は、板寄せの段階で、前日とは大きくかけ離れたプライスに大きな売り買いが集まっていることがよくあります。

その場合、始値は前日よりもはるかに高いプライスや低いプライスで始まることがほとんどです。

FXの場合は株とは違い、平日は基本的に24時間レートが動いています。FX会社のロールオーバーの時間である早朝の15分~20分間程度だけレートが止まりますが、インターバンク市場そのものは動いています。

そのため、上で挙げた株の例ように、始値が大きく窓を開けた状態になることは、株に比べて比較的少ないのです。

FXで窓が開くのはどんな時?

FXは株に比べて窓開けが発生することは少ないのですが、まったくないというわけではありません。FXの場合、例えば取引時間中に何か大きなニュースや要人発言があった時に、その内容が大きなインパクトを与えるような内容であれば窓が開きやすくなります

また、経済指標発表時にも起こることがあります。発表された指標の結果が、事前予想より大幅に良かったり悪かったりした時には、大きく窓を開けた位置にレートが飛び、そこから上昇や下降が起こります。

FXの時間の流れ(週末)

ドル/ であれば最大で100pipsほどの窓空けが発生することも決して珍しいことではありません。またポンド円などの値動きが激しい通貨ペアであれば、さらなる窓空けが期待できます

最近ですと、イギリスがEUを離脱する可能性が報じられ、2017116日にポンドドルが約250pipsもの窓空けを記録しました。流石にこれほど大きな窓空けは滅多にありませんが、世界情勢が大きく変わるニュースが報じられた場合などには注意が必要です。

近年では国民投票を行う騒ぎとなったギリシャショックや、中国株が大幅下落したチャイナショック、北朝鮮のミサイル発射や核実験などの重要なニュースでも大きな窓空けが起きています。

これら過去の窓空けを検証することも大切です。今回は、過去に発生した大きな窓空けについてお伝えしますので参考にしてください。

スイスフランショック

2015年1月15日にスイス中央銀行がユーロスイスフランのサポートラインを撤廃すると発表したことにより世界中が混乱に陥った事件です。スイスフラン円への影響も大きく5分足でも約2,000pipsもの大きな窓空けが確認できる状態でした。

その後もレートは下落し続けて数十分の間に約4,000pipsも為替レートが下がりました。スイスフランショックは、リーマンショック以来の大事件でしたが、相場の世界では決してありえないことではありません。

ギリシャショック

国内問題から2015年に行われた、ギリシャの国民投票でも大きな窓空けが発生しました。ギリシャショックとも呼ばれる大きな事件でしたので記憶に新しい投資家の方も多いと思います。

国民投票は週明けに行われるため、金曜日の終値と月曜日の始値でユーロ円は440pipsほどの窓空けが発生しました。しかし、その後はギャップアップが発生し、ほぼ窓は埋まりました。

チャイナショック

2015年8月に発生した中国株の大暴落に釣られる形でドル円も大きく下落しました。週明けの窓空け自体は狭かったものの、窓を埋めることなく相場が下落し続け、ドル円はわずか10分ほどで300pipisほども値を下げました

その後も開いた窓を埋めることなく相場は下がり続け最終的には1日で500pipsほどの下落となっています。このように大きなニュースの場合は、窓を埋めることなく相場が下落し続けることもあるので注意が必要です

北朝鮮動向

2016年以降は北朝鮮の動向もドル円の値動きに大きく関わっています。例えば2017年9月11日のドル円は約50pipsほど上窓を開けてのスタートとなりました。

これは、9月9日の北朝鮮建国記念日に北朝鮮がミサイル発射実験を行う可能性があると報道されていたものの、蓋を開けてみればミサイルは発射されず、世界中の多くの投資家がポジティブな反応を示したため、オープン時に大きな窓が開いた結果になります。

その後もロングでエントリーする投資家が多く9月11日だけでドル円は100pips以上価格をあげる結果となりました。

FXの時間の流れ(週末)

FXにおいて比較的よく見られるのが、月曜日の取引スタート時に窓を開けるケースです。平日はほとんど休みなく動き続けているFX相場ですが、土日は休みに入ります。その休みの間に何か大きなニュースがあった場合、月曜日に大きく窓を開けてスタートすることがあります。

また、土日に特にこれといったニュースがなくても窓を開けることがあります。その原因の一つとして言われているのが、中東市場が土日に開いていることです。中東のバーレーン市場では、金曜日が休みで土日は平日です。

そのため、他の世界各地の為替市場が休んでいる間も、通常どおり取引されているのです。ただし、バーレーン市場での取引高自体は全体の取引高の中でも非常に少なく、市場としてはとても小さいものです。

このことを考えると、バーレーン市場での土日の為替動向が世界の為替市場に大きな影響を与えるとはいえませんが、ここでの動向が週明けの為替相場に影響を与えるケースも時折あることには留意しておいた方がいいでしょう。

なお、土日に選挙があった場合はその結果が、週明け月曜日の為替相場スタート時に大きな影響を与えることがよくあります。例えば201212月に行われた衆院選では、当時の政権与党だった民主党から自民党へと政権交代が起こりました。

自民党の勝利については、当時もある程度事前に予想されてはいましたが、選挙の結果、自民党が大勝したことを受けて、週明けの円相場は円安に動きました。

この時、前週金曜日のドル円の終値が8347銭前後だったのに対し、その日の始値は8435銭前後で始まるなど、90銭ほど円安が進んだ状態で為替相場がスタートしました。

そのため、この時は前日に対し、90銭ほど上に大きく窓が開いた状態のローソク足チャートとなりました。これ以外にも、市場で注目されている政治・経済に関するテーマについて、土日で何か大きな進展があった場合は、週明け月曜日に大きな窓を開けるという結果につながることがよくあります。

そのため、為替相場に大きな影響を与えるような大きなテーマの動向には注意が必要です。例えばポンドの場合は、EU離脱に関する内容がレートに大きな影響を及ぼします。

EUとの離脱交渉に向け、イギリスのメイ首相とEU大統領との会談が土日に行われるといった場合、その会談の内容次第では、週明けのポンドが絡む通貨ペアが大きな窓を開けてスタートする可能性があります。

週明けと週末の取引の注意点については、下記サイトにてご紹介していますのでご参考ください。

窓開けと窓埋め

窓が出た状態のことを窓開けといいますが、この窓開けに対し「窓埋め」と呼ばれるものがあります。窓埋めというのは、窓が開いた後にそのギャップを埋める動きのことをいいます。

上窓が開いている場合は、窓を埋めるためチャートが上昇するギャップアップと呼ばれる現象が起きます。下窓が開いている場合は逆の現象であるギャップダウンが発生し、チャートは下落します。

窓が開いたということは、大きな乖離が生まれているということを表します。つまり、本来の価格を大幅に上回ったり、反対に下回ったりした状態になってしまうため、それを調整するための動きが起こることがあるのです。

また、窓が開いた方向に対して有利なポジションを持っていた場合は利益が出ることになりますが、その利益を確定させるため、反対売買が行われます

つまり、上方向に窓が開いた場合であれば、ロングポジションが有利ということになり、下方向に窓が開いた場合ショートポジションが有利ということになります。上に窓を開けた場合、ロングポジションの人はある程度相場の動きを見てから利益確定のために売り注文を出します。

反対に下に窓を開けた場合であれば、ショートポジションの人はある程度相場の動きを見てから利益確定のために買い注文を出します。この動きが窓埋めを生むことにつながる場合があります。

ただし、窓を開けたからといって必ず窓を埋める流れになるとは限りません。窓を大きく開けたままで、窓と同じ方向のトレンドがそのまま続くケースもよくみられます。そのため、「窓を開けたら、窓埋めが起こる」と決めてかかるのは禁物です

エントリーのタイミングについては、下記サイトにてご紹介していますのでご参考ください。

窓を開いた時はどうしたら良いか

窓を開けた時は、どのようなポジションを取って利益を狙えばいいのでしょうか。ここでは、窓を開けた時の相場にどのように向きあえばいいのかを紹介します。

窓埋めトレードとは?

FXの窓埋めトレードは勝率が高く世界中のトレーダーたちが取り組んでいる有効なトレード手法です。簡単なルールを覚えてしまえば、FX業者や口座に関係なく窓埋めトレードを実践することができます。

もちろんドル円やユーロドルなど通貨ペアも選びませんし、スプレッド幅も気にする必要がありません。テクニカル分析も必要なく、新規でFXを始める初心者の方にも非常にチャンスがある、おすすめなトレード手法です。

ただし、予期せぬ結果をまねく可能性もありますので、安易にハイレバレッジでの取引は行わないようにしてください。ここまで記事を読んでいただいた方は、ローソク足とローソク足との間に大きな空間が開くことを窓ということを理解していただいたかと思います。

では実際に窓が開いた際には、どのようなトレードを行えば良いのでしょうか。ここでは窓が開いた際の実際のトレードパターンやポイントを解説します。

逆張りで窓埋めを狙う

先ほども書きましたが、窓を開けた場合、逆張りで窓埋めを狙うのが一つの方法となります。

窓が開くということは、窓の出た方向への勢いが強いということになるのですが、相場行き過ぎている可能性もあるため、その後に調整が入り窓を埋めることも考えられます。

また、窓が出た方向へのポジションを持っていた人は利益確定の反対売買を行うので、それが窓を埋める動きとなることもあります。

ただし、窓埋めは、窓が開いたからといって必ず起こるとは限りません。例えば、利益確定の反対売買をする動きがあったとしても、それが限定的なものでしかなかった場合は、一時的に反対方向へ動いたとしても、その後は再び窓の方向と同じ方へ相場が動き出します。

そのため、窓を開けても、その後に窓を埋める動きが起こらないこともよくあるので、注意が必要です。

もしも窓埋めを狙おうと思っているのであれば、ファンダメンタルズテクニカル指標チャート分析などを行った上で、窓が埋まるかどうか判断することが大切です。そうしないと、窓が埋まるか埋まらないか、勘で取引することになり、ギャンブルと変わらなくなってしまいます。

順張りでトレンドについていく

順張りでトレンドについていく様子を表す模式図

大きく窓を開けた後、窓の出た方向へそのままトレンドが続くこともあります

例えば、先ほど挙げた2012年の衆院選後のドル円の動きはまさにそういった動きであり、当時83円47銭前後だったドル円は、そのまま円安が進み、約半年後の2013年6月4日には1ドル100円で取引を終えています。つまり、ほんの約半年で20%近くも円安が進んだことになります。

そもそもこの時は、自民党が掲げていたアベノミクスが実行されることで、円安が進行していくと選挙以前から考えられていました。そのため、おおむね市場が予想していた通りの結果として円安が進んでいきました

衆院選が終わった翌日月曜日に窓を開けた後、一時的に若干円高方向に進むこともありましたが、窓を完全に埋めるようなことはありませんでした。そして、それ以前のような円高トレンドに戻ることはなく、そのまま円安が進んでいきました。

このようにはっきりとしたトレンドが見えている時は、一時的な窓埋めを狙うより、順張りでトレンドについて行った方が大きな利益を狙うことができます。

窓が開いた時の注意点

窓が開いた後、どのように進むかはわかりません。そのまま窓を埋めてそれ以前と同じ方向へトレンドが進むかもしれませんし、窓が開いた方向にそのまま進んでいくかもしれません。ここでは、窓が開いた時の注意点を紹介していきます。

窓狙いのトレードは、短期トレードがお勧め

上で紹介したように、窓が開いた後は窓を埋める動きをすることもあれば、そのまま窓が開いた方向にトレンドが進むケースもあります。

デイトレやスキャルピングの場合であれば、窓の発生を確認した後、窓埋めの有無を確認した上でトレードを進めることができます。仮に読みが外れたとしても、すぐに損切りしてポジションを建て直すことができます。

そのため、窓が開いた時のトレードは、デイトレやスキャルピング等の短期取引の方が取り組みやすいといえます。なぜかといえば、中長期取引に比べて取引画面をチェックする時間が長いため、万が一の時にすぐにロスカットすることができるという、短期取引の長所があるからです。

とはいえ、ロスカットされないようにするためにも、なるべく資金に余裕を持って取引することが大切です。

中長期のトレードでは、逆方向の窓の発生に要注意

中長期の場合はデイトレやスキャルピングなどの短期取引とは異なり、窓開け以前からポジションを持ち続けることになるので、窓が開いた時はポジションによっては損失が拡大する可能性があります

仮に窓が開いた方向と反対方向のポジションを持っていたとしても、そのまま窓を埋める動きになった場合は、損失の発生や利益の縮小については一時的なものになります。

しかし、窓が開いた方向にそのまま相場が進んでいった場合は、損失がどんどん拡大してしまいます。そのため、既に紹介した2012年の衆院選後に起こったドル円の窓開けのような状況になった場合は、そのままショートポジションを保有し続けていると、損失が拡大してしまいます

そのため中長期の場合は、窓が開く可能性があるイベントの前はいったんポジションをクローズした方が安全です

選挙や要人発言のある会議、経済指標の発表時などは、いったんポジションをクローズしてその後の流れの方向性を見極め、それから再度ポジションを建て直した方がいいでしょう。

もし、どうしても大きなイベントの前にポジションをクローズすることができない場合は、損切りラインをきちんと決めておいて、万が一窓が開くようなインパクトのある出来事が発生した場合に備え、逆指値注文を入れておくと良いでしょう。

ただし、逆指値注文は成行注文で発注されるため、急激な相場変動時には、想定よりも不利なレートで約定することもあることに注意しましょう。また、中長期取引の場合もロスカットされないようにするために、資金に余裕を持って取引することが大切です。

窓埋めで失敗するケース

たとえ思惑が外れ、窓が閉じなかったとしても、早めに損切りし、損失を最小限に抑えているのであれば、問題はありません。問題があるとすれば、損切りができず、ポジションを保有し続ける場合です。

確かに1日から2日かけて窓が閉じるということもあるのですが、そのような長丁場になる機会というのはとても少ないです。むしろ、1時間経っても窓が閉じない場合、そのまま開き続けることの方が多いくらいです。

なぜ開き続ける可能性が高いかというと、窓が閉じるという現象はそもそもポジション調整のようなものであり、本来の流れに逆らう行為だからです。

例えば、月曜日の早朝に、1ドル100円から1ドル110円までレートが上昇し、大きな窓が開いた場合、現在の為替相場は強い円安相場だと考えられます。

たとえ窓埋め理論が働いて一時的に窓が閉じ、円高になったとしても、本来の流れである円安のトレンドの動きに合わせて再度レートは上昇する可能性が高いです。

にも関わらず、窓は必ず閉じると信じ込み、そのままショートポジションを保有し続けると、トレンドに逆らう形となるだけに、損失を拡大させかねません。

窓埋めという取引方法は、逆張りに近い行為です。利益が出るにしろ出ないにしろ、窓が開いた際には1時間以内に結果を出すべく行動した方が良いでしょう。時間をかければかるほど、窓埋めの効果は薄くなり、思惑が外れる危険があります。

窓埋めで決めるべきルール作り

窓埋め理論を用いて取引をする場合、必ず「こう動いたらこうする」といった、行動の指針となるルールを事前に作っておきましょう。

ルールを設定しておくと、自分の感情を排し、常に冷静に取引をすることができます。たとえ思惑が外れたとしても、事前にルールを作り、その通りに損切りをすることで、被害を最小限に抑えることができます。

では、実際に取引をするにあたり、どのようなルールを作っておくと良いのでしょう?ルール作りといっても人それぞれで、個性があります。ただし、窓埋め理論を用いて取引をする場合、次の四点についてルールを設けておきましょう。

  1. エントリーすべき窓の大きさ
  2. 利確のタイミング
  3. 損切りのタイミング
  4. 窓埋めにかかる時間

窓といっても、空間が生じれば良いというものではありません。たとえ窓が発生しても、その大きさが10pips以内程度の小さい窓であれば、窓埋め理論が働かず、閉じない恐れがあります。

そのため、どの程度の大きさの窓が開いたら窓埋め理論に従ってエントリーをするのか、事前に決めておきましょう。

さらに、利確のタイミングと損切りのタイミングは絶対に決めておくべき重要な取引ルールです。これを決めずして取引するくらいであれば、やらない方が良いくらいです。何pipsの利益を得たら利確、もしくは何pipsの損失が発生したら損切りをするなど、明確なルールを設定しましょう。

そして、窓埋めをするにあたり、必ず取引する時間を設定しましょう。窓埋めは時間がかかればかかるほど、それに比例して窓埋めの効果が薄くなります。1時間以上経過しているにも関わらず、窓が閉まる兆候がないのであれば、どれほど名残惜しくても早々に決済しましょう。

これらの4つのルールを決め、その通りに実践している限り、どれほど相場が荒れたとしても冷静に対処することが可能となります。

まとめ

株や商品先物よりも頻度は少ないとはいえ、FXでも、前後のローソク足が大きく乖離して窓を開くことは起こります。

FXでは、主に為替相場に大きな影響のあるニュースや要人発言、経済指標の発表時の他、週明け月曜日に、先週末の終値から窓が開くことも時折あります。

窓が開いた際、その後のレートがどちらに動くのか判断しづらいこともあります。どちらに動いていくのか判断がつかない場合は、ポジションを持ち続けていても単なるギャンブルにしかならないので、無理をせず、ポジションをクローズして動向を見守るなど、安全を優先しましょう。

トレードスタイルや取引を失敗しないためのやり方を知りたい方は、以下の記事も参考にしてくださいね。

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