【FX】トルコリラの今後の動向|政情や今後の政策の不透明感、下降トレンドが続く可能性高い

  • 更新日: 2019/07/09

トルコリラというと、多くのFX会社で高いスワップポイントを稼げる通貨として有名です。

トルコリラ円はたったの1万通貨で、1日で100円近くもスワップポイントが貯まるFX会社も少なくありません。これは1年に換算すると、3万6,500円ということになります。

今回はこのトルコリラの基本から今後の動向、取引戦略まで解説し、取引を始めるためのエッセンスを紹介していきたいと思います。

トルコリラ/円(TRY/JPY)のリアルタイムチャート

トルコリラ(TRY)の特徴

トルコリラは“下落が続く超高金利通貨”

トルコはヨーロッパと中東の間にある国で、日本では旅行先としても人気のあった国です。

2017年の実質経済成長率は7.4%と非常に高いなかで、金融政策は超高金利政策でFX的にはスワップポイントで大きく利益を出せる通貨として人気があります。

ただし、トルコのインフレ率は2017年には10%を超えてきており、経済成長には過熱感があるという懸念もあります。

同時に経常赤字も続いており、アメリカの利上げ以降の新興国からの資金引き上げという流れがあるなかで、将来的な不安感が高まっています。

また、近年はISによるテロ、クルド人問題、クーデター未遂やその後のエルドアン大統領による弾圧など、経済発展を阻害する不安要素は多数あります。

これらの将来不安に足並みを合わせるように、為替市場においてはトルコリラが下落し続けており、2018年においては年初来で一時50%近くもの下落となる大暴落局面もありました。

トルコの足元の経済状況は良好なものの、トルコリラは下落し続けており、外貨建て国債を多く抱えるトルコ財政には不安感が残ります。

トルコ国債は2016年にジャンク級に格下げされましたが、2018年にはジャンク級のなかでもさらに格下げが行われています。

FXにおいては、安く見える水準なうえに高金利がもらえるという、魅力的に見えやすいトルコリラです。しかし、下落はずっと続いており、底がどこかはわかりません。

デノミという最悪の可能性まで想定しつつ、慎重に対峙したい通貨と言えます。

大暴落も引き起こした?警戒されるエルドアン大統領の動き

ここで、2018年に起こったトルコリラの大暴落について振り返っておきましょう。その背景には強力な権力を持つエルドアン大統領という存在があります。

簡単に言ってしまえば、このエルドアン大統領が海外投資家からかなり警戒されているというわけです。

もともと憲法改正による大統領権限の拡大などで強権化が警戒されていましたが、FX的に注目されるのは、そんな強権を持つエルドアン大統領の政策方針です。

実はエルドアン大統領は、中央銀行に対して利下げ圧力をかけるような発言をたびたび繰り返しています。

そして、この圧力もあってか中央銀行は市場を満足させるような利上げができず、トルコリラ下落に拍車をかけてしまったというところがあります。

また、エルドアン大統領はアメリカとの対立を深めてしまう、というようなこともしています。

とくにトルコにおけるアメリカ人牧師の拘束で決定的に関係は悪化していますが、その他にもクルド人に対する姿勢の違いや、ロシアへの接近などが背景にあります。

そして、これの制裁措置として、2018年8月にアメリカはついにトルコに対する関税引き上げを行います。

すでにトルコリラの下落が勢いを増しているなかでのこの措置によって、一気にトルコに対する警戒感は高まり資金が逃避、トルコリラは1日で20%以上もの大暴落するということになってしまいました。

良くも悪くもエルドアン大統領には実行力があります。過去にはそれが良い結果をもたらしたこともありましたが、今回はこういった大暴落を引き起こしてしまったということです。

トルコリラを取引するのであれば、このエルドアン大統領の動きからは目を離すことができません。

主な上昇要因

トルコリラについての大まかな注目ポイントを解説したので、ここではその変動要因について少し整理しておきましょう。まずは、トルコリラの上昇につながる要因からです。

国際情勢
アメリカとの関係改善への期待、地政学リスクや金融不安の後退
政治
要人による追加利上げ容認発言、政府の経済政策の進展期待
金融政策
トルコ中央銀行によるさらなる利上げ
経済指標
予想よりも良い経済指標結果(雇用統計、GDP等)
その他
EUからの財政支援(背景に難民流入問題)

トルコリラの大暴落の引き金となったのがアメリカとの対立ですが、この対立関係に改善が見られた場合にはリスク要因が減り、トルコリラの上昇へとつながっていくと考えられます。

こういったリスク顕在化による下落と、リスク後退による上昇というのが、1つのパターンです。

そして、大きな要素になるのが為替に大きな影響を与える金融政策、つまりは利上げです。

これによってトルコリラの下落をどれだけ止められるかというのは、今後の大きな焦点となっていくでしょう。

なお、近年問題になったシリア難民をトルコは多く受け入れています。いわばトルコはEUへ難民が大量に入らないように守っているようなかたちです。

もしトルコがまずいことになったらEUも困ることになるため、トルコに対する財政支援は行われる。

主な下落要因

次に、トルコリラの下落につながる要因についても見ていきましょう。

国際情勢
アメリカとの関係悪化への懸念、地政学リスクや金融不安の高まり
政治
エルドアン大統領による利上げ批判、インフレ率の高止まりと経常赤字拡大
金融政策
トルコ中央銀行の利下げに対する懸念
経済指標
予想よりも悪い経済指標結果(雇用統計、GDP等)
その他
新興国から資金引き上げの流れ

トルコリラの下落要因として注目したいのは、エルドアン大統領による動きの部分です。

今だに利下げを要求する発言をしていて、これはトルコリラにとって大きな下落要因となります。エルドアン大統領がなにか発言する際には、とくに注意しておく必要がありそうです。

そして、トルコ経済が危ないとされている根本の原因は、インフレ率の高止まりするなかで経常赤字が拡大していることです。

これの改善が見られないかぎりは、なかなかトルコリラの下落トレンドが本当に転換するのは期待できないかもしれません。

(※)以上の上昇・下降要因については一般的な反応について解説したものであり、相場状況によっては逆行することもあります。例えば、上昇要因を期待して相場が上昇した後に結果が出ると、織り込み済みということで下降の反応になることもあります。

トルコリラを取引するうえでのポイント

これまでのところで、トルコリラという通貨の特徴について説明してきました。ここからは、FXにおいてこのトルコリラを取引するうえで、知っておきたいポイントについて解説していきます。

取引におけるメリット・デメリット

トルコリラは超高金利という側面がありながら、多くのリスクも抱えているという側面もあるという、非常に特徴的な通貨です。そういった通貨を触るうえで、どんなメリット・デメリットがあるのかについて見ていきます。

知っておくべきメリット

まずはメリットからですが、トルコリラ取引には以下のような3つのメリットが考えられます。

    トルコリラを買うと大きくスワップポイントで稼げる 証拠金が安く少額でも低レバレッジなトレードできる 歴史的な安値圏にあるのでリスク管理がしやすい

1つ目は、トルコリラがもっとも注目を集めるスワップポイントに関してです。例えばトルコリラ円だと、1万通貨ロングで1日100円以上もらえるFX会社もけっこうあります。単純計算すると1ヶ月で3,000円以上、1年間で3万6,500円以上ということです。

そして、2つ目にも関係しますが、トルコリラは大きく下落してきているため、少ない資金でも低レバレッジな取引が可能という特徴もあります。例えば先ほどのトルコリラ円の1万通貨であれば、現在は20万円以下の証拠金があればレバレッジなしの取引ができます。

3つ目についても、トルコリラ円を例に考えてみましょう。現在トルコリラ円は20円を切っている状態ですが、それはつまり、どんなに下がっても20円以上は下がらないということです。損失幅を限定、リスク管理的には分かりやすくなります。

これは結局のところ、レバレッジなしで取引していれば、追加証拠金で資金がマイナスになることはないということです。

そういう意味で、FXというよりは株式の現物取引に近い感覚で、配当感覚でスワップポイントをもらうという取引スタイルを実現することもできたりします。

知っておくべきデメリット

次に、考えられるデメリットについても、4つほど挙げておきます。これらのデメリットを克服することが、取引においては重要になります。

    下落トレンドが継続しており底が見えない 順張りに売りだとスワップポイントで大きくマイナスとなる 政治的状況により左右されるため読みにくい スプレッドがかなり広いこともある

1つ目はトルコリラに興味を持つ初心者トレーダーが見落としがちな部分ですが、現状トルコリラは下落し続けているという事実です。「これだけ下がったんだから、もう上がるだろう」となりがちですが、実際には底がどこになるかはまだ見えません。

トルコを取り巻く環境を考えると、また、エルドアン大統領の行動力が裏目に出ると、想像を絶する悲惨なことになる可能性もゼロではありません。

安易に落ちるナイフを掴みにいく取引は、決して推奨されるものではありません。

2つ目は、では、下落トレンドなのであれば、順張りで売りにいくという発想が生まれます。しかし、その時には高いスワップポイントが大きな取引コストとなってしまいます。そのため、売りで攻める際は時間をかけずに下落をピンポイントで狙うスキルが必要になります。

3つ目は、現在のトルコリラを大きく動かす要因として、エルドアン大統領の発言をはじめとして、政治的なものが多いという点です。そういった突発的に起こるものは予想しにくいため、チャート分析だけでは厳しい側面もあります。

最後に、トルコリラはもともと新興国通貨で流動性は低く、また、最近では大暴落による混乱などもあり、スプレッドが広く設定されがちです。

そのため、取引コストについてはよく注意したほうがいいでしょう。このあたりはFX会社によってけっこう差があるので、取引コストを抑えられるFX会社を選ぶことを推奨します。

トルコリラ円のスプレッドが狭いFX会社

外為どっとコム

Medium 99cc610d3bc7486acc314e0178bfad56
口コミ点数 Point star4 0 4.4
総合ランキング 4位
初回入金額 無料
推しポイント 業界トップクラスの情報量!
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.30銭原則固定(例外あり) 0.5銭原則固定(例外あり) 0.70銭原則固定(例外あり)
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
72円 -15円 25円

GMOクリック証券

Medium 533175
口コミ点数 Point star4 0 4.3
総合ランキング 2位
初回入金額 無料
推しポイント 低コスト&高スワップ◎
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.20銭原則固定(例外あり) 0.50銭原則固定(例外あり) 0.70銭原則固定(例外あり)
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
36円 -15円 43円

マネーパートナーズ

Medium mnp
口コミ点数 Point star3 0 3.1
総合ランキング 7位
初回入金額 4,000円
推しポイント 10年連続 約定力第1位!
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.30銭コアタイム原則固定(例外あり) 0.40銭コアタイム原則固定(例外あり) 0.60銭コアタイム原則固定(例外あり)
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
12円 -39円 非公開

トルコリラ(TRY)の今後の動向・見通し

トルコは、経常赤字と財政赤字のいわゆる「双子の赤字」を抱えていることに加え、高インフレに悩んできました。

さらに、同国は外貨準備高が少なく、先進国の政策金利の引き上げ等による資金の巻き戻りに脆弱であるという問題を抱えていたため、財政黒字化と外貨準備高の増加が喫急の課題となっていたのです。

エルドアン大統領の娘婿のアルバイラク国庫・財務相が就任してからは、物価安定の他、新規インフラ投資の凍結やプライマリー財政収支の黒字目標の引き上げなど財政健全化に努め、インフレ抑制のために利上げを行ってきました。

このようなアルバイラク国庫・財務相の政策を市場は好感してきました。

ただ、現在はトルコの金融政策・財政政策に不透明感が出てきています。その原因は、331日に行われたトルコ地方選で、与党が敗北したことにあります。

これにより、エルドアン大統領が、人気取りのためのバラマキ政策を行うのではないかとの見方が強まっているのです。エルドアン大統領が、大衆受けを狙い政策金利の引き下げや積極財政に転じれば、トルコリラは投機的な売りが強まり暴落する恐れがあります。

さらに、トルコの経済状況も冴えない状態が続いています。実体経済の伸びは急激に鈍化し、20184Q10-12月)の実質GDP成長率は-3%と9四半期ぶりのマイナス成長になっています。このことも、トルコリラ売りを後押しする原因になってしまっています。

また、最初の方で書いたように、トルコは外貨準備高が少ないことが問題でしたが、今年3月に3週間で100億ドルもの外貨準備が減少したと報じられたことから、海外勢を中心にトルコリラは売られ、急落しました。

その背景には、中央銀行のトルコリラ防衛策があります。エルドアン大統領は、物価上昇を抑制するために通貨安を阻止しようとしたのですが、外貨を売ってトルコリラを買った結果、トルコ中央銀行の外貨準備が大幅に減少してしまったのです。

懸念材料はそれだけではありません。トルコは外交に関しても不安要素を抱えています。昨年イスタンブールのサウジアラビア領事館で起きた、ジャーナリストのカショギ氏殺害事件を巡り、トルコとサウジアラビアの関係は悪化しています。

また、最近では、トルコのロシア製ミサイル導入を巡り、米国がトルコに制裁を課す可能性が浮上しているため、米国との対立が再燃する恐れがあるのです。

仮に米国から制裁を受けた場合、米国人牧師の拘束を巡る米国との対立が契機となった、昨年のトルコリラの暴落が再び起こる可能性があります。

仮にトルコリラの暴落が起きた場合、現状のトルコの経済状況や財政状況、外貨準備高を考慮すると、トルコの経済状態はさらに悪化し、トルコリラの下降トレンドはますます長期化すると考えられるのです。

トルコリラは新興国通貨であるため、今年の米国の利上げ停止は本来好材料です。しかし、今後の政策動向の不透明感や米国との関係悪化の可能性があるため、好材料があっても下押し圧力が強く、状況次第では相場が乱高下する可能性も考えられます。

今回の選挙の結果を受けて、エルドアン政権が再び利下げや積極的な財政出動に転じるようであれば、トルコリラは大きく売られるでしょう。

また、米国との対立が再び鮮明になれば、トルコリラは昨年のように暴落する可能性が高まります。そのため、トルコリラの今後の動向は、政治・経済動向に大きく左右されやすいと考えられます。

安全通貨である対円でもトルコリラは下落しやすいと考えられ、現状では、下押し圧力が強く、上昇トレンドに転じる要因が見出しにくい状態です。

このことから、トルコリラ円は下降トレンドになりやすいものと考えられます。仮に米国との対立が回避でき、エルドアン政権がバラマキ政策に転じなかった場合、他の新興国同様、トルコへの資金回帰が起こるでしょう。

しかし、高インフレと現在の原油相場の上昇がトルコの対外収支を圧迫していることを考慮すると、経済指標が冴えない状態はしばらく続く可能性が高く、トルコリラ円は上昇しづらい状態が続くものと考えられます。

このことから、今年のトルコリラ円は、1トルコリラ15.0円~21.5円のレンジを推移するものと考えられます。

今後のトルコリラ取引で取るべき戦略

取引に関するメリット・デメリットについて見てきたので、それらを踏まえた取引戦略の立て方のコツについても解説していきます。

低レバレッジで安全な運用を心がける

トルコリラ取引におけるもっとも基本ですが、無理にハイリターンを目指さずに、低レバレッジでリスクを抑えた取引をしていくことが大事です。

というのが、とくにトルコリラを買う場合ですが、値ごろ感でついつい大きく取引したくなりがちだからです。

しかし、トルコリラには急落リスクが少なくありません。レバレッジの高い取引ををしていると、ドーンと急落が起こった時にあっさり退場になってしまいます。

急落が起きても動けるだけの余裕をもって、取引はするようにしておきましょう。

トルコリラを買うとプラスのスワップポイントが大きく入るため、これを狙って長期の取引になる人も多いでしょう。

それ自体は別にいいのですが、取引が長ければ急落に遭う可能性も高まるので、リスクをちゃんと抑えられるかどうかが成否を分けるカギとなります。

細かく買い増してスワップポイントで稼ぐ

トルコリラ取引でコツコツ利益を出していく方法として、下落が続くなかを少しずつ買い増していくというものがあります。

下落して我慢している間は時間の経過とともにスワップポイントを稼ぎ、上昇でもどしたところで利幅もコツコツ稼いでいくイメージです。

このやり方の場合も、注意したいのがリスク管理で、低レバレッジを維持できるような無理のない運用計画が必要となります。

買い増していくことになるので、1つ1つのポジションは小さくても、ポジションが増えると大きなポジションになるので、この点は注意しましょう。

また、こういったスワップポイントを組み込んだ取引をする場合、FX会社の選定も非常に大切になってきます。

FX会社によってスワップポイントの設定は大きく異なるので、より有利な設定のFX会社を選ぶのは必須条件です。

トルコリラ円のスワップポイントが高いFX会社

ヒロセ通商

Medium 413502
口コミ点数 Point star3 5 3.9
総合ランキング 8位
初回入金額 10,000円~
推しポイント 顧客満足度調査第1位!
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.20銭原則固定(例外あり) 0.50銭原則固定(例外あり) 0.70銭原則固定(例外あり)
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
1円 30円 50円

SBI FXトレード

Medium 734235
口コミ点数 Point star4 0 4.1
初回入金額 無料
推しポイント 業界最狭のスプレッド
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.27銭~7.80銭 0.49銭~15.80銭 0.69銭~12.80銭
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
35円 -12円 43円

マネーパートナーズ

Medium mnp
口コミ点数 Point star3 0 3.1
総合ランキング 7位
初回入金額 4,000円
推しポイント 10年連続 約定力第1位!
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.30銭コアタイム原則固定(例外あり) 0.40銭コアタイム原則固定(例外あり) 0.60銭コアタイム原則固定(例外あり)
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
12円 -39円 非公開

急落を狙った売りで攻める

トルコリラは下落基調の動き続けており、政治状況などにより急落を見せる動きが続いています。トレードの基本、トレンドに乗るという順張りでいくと、トルコリラは売るのが順当な方法です。

ただし、トルコリラを売る場合、どうしてもマイナスのスワップポイントが大きく発生してしまい、損益面で不利になってしまいます。そのため、売りで攻める場合はあまり時間をかけすぎないことが大事です。

この戦略でいくと、トルコリラ急落の局面を狙っていくのが基本的なかたちとなります。急落はチャートベースで起こることもありますが、とくにトルコ関係では政治的なニュースが発端となることも少なくありません。

そういったニュースに目を光らせつつ、急落の兆候を見逃さないようにしましょう。

トルコリラを取引してうまくいきやすい人の特徴

トルコリラ取引についていろいろと解説してきましたが、これまでの内容を踏まえてトルコリラ取引と相性の良い人の特徴についても触れておきましょう。この特徴に該当する人は、ぜひトルコリラチャートのチェックから始めてくださいね。

    トルコ情勢に関するニュースに強い 低レバレッジでじっくりと取引ができる スワップポイントを貯めるのが好き

まずは情報面のところで、やはりトルコに関する情報に強いというのは大切なことです。

とくに政治絡みの動きはチャートだけでは分からないことも多いので、情報に強いだけで有利になります。これは勉強すれば十分に補えるところなので、努力次第といったところでしょうか。

次に、とくにトルコリラで主流のスワップポイント狙いの取引をする場合ですが、気長に取引をできる人が向いていると言えます。

これはFXに対するスタンスによるものですが、ハイリターンを求めずに、のんびりと利益を稼ぐスタンスの人のほうが、最終的には良い結果を残せるでしょう。

そして、トルコリラの特徴は、やはりこのスワップポイントというものです。FXでは価格変動で利益を出すのが基本ですが、トルコリラではスワップポイントの比重がより大きくなります。

このスワップポイントの仕組みが好きな人のほうが、取引をストレスなく続けられるはずです。

まとめ

トルコリラという通貨の特徴を踏まえつつ、FXでのトルコリラ取引について、基本となる内容を解説をしてきました。トルコリラを取引していくうえでのポイントが、大まかにイメージできるようになったのではないでしょうか。

最後にまとめということで、今回の内容のコアとなる部分を、確認の意味でもう一度見ていこうと思います。まず、トルコリラの特徴からです。

トルコリラの特徴

  • トルコリラは“下落を続ける超高金利通貨”
  • 2018年8月には1日で20%以上の大暴落が起こった
  • 強権を持つエルドアン大統領の発言がとても重要

次に、トルコリラ取引における取引戦略です。上記の特徴も踏まえたうえで、しっかり押さえておきましょう。

トルコリラ取引における取引戦略

  • 低レバレッジで安全な運用を心がける
  • 細かく買い増してスワップポイントで稼ぐ
  • 急落を狙った売りで攻める

こういった基本戦略を局面ごとにうまく使い分けていくことで、トルコリラ取引で利益をあげていくことができるでしょう。

トルコリラはスワップポイントで人気のある通貨ですが、だからといって簡単なわけではなく、注意が必要な通貨でもあります。メリット・デメリットを踏まえたうえで、じっくりと取引するようにしてくださいね。

FXの基礎基本から学びたい方は、以下の記事を参考にしてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お好みの条件で自分に合ったFX会社を検索

FXのことで悩んだら、専門家に相談!

FXに関するご相談を無料で受け付けております。
お問い合わせが多い場合は、返信が遅れることやお問い合わせ内容によっては返信が出来ない場合がございます。
※お問い合わせ頂いた内容はナビナビFX編集部に送信されます。

(必須)
(必須)

利用規約プライバシーポリシーにご同意いただき、ご利用下さい。