FXを1000通貨で始める前に知っておくべきこと/おすすめの会社

  • 更新日: 2019/07/10

ハイリスクハイリターンで少額から始められると言われるFXですが、実際のところFXを始めるためにはいくらほど現金が必要になるのでしょう?数年前までFXといえば最低でも10万円は必要だと言われていたものですが、現在に関して言えば、1万円どころかFX業者次第では100円未満での取引が可能です。

というのも、最近は1,000通貨から始められるFX業者が増えてきたということもあり、証拠金に関しても1万円で取引を始められる環境が整いつつあるからです。

1,000通貨から取引を始めることで、トレーダーは1万円にも満たないお金でFXの世界を体験できます。

取引通貨単位とは?

FX取引をするにあたってよく言われる取引通貨単位とはそもそも一体何なのでしょう?

取引通貨単位は「最小で取引できる通貨の単位」こと

取引通貨単位とは要するに最小で取引できる通貨の単位のことです。日本円の1通貨といえば1円となりますし、1万円は円の10,000通貨ということになります。

そしてFXでは為替相場を対象に取引をしているということもあり、1通貨が必ずしも円のことを表してるとは限りません。むしろFXの世界で言うところの通貨単位といえば、円以外の通貨を指すことが多いです。

たとえば、米ドル/円の取引において1万通貨から取引が出来ると言われた場合、想定されている通貨は米ドルのこととなります。つまり、1万米ドルから取引ができるということです。

仮に1ドル100円の相場において、1万ドルから取引できるということは、10,000通貨での取引をするためには日本円として本来であれば100万円が必要になるということです。

ここに、レバレッジが作用することで、本来必要なはずの100万円を用意せずとも、より少額の証拠金で10,000通貨での取引が可能となります。

たとえばレバレッジが25倍だった場合、必要となる証拠金は100万円の1/25、つまり4万円となります。FXとは本来であれば多額のお金がないと出来ないはずの高額の取引を、レバレッジを活用することでより少ない資金で取引できるという仕組みで成り立っています。

そんなFXの世界ですが、以前までは1万通貨からの取引が主流だったのですが、最近では1,000通貨での取引が可能なFX業者が増えています。

1,000通貨で取引をするメリット

仮に通貨単位が1,000通貨からになったとして、レバレッジが25倍である以上、少額の証拠金でトレーダーは取引をすることが出来ます。1,000通貨から始めるメリットとは一体何なのでしょう?

1,000通貨から始めるメリットといえば、まず証拠金が10,000通貨の時の10分の1になるというメリットがあります。例えば、10,000通貨の取引に必要な証拠金が4万円ならば、1,000通貨の取引に必要な証拠金はちょうど10分の1の4,000円にまで下落します。

1万円は大金ですが、見方によっては少額です。ただ、4,000円ともなると、さらに少額なだけに、所得が少ない人であってもFXに手を出しやすくなります。

そして、1,000通貨から始める一番のメリットといえば、証拠金が安く済むため、FXの練習ができるという点でしょう。

なにしろ、同じ10pipsの損失でも、1万通貨と1000通貨では、損失に10倍の格差があります。つまり、1,000通貨で取引をすると、1万通貨で取引をした時の損失を、10分の1にまで抑えることが出来るということです。

FXは取引をすれば必ず成功するというものではありません。専業トレーダーですら時に思惑が外れ、損失を発生させることがあります。初心者や未経験者ともなれば、なおさら失敗する可能性が高いでしょう。

しかし、どんな凄腕の専業トレーダーも、最初は新人です。誰よりも多く失敗を積み重ねてきたことでしょう。しかし、失敗から学び、過去を反省することで、トレーダーとして成長し、やがては専業トレーダーとして利益を得られるようになるものです。

このように、取引の練習と、その過程で発生する失敗というのは、トレーダーとして成長するにあたって避けては通れない道です。

しかし、いくら失敗が成功の糧になると言われても、その過程で莫大な借金を背負ってしまっては本末転倒です。

しかし、1,000通貨から取引を始めれば、たとえ初心者や未経験者が失敗したとしても、損失が1万通貨で取引をした時の10分の1で済みますので、心置きなく失敗できます。

まさにFXの練習をしたいトレーダーにとって、1,000通貨から取引できるFX口座は非常に理に適った取引環境となります。

スワップポイントを得やすい

為替相場というのはいつ、どのようにレートが動くのか予想だに出来ません。さらに、レバレッジ25倍というハイリスクな環境なだけに、長期間にわたってポジションを保有するという行為は非常にリスクが大きく、是が非でも避けたいところでしょう。

しかし、1,000通貨といった、少ない通貨単位から取引を始めれば、たとえレバレッジが25倍だったとしても、それほど追証や強制決済を恐れずにポジションを長期保有することが出来るでしょう。

なによりFXのスワップポイントは、諦めるには非常に惜しい魅力があります。というのも、FXのスワップポイントは毎日発生するものなだけに、毎月分配型の投資信託よりも利益率が良いです。

だからといって、証拠金がギリギリの中で1万通貨から取引をし、長期間ポジションを保有すると、突然の変動によって大損が発生した挙句、中には追証に迫られる恐れもあるでしょう。

その点、1,000通貨であれば、10万円もあればたとえ大きな変動があったとしても、証拠金不足に陥る可能性は非常に低くなるでしょう。

現在の主流の通貨単位

現在は昔と違い、10,000通貨以上でないと取引が出来ないということは滅多にないです。もちろん、一部のFX業者の中には1万通貨以上の取引しか認めていないという会社もありますので、口座を開設する前に一度、何通貨から取引ができるのか、取引ルールを事前に確認しておきましょう。

FX業者によっては1,000通貨から取引ができるばかりか、100通貨から取引が可能な場合もあります。それどころか、FX業者によっては1通貨からの取引も可能です。

1通貨となると、仮に米ドル/円のレートが1ドル100円だったとしても、それこそ100円もあれば取引が成立します。レバレッジが25倍だと、その1/25となりますので、証拠金は4円となります。

ハイリスクハイリターンで有名なFXが、証拠金たったの4円で取引できるというのは非常に奇妙に見えることでしょう。

1通貨単位の取引となると、相当大きな変動が起きたとしても、500円もあれば滅多に証拠金不足に陥る心配はないでしょう。まさにFXの練習には最適な業者となります。

1,000通貨から取引するデメリット

1,000通貨から取引をすると、証拠金が低くなることに加え、さらに1万通貨で取引をした時と比べて損失が10分の1になりますので、リスクが減るという恩恵をトレーダーは受けられます。

もっとハイリスクな取引をしたければ、証拠金を増やし、1万通貨から取引をすれば良いだけのことですので、1,000通貨から取引できるFX業者を選択するデメリットというと、まずないと考えても大丈夫でしょう。

ただ、あえてデメリットをあげるのであれば、1,000通貨から取引を始めようと考えると、1万通貨からしか取引ができないFX業者が使えなくなるという点くらいでしょうか?

例えば、業界でも人気が高いDMM FXやGMOクリック証券は1万通貨からでないと取引が出来ないため、これらの取引口座が使えないというのは非常に手痛いデメリットです。

さらに、1,000通貨での取引をする場合、FX会社によっては売買手数料が発生する場合があります。

最近のFX会社はどこも売買手数料は無料としてくれることが多いのですが、1,000通貨単位の取引に限定して売買手数料が発生することがあります。

ただでさえ、1,000通貨から取引をすると、為替差益が少なくなるというデメリットに加え、さらに売買手数料まで発生されてしまっては、余計に利益を得にくくなってしまいます。

1,000通貨での取引に必要な証拠金

現在のレートを参考にした場合、米ドル/円やユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円などの通貨ペアを対象に取引をする場合、1,000通貨での取引ならば、最低1万円あれば取引は可能となります。

たとえば、英ポンド/円のレートが1ポンド148円の場合、1,000ポンドに必要な円は148,000円となります。そして、現在の国内業者の最大レバレッジは25倍となりますので、証拠金は5,920円となります。1万2,000円もあれば、英ポンド/円を対象に2,000通貨での取引も可能でしょう。

これが1万通貨だった場合、証拠金はちょうど10倍となりますので、1万通貨の取引をするだけでも6万円は必要となるでしょう。

レバレッジがあることに加え、通貨単位が低くなることで、トレーダーはより少額からFX取引を始められるのです。

1,000通貨から始められるおすすめのFX会社

最近は1000通貨から取引できるFX業者も増えていますが、ただ全てのFX業者が1000通貨での取引に対して、売買手数料を無料としているわけではありません。中には有料のケースもあります。

そのため、FX会社を選ぶにあたり、1000通貨から取引可能というポイントのみならず、他の項目もチェックし、総合的に判断しましょう。

ワイジェイFX!

例えば、「ワイジェイFX!」は1,000通貨から取引ができることに加え、売買手数料は無料です。さらにスプレッド幅は業界において最狭水準であるため、低コストな取引ができるFX会社です。

さらに、スワップポイントも1,000通貨の取引が可能なFX会社という括りの中において、高スワップな会社なだけに、スワップ狙いで1,000通貨単位の取引をしたいトレーダーには非常に魅力的な会社となります。

YJFX!

Medium gaikaex 300x250
口コミ点数 Point star4 5 4.7
総合ランキング 5位
初回入金額 無料
推しポイント FXでTポイントが貯まる
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.30銭原則固定(例外あり) 0.50銭原則固定(例外あり) 0.70銭原則固定(例外あり)
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
34円 -10円 36円

ヒロセ通商

他にも、「ヒロセ通商」も売買手数料が無料で、スプレッド幅も狭く、スワップポイントが高いため、オススメです。

同様の理由で、「外為オンライン」と「JFX」も1000通貨での取引を求めているトレーダーには使いやすいFX会社となるでしょう。

ヒロセ通商

Medium 300 250201901
口コミ点数 Point star3 5 3.9
総合ランキング 8位
初回入金額 10,000円~
推しポイント 顧客満足度調査第1位!
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.30銭原則固定(例外あり) 0.50銭原則固定(例外あり) 0.70銭原則固定(例外あり)
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
1円 30円 50円

100通貨・1通貨から取引ができるFX会社

FX業者の中には、1,000通貨どころか、100通貨、さらには1通貨から取引できるFX会社があります。といっても、これはかなり特殊なケースであり、それほど数は多くありません。

100通貨単位の「マネーパートナーズ」

まず100通貨から取引できるFX業者ですが、「マネーパートナーズ」となります。

マネーパートナーズといえば約定力が非常に高く、メキシコペソなどの他社では扱っていないマイナーな通貨ペアを取り扱っているといった特徴がある、業界でも非常に有名な大手のFX会社です。スプレッド幅も業界では狭い水準なだけに、利用しているFXトレーダーは多くいることでしょう。

そんなマネーパートナーズですが、100通貨単位から取引ができるというメリットがあります。

マネーパートナーズで、100通貨単位から取引を始める場合、100通貨あたりに必要となる証拠金は、米ドル/円ならば460円、ユーロ/円ならば480円、豪ドル/円ならば340円、南アフリカランド/円ならば100円となるだけに、500円以下でFX取引が行えます。

マネーパートナーズ

Medium mnp
口コミ点数 Point star3 0 3.1
総合ランキング 7位
初回入金額 4,000円
推しポイント 10年連続 約定力第1位!
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.30銭コアタイム原則固定(例外あり) 0.40銭コアタイム原則固定(例外あり) 0.60銭コアタイム原則固定(例外あり)
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
12円 -39円 非公開

1通貨単位の「SBI FXトレード」

そして、「SBI FXトレード」は、マネーパートナーズよりも低い1通貨単位からの取引が可能なFX会社です。

1通貨から取引が出来るということは、証拠金に関しても5円もあれば事足りるということを意味します。「SBIFXトレード」では、最低入金額に関して特に制限を設けていないため、まさにどこよりも少額のFX取引が可能なFX業者となります。 

SBI FXトレード

Medium 734235
口コミ点数 Point star4 0 4.1
初回入金額 無料
推しポイント 業界最狭のスプレッド
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.27銭原則固定(例外あり)※ 0.39銭原則固定(例外あり)※ 0.59銭原則固定(例外あり)※
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
35円 -12円 43円

1,000通貨で取引する時の注意点

1万通貨以上でないと取引できないFX会社と違い、1,000通貨から取引できるFX会社を利用するにあたり、気をつけるべきポイントがあります。

というのも、1,000通貨から取引ができるということは、1万9,000通貨の取引ができることを意味するからです。

たとえば、1万通貨単位でしか取引できないFX会社の場合、1万通貨あたりに必要な証拠金が4万円だとすると、2万通貨からの取引を始めるためには最低でも8万円が必要となります。つまり、8万円まで資産を増やせない限り、1万通貨でないと取引ができなくなります。

その一方で、1,000通貨から取引できるFX会社の場合、4万円といわず、6万円の証拠金があると、1万5000通貨の取引が可能となります。

要するに、1,000通貨単位で取引できるFX会社を利用すると、1万通貨単位のFX会社と違い、より細かいFX取引が可能になるということです。

これはいってみれば、1万通貨単位でしか取引できないFX会社と比べ、1,000通貨単位で取引可能なFX会社の方が、より少ない証拠金で、よりパフォーマンスの高い取引ができることを意味します。

それだけに、1,000通貨単位で取引できるFX会社というのは、実は利益を上げやすく、そして同時に損失を発生させやすいFX会社でもあります。なにしろ1万5,000通貨で取引をするということは、1万通貨で取引をしていた時の1.5倍の利益もしくは損失を発生させかねないからです。

1,000通貨単位で取引をすると、儲けるチャンスが多くなる一方で、損失を拡大させる危険もあるだけに、まずはしっかり1,000通貨から取引をしてみましょう。そして練習を重ね、トレーダーとして腕前を上げてから、通貨単位を一桁切り上げましょう。そうやって段階を踏んで取引をすることで、しっかりと実力を身に付けながら、無難にFX取引を始められます。

まとめ

1,000通貨単位で取引可能なFX会社というのは、初心者や未経験者にほどメリットがあります。しかし、一方で細かい取引が可能なため、運用方法によっては損失がふくらみやすくなってしまうリスクがあることを理解しておきましょう。

また、100通貨単位や1通貨単位といったFX会社もあるため、より少額で始めたいのであればマネーパートナーズやSBI FXトレードを検討候補に入れましょう。

1,000通貨単位は、少ない証拠金でFXの取引をスタートしたいユーザーにとって極めて有り難い存在です。1,000通貨単位の取引をうまく利用し、FXをスモールスタートさせるのはいかがでしょうか。

この記事をご覧になった方の多くは「これからFXを始める方」もしくは「FX初心者」の方だと思います。そんな方のためにFXトレードを行う際に必ず知っておくべき知識をまとめてみました。FXに興味がある方皆さん必読の記事です。

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買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
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監修者紹介/FX専門家 五十嵐勝久

中央大学経済学部卒。アルゴ株式会社代表取締役。銀行や証券、FX会社に勤務し、営業、企画、マーケティング部に所属。40歳で会社を辞めて起業。現在はFXや証券会社などのプロモーション業務、システム開発を行う一方、システムトレーダーとしても活躍。

> FX専門家 五十嵐勝久について
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