• 更新日: 2019/09/03

2019年9月3日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年9月3日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前週末比38円61銭安の20,581円58銭で寄り付いた後下げ幅を縮め、現在はプラス圏に転じている。

米中通商協議の日程調整が難航しているとのニュースを受け、株価指数先物の売りが先行した模様。

一方、ドル円はオセアニア時間中に水準を上げ、1ドル106円20銭台に。

東京時間に入ると、実需筋のドル買いが入ったことで1ドル106円30銭台まで水準を上げる場面もあった。

昨日のドル円は、米国の対中関税第4弾の発動と、それに対する中国の報復関税の発動を受けて、オセアニア時間に1ドル105円90銭台でスタートし、下方向に窓を空けた。

しかし、すでにこのことは織り込み済みだったことから、すぐに窓を埋め、1ドル106円台に水儒を戻した。

昨日は日経平均株価が軟調だったものの、中国のCaixin製造業購買担当者景気指数が50.4と、拡大と後退の節目となる50を3か月ぶりに回復したことが好感され、ドル円は円安地合いに。

この結果を受けた中国株の上昇が追い風となった。

東京時間の終盤には短期筋のショートカバーが入ったことで1ドル106円30銭台まで戻したドル円は、ロンドン時間中に1ドル106円40銭台まで浮上したが、終盤、米中貿易協議をめぐる報道がネガティブサプライズとなり、ドル円は一気に水準を下げた。

昨日、9月に予定されている米中貿易協議をめぐり、日程調整が難航していると米ブルームバーグ通信が報じた。

これを受け、ドル円は一時1ドル106円05銭近辺まで水準を下げる展開となった。

昨日は中国が米国をWTOに提訴したとの報道もあった。9月1日に発動した1,100億ドル分の中国製品へ15%の追加関税をかけた措置に対し、中国商務省がWTOに提訴すると発表したのだ。

中国側の言い分としては、米国の追加関税は今年6月末に行われた米中首脳会談での合意に反するというのものだ。

中国商務省の高峰報道官は、8月末に行われた記者会見で、米国が新たな追加関税を取り消すことが米中貿易協議の再開の条件になると話していた。

今回、中国が米国をWTOに提訴すると決定したことを受け、米中貿易協議の再開が危ぶまれている。

これを受け、ドル円は1ドル106円05銭近辺まで下落。その後は徐々に戻したものの、本日の日経平均株価も米中貿易協議の再開が不透明なものになったことを受けて序盤はマイナス圏でスタートしている。

昨日は米国が祝日だったため、中国のWTO提訴に対する米国側の反応はなかった。

本日、トランプ米大統領をはじめとした米国の要人が、この件に対しどのような発言をするかに注意が必要だ。

米中貿易摩擦の激化への懸念が、9月の協議再開を前にこのところ和らいでいたものの、中国によるWTO提訴はそれに冷や水を浴びせたと言える。

トランプ米大統領が中国に対する批判を行い、より強い態度に出ることも考えられるため、本日も米中貿易協議に関する報道には引き続き注意したい。

本日の上海総合指数は昨日の終値近辺での動きとなっている。

一方、ハンセン総合指数はマイナス圏で始まったものの、下げ幅を縮め、プラス圏に転じている。

米長期金利は堅調。上昇し、1.53%台で推移している。一方NYダウ先物は軟調。マイナス圏で始まったが、徐々に下げ幅を縮めている。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。ボリンジャーバンドは横ばいに。小動きになっていることから、バンド幅は狭い。

この後、東京時間のドル円は、1ドル106円40銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。それを上抜けた場合は、1ドル106円50銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル106円15銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル106円05銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年9月3日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:106.03円~106.56円
  • 弱気予想:105.88円~106.37円

ユーロ/円

  • 強気予想:116.28円~116.97円
  • 弱気予想:116.09円~116.72円

ポンド/円

  • 強気予想:127.56円~129.88円
  • 弱気予想:127.00円~129.00円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年9月3日|本日のFX経済指標カレンダー

10:30 (豪) 4-6月期 経常収支
 前回…-29億豪ドル 今回予想…15億豪ドル
10:30 (豪) 7月 小売売上高 [前月比]
 前回…0.4% 今回予想…0.2%
13:30 (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
 前回…1.00% 今回予想…1.00%
15:30 (スイス) 8月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
 前回…-0.5% 今回予想…-0.1%
17:30 (英) 8月 建設業購買担当者景気指数(PMI)
 前回…45.3 今回予想…46.6
18:00 (欧) 7月 卸売物価指数(PPI) [前月比]
 前回…-0.6% 今回予想…0.2%
18:00 (欧) 7月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比]
 前回…0.7% 今回予想…0.2%
18:30 (南ア) 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) [前期比年率]
 前回…-3.2% 今回予想…2.5%
18:30 (南ア) 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) [前年同期比]
 前回…0.0% 今回予想…0.7%
22:45 (米) 8月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
 前回…49.9 今回予想…50.0
23:00 (米) 8月 ISM製造業景況指数
 前回…51.2 今回予想…51.2
23:00 (米) 7月 建設支出 [前月比]
 前回…-1.3% 今回予想…0.3%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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