• 更新日: 2019/09/25

2019年9月25日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年9月25日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比137円02銭安の21,961円82銭で寄り付いた後、下げ幅を拡大し軟調に推移している。

トランプ米大統領の弾劾に関する正式な調査を進めることを、米民主党のペロシ下院議長が発表したことを受け、米国の政治情勢の不透明感が相場の重しになっている模様。

なお、後場は前日比75円25銭安の22,023円59銭で寄り付いた。

ドル円は、五十日(ごとおび)の実需筋によるドル買いが入ったものの、散発的なものに留まった。

日経平均株価の軟調がドル円相場の重しとなっていたが、その後下げ幅を縮めたことでドル円も下げ渋る展開となった。

それに加え、RBNZが政策金利を1.00%に据え置いたことが好感され、NZドル円が上昇。

その影響がドル円にも波及し、ドル円は1ドル107円40銭台まで値を戻す場面もあった。

昨日のドル円は、東京時間中は再来週に米中貿易協議が再開されるとの報道が手掛かりとなり1ドル107円69銭まで上昇する場面があったものの、その後は英国のジョンソン首相による議会閉鎖をめぐり、英最高裁の判断が下るとあって、様子見ムードに。

ロンドン時間に入り、英最高裁がジョンソン英首相の議会の長期閉鎖は違法との判断を下したとのニュースが出るとポンド円が上昇し、その影響がドル円にも波及した。

また、この日発表されたドイツの9月Ifo景況感指数が事前予想の94.4を上回る94.6になったことも、ドル円上昇の支援材料となった。

そのため、ドル円は一時1ドル107円80銭まで浮上する場面もあったが、ニューヨーク時間に入り発表された米国の9月消費者信頼感指数が事前予想を下回ったことから急落した。

昨日発表の米国の9月消費者信頼感指数は事前予想の133.0に対し、結果は125.1と下回った。

また、8月についても、135.1から134.2へ下方修正された。

米中貿易摩擦が長期化していることから景況感が悪化し、低下幅は過去9か月で最大となっている。

さらに、この日発表された米国の9月リッチモンド連銀製造業指数が事前予想の1に対し結果が-9となったことも嫌気された。

この結果を受け、ドル円は円高地合いに。その後、トランプ米大統領が国連総会で演説を行い、中国が知的財産権の侵害や人民元安誘導を行っていると批判。

「悪い合意は容認しない」と述べ、貿易協議で是正を求めていくことを改めて表明した。さらに、香港情勢についても注視しているとし、「中国が将来、国際社会で果たす役割を如実に示す」として中国に対し牽制した。

これにより米中貿易摩擦の激化が改めて懸念され、ドル円は1ドル107円20銭台まで下落。

さらにその後、ペロシ米下院議長が正式な大統領弾劾尋問の開始を発表するとの報道を受け、米長期金利が低下。

ドル円は一時1ドル107円を割り込んだ。

トランプ米大統領の弾劾尋問に関しては、バイデン前副大統領とその息子のウクライナでの活動について、トランプ米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領に調査するよう電話で迫り、その見返りとして米国が保留していたウクライナへの軍事的支援を申し出たとの疑惑が浮上している。

このことについて、米民主党内で弾劾手続きを行うべきとの声が高まっていた。

これに対し、トランプ米大統領はウクライナのゼレンスキー大統領との通話記録を公表する意向を示し、「間違ったことは何もしていない」と疑惑を否定している。

米国では上院が共和党、下院では民主党が多数を占めるという「ねじれ」が起きており、下院で弾劾訴追が成立しても、上院で大統領の罷免に対する賛成を得られない可能性が現状高い。

このように、昨日は市場のリスク回避姿勢が強まる要因が多く、ドル円は大幅に水準を下げる展開となった。

本日この後の東京時間のドル円は、日経平均株価の動向を受けやすいと考えられる。

本日の上海総合指数は軟調。前日の終値を割り込んでスタートした後、下げ幅を拡大したが、いったん反発している。

ハンセン総合指数も軟調。前日の終値を割り込んで始まり、下げ幅を拡大したが、反発している。

米長期金利は上昇。リスクオフムードの高まりにより1.63%台まで下落したが、現在は1.65%台まで上昇している。

また、NYダウ先物も堅調。プラス圏で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。

ボリンジャーバンドはバンド幅が拡大し、下向きになっている。

本日この後の東京時間のドル円は、1ドル107円40銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル107円50銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円00銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル106円90銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年9月25日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:106.82円~108.14円
  • 弱気予想:106.48円~107.65円

ユーロ/円

  • 強気予想:117.76円~118.84円
  • 弱気予想:117.48円~118.44円

ポンド/円

  • 強気予想:133.37円~135.02円
  • 弱気予想:132.94円~134.41円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年9月25日|本日のFX経済指標カレンダー

11:00 (NZ) ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
 前回…1.00% 今回予想…1.00%
15:00 (独) 10月 GFK消費者信頼感調査
 前回…9.7 今回予想…9.6
15:45 (仏) 9月 消費者信頼感指数
 前回…102 今回予想…103
20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]
 前回…-0.1%
23:00 (米) 8月 新築住宅販売件数 [年率換算件数]
 前回…63.5万件 今回予想…65.6万件
23:00 (米) 8月 新築住宅販売件数 [前月比]
 前回…-12.8% 今回予想…3.3%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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