• 更新日: 2019/09/24

2019年9月24日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年9月24日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前週末比16円26銭高の22,095円35銭で寄り付いた後、上げ幅を拡大し堅調に推移している。

高値警戒感強いものの、ムニューシン米財務長官が、米中貿易協議が10月7日の週にワシントンで再開すると述べたとの報道を受けて買い優勢となった。

なお、後場は前日比57円42銭高の22,136円51銭で寄り付いた。

一方、ドル円は、上値の重い展開に。ムニューシン米財務長官の発言が投資家心理の支えとなっているものの、日米通商交渉に関し合意が延期される見通しとの報道もあり、積極的なドル買いにはつながっていない模様。

昨日のドル円は、東京市場が祝日のために休場だったことから、アジア時間中はもみ合いが続いた。

先週金曜日に次官級米中貿易協議に関し、中国代表団が翌週に予定していた米モンタナ州、ネブラスカ州の農家への視察を取りやめ帰国することが報じられると、米中貿易協議の合意への期待感が薄れ、ドル円は大きく下落。1ドル107円台半ばまで下落した。

その流れを受け、昨日のドル円は軟調な動きに。1ドル107円70銭台まで上方向に窓を空けて始まり、アジア時間中は動きに乏しい展開が続いた。

しかし、ロンドン時間が始まり、この日発表のドイツの製造業PMIが事前予想の44.0を下回る41.4になったと発表されると、ユーロが大幅に下落。ユーロ安がドル円にも波及し、ドル高が一気に進んだ。

昨日発表のドイツの9月製造業PMIは事前予想を下回る41.4となり、9月サービス部門PMIも事前予想の53.3を下回る52.0となった。

また、ドイツの9月総合PMIは事前予想の51.5に対し結果は49.1となった。

中でも製造業PMIは、2009年以来約10年ぶりとなる低水準、総合PMIは拡大と縮小の分かれ目となる50を6年半ぶりに割り込んだことで、欧州の景気の先行き不透明感が強まった。

米中貿易摩擦の長期化のほか、英国のEU離脱による影響がドイツの製造業を直撃し、低調が続いている。

また、ドイツのみならず、この日発表されたフランスの9月製造業PMIは50.3(事前予想:51.2)、9月サービス部門も51.6(事前予想:53.2)とそれぞれ事前予想を下回っており、ユーロ圏の9月製造業PMI、9月サービス部門PMIもそれぞれ45.6、52.0と事前予想を下回った。

これにより、欧州の景気先行き不透明感が増し、ECBが追加緩和を行うのではないかとの見方が広がったため、ユーロ売りにつながったようだ。

このように、昨日は欧州主要国の重要な経済指標が軟調だったため、投資家のリスクオフ姿勢は強まった。

それに加え、すでに書いたとおり、次官級米中貿易協議の雲行きが怪しくなったことも、相場の下押し要因となった。

なお、今回中国の視察団が米国の農場視察を取りやめたのは、米政府の要請によるものだったと、ムニューシン米財務長官が記者団に後で明かした。

また、今回米政府が視察の中止要請を行ったことに対し、トランプ米大統領が難色を示したことも報じられている。

このように、市場の注目を集める米中貿易協議は再来週再開予定であるとの報道を受け、本日は昨日までのリスクオフムードがやや後退している。

ただ、日米通商交渉が大枠で合意したとの報道がある一方、当初の25日の合意から延期になるとの報道もあり、続報に注意が必要だ。

この後の東京時間のドル円は、引き続き上値の重い展開が続くと考えらえる。

米中貿易協議に関するニュース、日米通商交渉に関するニュースがカタリストとなり相場が大きく動く可能性があるため、引き続き注意したい。

本日の上海総合指数は堅調。いったんマイナス圏に沈む場面もあったが、現在は上げ幅を拡大している。

ハンセン総合指数も堅調。いったん上げ幅を大きく縮めたものの、その後は上げ幅を拡大し、高水準で推移している。

米長期金利は堅調。現在は横ばいとなっているが、1.71%台で推移している。

NYダウ先物も堅調。現在は上昇が一服したが、高水準で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。ボリンジャーバンドはバンド幅がやや縮小している。

本日この後の東京時間のドル円は、1ドル107円65銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル107円75銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円45銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル107円35銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年9月24日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:107.36円~108.00
  • 弱気予想:107.12円~107.80

ユーロ/円

  • 強気予想:117.76円~119.32
  • 弱気予想:117.24円~118.80

ポンド/円

  • 強気予想:133.23円~135.11
  • 弱気予想:132.69円~134.44

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年9月24日|本日のFX経済指標カレンダー

14:00 (日) 7月 景気一致指数(CI)・改定値
 前回…99.8
14:00 (日) 7月 景気先行指数(CI)・改定値
 前回…93.6
14:35 (日) 黒田東彦日銀総裁、発言
15:45 (仏) 9月 企業景況感指数
 前回…105 今回予想…105
17:00 (独) 9月 IFO企業景況感指数
 前回…94.3 今回予想…94.5
22:00 (米) 7月 住宅価格指数 [前月比]
 前回…0.2% 今回予想…0.3%
22:00 (米) 7月 ケース・シラー米住宅価格指数
 前回…217.65
22:00 (米) 7月 ケース・シラー米住宅価格指数 [前年同月比]
 前回…2.1% 今回予想…2.2%
23:00 (米) 9月 リッチモンド連銀製造業指数
 前回…1 今回予想…1
23:00 (米) 9月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
 前回…135.1 今回予想…133.0

2019年9月25日|本日のFX経済指標カレンダー

07:45 (NZ) 8月 貿易収支
 前回…-6.85億NZドル 今回予想…-13.50億NZドル
08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨
08:50 (日) 8月 企業向けサービス価格指数 [前年同月比]
 前回…0.5% 今回予想…0.5%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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