• 更新日: 2019/09/17

2019年9月17日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年9月17日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比4070銭安の21,94759銭で寄り付いた後、一時110円近くまで下げたが、その後は上昇して下げ幅を縮める展開に。前日にNYダウが下落したことを受け、利益確定売りが先行したため下落した模様。

その後持ち直し、プラス圏に浮上したものの、前場の終盤に再びマイナス圏に転じた。なお、後場は前日比2850銭安の21,95979銭で寄り付いた。

ドル円は、日経平均株価の下落を受けて1ドル10802銭まで下げる場面もあったが、日経平均株価の持ち直しとともに上昇。

その後も堅調に推移し、1ドル10830銭近辺まで上昇する展開となったが、日経平均株価がマイナスに転じたことに加え、実需筋と短期筋によるドル売りがあったため、再び1ドル10810銭台まで下落した。

昨日のドル円は、東京市場が敬老の日のために休場だったため、東京時間中は薄商い。しかし、オセアニア時間にドル円は1ドル10768銭と大きく窓を空けて始まった。前週金曜日のニューヨーク時間の終値が1ドル10808銭だったため、40銭もの下落をして始まったことになる。

その原因となったのは、14日(土)にサウジアラビアの主要石油処理施設とその近くの油田をドローン10機が攻撃した問題である。

世界最大の石油処理施設であるアブカイクと、1100万バレルほどの原油を生産し、サウジアラビアで2番目に大きいクライス油田がドローンにより攻撃されたため、1日あたりの石油生産能力の約半分にあたる570万バレルが生産停止に追いやられた。

世界の原油供給量の5%に当たる量が生産停止となったことから、このままの状態が続けば、原油価格は上昇する恐れがある。ただ、サウジアラビアは、十分な備蓄があるため当面の輸出には支障がないとの見方を示している。

なお、今回の攻撃についてはその後、イエメンの親イラン反政府武装組織であるフーシ派が犯行声明を出した。

一方、米国はこの攻撃にイランが関与していると見ており、トランプ米大統領も「我々は犯人を知っている。検証次第では臨戦態勢を取る」と述べるなど、報復攻撃を視野に入れていることを明らかにした。

しかしその後、「イランとの戦争は望まない」と述べてイランへの軍事行動に慎重な姿勢を示し、「誰がやったのか断定したい」として確認をとった上で対応を決めるとの考えを示している。なお、本件についてイランは関与を否定している。

これにより地政学的リスクが高まり、昨日のアジア時間中のドル円はリスク回避の円買い地合いに。時間外取引のNY原油先物が63.34ドルまで上昇する場面もあったため、ドル円は一時1ドル10750銭を割り込んだ。

しかし原油相場の上昇が一服したことから、ドルを買い戻す動きがみられ、ドル円は1ドル10793円まで円安が進んだ。

ロンドン時間以降は有事のドル買いが進み、ドル円は円安地合いに。これにより、オセアニア時間中の窓を埋めることとなった。なお、昨日は9月のニューヨーク連銀製造業景気指数が発表され、事前予想の4.0を下回る2.0と弱い結果となった。

中でも6か月先の設備投資の予想を示す指数は4.68月の23.2から急低下し、2016年以来の水準となった。長引く米中貿易摩擦の米国の製造業に与える影響が、深刻になりつつあることが伺える結果となった。

このように弱い結果となった9月のニューヨーク連銀製造業景気指数であったが、市場の反応は限定的なものに留まった。

なお、本日と明日にFOMCが開催される。今回のFOMCで米国の大幅利下げ観測が強まっていたが、サウジアラビアの油田が攻撃され、一部が生産停止となっていることから、大幅利下げ観測は大きく後退することに。

原油価格が高騰する可能性があるため、米国のインフレが進むのではないかとの見方が浮上しているのだ。

ただ、すでに書いたとおり、サウジアラビアは十分な備蓄があるとしており、また、トランプ米大統領も米戦略備蓄を放出して供給を確保するとの考えを示している。

そのため、現在は0.25%の利下げの可能性と、利下げをしない可能性とが両方浮上している状態だ。とはいえ、中東情勢の動向次第ではリスクオフムードとなり、株安となる可能性もある。その場合は利下げが再び意識されるとみられており、今回のFOMCは予想しづらい展開となっている。

中東情勢をめぐり本日の相場は動きが読みづらい展開が続くものと考えられる。また、米中貿易協議に関するニュースにも引き続き注意したい。

本日この後の東京時間のドル円は、株価指数に左右される展開になると考えられる。有事のドル買いとリスク回避の円買いのどちらの可能性もあるため注意したい。

本日の上海総合指数は軟調。マイナス圏でスタートし、下げ幅を拡大した後も低水準で推移している。また、ハンセン総合指数も軟調。下落した後も低水準で推移している。

米長期金利は軟調。1.82%台まで低下している。NYダウ先物も軟調。マイナス圏で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。ボリンジャーバンドは拡大し、上向きに。ドル円の一時間足は+3σ近辺まで上ヒゲを伸ばしたが、その後は水準を下げている。ただ、+1σと+2σの間を推移するバンドウォークは継続している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル10825銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。それを上抜けた場合は、1ドル10835銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル10800銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル10790銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年9月17日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:107.71円~108.62円
  • 弱気予想:107.26円~108.39

ユーロ/円

  • 強気予想:118.62円~119.89
  • 弱気予想:118.23円~119.45

ポンド/円

  • 強気予想:133.95円~135.15
  • 弱気予想:133.51円~134.77

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年9月17日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
10:30 (豪) 4-6月期 四半期住宅価格指数 [前期比]
 前回…-3.0% 今回予想…-1.0%
10:30 (豪) 4-6月期 四半期住宅価格指数 [前年同期比]
 前回…-7.4% 今回予想…-7.7%
10:30 (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
18:00 (独) 9月 ZEW景況感調査(期待指数)
 前回…-44.1 今回予想…-37.8
18:00 (欧) 9月 ZEW景況感調査
 前回…-43.6
21:30 (加) 7月 製造業出荷 [前月比]
 前回…-1.2% 今回予想…-0.2%
22:15 (米) 8月 鉱工業生産 [前月比]
 前回…-0.2% 今回予想…0.2%
22:15 (米) 8月 設備稼働率
 前回…77.5% 今回予想…77.6%
23:00 (米) 9月 NAHB住宅市場指数
 前回…66 今回予想…66
29:00 (米) 7月 対米証券投資
 前回…17億ドル
29:00 (米) 7月 対米証券投資(短期債除く)
 前回…991億ドル

2019年9月18日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (英) 英中銀金融政策委員会(MPC)1日目
未定 (日) 日銀・金融政策決定会合(1日目)
07:45 (NZ) 4-6月期 四半期経常収支
 前回…6.75億NZドル 今回予想…-11.00億NZドル
08:50 (日) 8月 貿易統計(通関ベース、季調前)
 前回…-2507億円 今回予想…-3463億円
08:50 (日) 8月 貿易統計(通関ベース、季調済)
 前回…-1268億円 今回予想…-1562億円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

当サイトが選ぶ部門別No.1のFX口座はこちら!

【初心者におすすめ】部門
外為オンライン
1,000通貨から取引可能で、サポートが手厚い口座

公式HPへ

外為どっとコムのキャンペーン内容
【少額投資】部門
外為どっとコム
スプレッドなどのコスト面でバランスが良い口座

公式HPへ

DMMFXは2019年1月末時点でFX口座数国内第1位で2万円のキャッシュバックキャンペーン中
【スマホアプリ】部門
DMM FX
チャート機能が優れていて、上級者でも納得の性能

公式HPへ

GMOクリック証券7年連続FX取引高世界第1位
【スワップポイント】部門
GMOクリック証券
全般的に買いスワップが高く、総合力がある口座

公式HPへ

【通貨ペア数】部門
ヒロセ通商
50ペアの通貨ペア数は業界最高の通貨ペア数

公式HPへ

FXを始めてみたい方は、こちらで人気の会社を見てみましょう!

FXで分からないことは、こちらで検索してみましょう!

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お好みの条件で自分に合ったFX会社を検索

FXのことで悩んだら、専門家に相談!

FXに関するご相談を無料で受け付けております。
お問い合わせが多い場合は、返信が遅れることやお問い合わせ内容によっては返信が出来ない場合がございます。
※お問い合わせ頂いた内容はナビナビFX編集部に送信されます。

(必須)
(必須)

利用規約プライバシーポリシーにご同意いただき、ご利用下さい。