• 更新日: 2019/09/11

2019年9月11日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年9月11日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比74円56銭高の21,466円66銭で寄り付いた後も堅調に推移している。

米中貿易協議への期待感から前日のNYダウが上昇したことを受けた流れが、日本株にも波及している模様。

なお、後場は前日比51円80銭高の21,556円46銭で寄り付いた。

一方ドル円は、日経平均株価の上昇や仲値近辺での実需筋のドル買いを受け、ドル安地合いに。

1ドル107円65銭前後まで上昇する場面もあった。その後、米長期金利がプラス圏を維持してはいるものの上昇幅を縮めたため、いったんやや水準を下げたが、堅調な日経平均株価の動向を受け円売りが続き、1ドル107円70銭台へ。

同水準でのドル売りオーダーをこなした後も、堅調に推移している。

昨日のドル円は、トランプ米大統領が中国との協議を来週行うと発言したことが好感され、円安地合いに。

ここでいう協議とは、10月の閣僚級米中貿易協議を前に行われる事務レベルでの協議を指しているとみられている。

膠着状態になっていた米中貿易協議の進展への期待感から円安・ドル高地合いは続き、ロンドン時間に入ってからもドル円は概ね堅調に推移した。

その後、日銀が9月18日と19日に開催される政策決定会合で金融緩和の是非を議論するとの報道が出ると、ドル円は1ドル107円49銭近辺まで浮上する場面もあったが、押し戻されて1ドル107円20銭台に。

さらにニューヨーク時間がスタートすると、NYダウが下落して下げ幅を拡大したことに加え、この日発表された7月の米JOLT求人件数が事前予想を下回ったことが嫌気され、ドル円は1ドル107円20銭を割り込むこととなった。

昨日米労働省が発表された7月の米JOLT求人件数は、事前予想の733.1万件を下回る721.7万件となった。

また、6月については、これまでの734.8万件から下方修正し、724.8万件となった。

下方修正された6月の数値よりもさらに弱い結果になったことが嫌気され、ドル円は下落した。

今回のJOLT求人件数は、卸売業で5.5万件、連邦政府で1.1万件減少している。

また、7月の求人率は4.5%と前月から0.1pt低下した。この結果を受け、米国の雇用がピークに達し、これまでの勢いが失われつつあるのではないかとの見方も一部である。

一方で、自発的な離職件数は360万件と前月から13万件増加し、過去最高となっている。また、自発的な離職率も前月から0.1pt増加し、2.4%になった。

求人件数についても2か月連続の減少となったものの、失業者総数の120万人を上回る状態が続いている。

今回のJOLT求人件数の結果は弱いものとなったが、内容を確認すると米国経済が依然として堅調であることが判る。

米国経済の7割を占める消費を支える雇用の部分が堅調であることから、米国の景気後退入りへの懸念が後退した形だ。

この結果を受け、ドル円は徐々に買い戻されることに。

また、米長期金利が上昇したことやNYダウが下げ幅を縮め、プラス圏を回復して取引を終了したことも、円安の追い風となった。

米中貿易摩擦への懸念が後退したことで、本日も市場はリスクオンムードに。

冒頭でも書いたとおり、日経平均株価は上昇し、ドル円も円安地合いとなっている。昨日のJOLT求人件数の内容を受けて9月の大幅利下げ観測がいったん後退したことも、円安を後押ししている。

この後の東京時間のドル円は、リスクオンムードから底堅く推移すると考えられている。

ただ、ヘッドラインが相場を大きく動かすこともあり、注意が必要だ。特に、米中貿易協議関係のヘッドラインには気を付けたい。

本日の上海総合指数は軟調。前日の終値を上回って始まったが、その後は下落しマイナス圏へ。

本日のハンセン総合指数は上げ幅を縮める場面もあったが、プラス圏を維持してい推移しており、堅調。

米長期金利は堅調。上昇が縮小しているもののプラス圏を維持し、1.71%台で推移している。

一方、NYダウ先物は軟調。下げ幅を拡大し、マイナス圏で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。ボリンジャーバンドは拡大し、上向きに。

ドル円の一時間足は、+2σと+3σの間を行き来するバンドウォークを形成している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル107円70銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル107円80銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円50銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル107円40銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年9月11日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:107.32円~107.92円
  • 弱気予想:107.04円~107.76円

ユーロ/円

  • 強気予想:118.48円~119.33円
  • 弱気予想:118.07円~119.11円

ポンド/円

  • 強気予想:132.33円~133.64円
  • 弱気予想:131.68円~133.31円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年9月11日|本日のFX経済指標カレンダー

09:30 (豪) 9月 ウエストパック消費者信頼感指数
 前回…100.0
19:00 (南ア) 7-9月期 四半期 南アフリカ経済研究所(BER)企業信頼感指数
 前回…28 今回予想…28
20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]
 前回…-3.1%
21:30 (米) 8月 卸売物価指数(PPI) [前月比]
 前回…0.2% 今回予想…0.0%
21:30 (米) 8月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比]
 前回…1.7%
21:30 (米) 8月 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く) [前月比]
 前回…-0.1% 今回予想…0.2%
21:30 (米) 8月 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く) [前年同月比]
 前回…2.1%
21:30 (加) 4-6月期 四半期設備稼働率
 前回…80.9%
23:00 (米) 7月 卸売在庫 [前月比]
 前回…0.0%
23:00 (米) 7月 卸売売上高 [前月比]
 前回…-0.3%

2019年9月12日|本日のFX経済指標カレンダー

08:01 (英) 8月 英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数
 前回…-9
08:50 (日) 8月 国内企業物価指数 [前月比]
 前回…0.0% 今回予想…-0.2%
08:50 (日) 8月 国内企業物価指数 [前年同月比]
 前回…-0.6% 今回予想…-0.8%
08:50 (日) 7月 機械受注 [前月比]
 前回…13.9% 今回予想…-8.1%
08:50 (日) 7月 機械受注 [前年同月比]
 前回…12.5% 今回予想…-4.3%
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
 前回…1兆4957億円
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
 前回…-895億円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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