• 更新日: 2019/09/10

2019年9月10日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年9月10日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比45円15銭高の21,363円57銭で寄り付いた後、上げ幅を縮める展開に。

上海総合指数とNYダウ先物がマイナス圏へ沈んだことが嫌気されている模様。なお、後場は前日比51円80銭高の21,370円22銭で寄り付いた。

一方ドル円は、日経平均株価の上昇に加え、トランプ米大統領が中国との協議を来週再開すると発言したことを受け、1ドル107円50銭近辺まで上昇する場面もあった。

しかし、その後は日経平均株価が上げ幅を縮めたことや、NYダウ先物の下落による米株安観測が広がっていることから、水準を下げている。

昨日のドル円は、材料難の中、東京時間中は方向感のない展開が続いた。

ロンドン時間の序盤までそのような状態が続いたが、欧州株の上昇を受けた米長期金利の上昇により、米株高観測が広がることなり、ドル円は1ドル107円台に浮上した。

ニューヨーク時間に入るとNYダウが上げ幅を縮めたため、一時1ドル107円を割りこんだ。

しかし、その後は米長期金利が上昇したことや、ポンド円などクロス円の上昇につれてドル円は上昇した。

それに加え、ムニューシン米財務長官が「米国経済がリセッションに陥る恐れはない」「中国の閣僚がワシントンに訪問するのは良い兆候」と米FOXビジネス・ネットワークのインタビューに対し話したとの報道があったこともドル円の上昇を後押しした。

昨日、ムニューシン米財務長官は米FOXビジネス・ネットワークに対し、来月行われる閣僚級の米中貿易協議について、「中国の核柳雄がワシントンに訪問することは良い兆候で、中国は交渉の継続を望んでいる」との見解を示した。

さらに、中国人民銀行の易綱総裁も協議に参加することを表明し、米中両国が為替相場と為替操作に関し協議することを明らかにした。

また、ムニューシン米財務長官はこのインタビューで、米国債の利回り曲線はリセッションを示す状態にはなっていないと話し、米国のリセッション入りを否定すると同時に、今後一年はプラス成長になるとの見通しを示した。

このことが好感され、昨日のニューヨーク時間中のドル円は、1ドル107円27銭まで浮上。円安地合いは東京時間中も続くことになった。

さらに、トランプ米大統領が東京時間の今朝、中国との協議を来週行うと発言したことも、ドル円の上昇を後押しした。

ただ、今回の協議に関しては、10月上旬に予定されている閣僚級協議の前の実務者レベルのものであると考えられている。

米中貿易摩擦や米国のリセッションへの懸念が後退したことで、本日のドル円相場は円安地合いに。

さらに、英国の合意なき離脱やドイツの財政出動への期待など、市場のリスクオン姿勢を後押しする材料が揃っているため、ドル円相場は底堅い。

ただ、市場のリスクオフ姿勢が後退したとはいえ、やはり米国の追加利下げ観測は根強い。

9月のFOMCでの追加利下げの可能性は依然として高いとみられており、このことがドル円の上値抑制要因になると考えられる。

本日の上海総合指数は軟調。利益確定売りと8月の中国生産者物価指数が前年比-0.8%と前月の同-0.3%からさらにマイナス幅を拡大させたことが嫌気された模様。

マイナス圏に転じた後は下げ幅を拡大する展開になり、現在は下落が一服している。

一方ハンセン総合指数は上げ幅を縮小した後、一時マイナス圏に沈む場面もあったが、現在はプラス圏を小幅に回復している。

米長期金利は堅調。現在は上昇が縮小しているものの、1.64%台で推移している。NYダウ先物は急落しマイナス圏へ。

現在は下落が一服したものの、軟調に推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。

ボリンジャーバンドは拡大し、上向きに。ドル円の一時間足は小動きながらも、+1σと+3σの間を行き来するバンドウォークを形成している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル107円45銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル107円55銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円25銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル107円15銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年9月10日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:106.96円~107.75円
  • 弱気予想:106.57円~107.55円

ユーロ/円

  • 強気予想:118.01円~119.18円
  • 弱気予想:117.44円~118.88円

ポンド/円

  • 強気予想:131.37円~133.68円
  • 弱気予想:130.22円~133.10円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年9月10日|本日のFX経済指標カレンダー

10:30 (中) 8月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
 前回…2.8% 今回予想…2.6%
10:30 (中) 8月 生産者物価指数(PPI) [前年同月比]
 前回…-0.3% 今回予想…-0.9%
10:30 (豪) 8月 NAB企業景況感指数
 前回…2
15:45 (仏) 7月 鉱工業生産指数 [前月比]
 前回…-2.3%
17:30 (英) 8月 失業保険申請件数
 前回…2.80万件
17:30 (英) 8月 失業率
 前回…3.2%
17:30 (英) 7月 失業率(ILO方式)
 前回…3.9% 今回予想…3.9%
21:15 (加) 8月 住宅着工件数
 前回…22.20万件
21:30 (加) 7月 住宅建設許可件数 [前月比]
 前回…-3.7%

2019年9月11日|本日のFX経済指標カレンダー

08:50 (日) 7-9月期 四半期法人企業景気予測調査・大企業全産業業況判断指数(BSI)
 前回…-3.7
08:50 (日) 7-9月期 四半期法人企業景気予測調査・大企業製造業業況判断指数(BSI)
 前回…-10.4

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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