• 更新日: 2019/08/08

2019年8月8日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年8月8日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比12円73銭高の20,529円29銭で寄り付いた後、下落しマイナス圏へ。しかしその後は下げ幅を縮小してプラス圏へと転じ、上昇している。

前日の米株式市場でNYダウなどの主要指数が大幅安から下げ幅を縮めて取引を終了したことを受けて始まった日経平均株価だが、いったん下落した後、対ドルでの人民元の基準値が市場予想より円高だったことを受けて上昇。

さらに、上海総合指数やハンセン総合指数が上昇したことを受けて、日経平均株価は値を上げた。

ドル円は、前日のニューヨーク時間にドル円が再び106円台に水準を戻した流れを引き継いだものの、午前10時過ぎに発表された本日の人民元の対ドル基準値が7.0039元と7元を上回ったため、上下に動く展開となった。

ただ、市場はさらに元安の設定を予想していたため、発表直後は懸念が後退し1ドル106円27銭まで上昇する場面もあった。

昨日のドル円は、その前日の人民元の対ドル基準値が市場予想よりも元高だったことから米中対立への懸念が後退した。

しかし、その後発表された人民元の対ドル基準値は、1ドル6.9996元と7元に非常に近い数値であったことから、再び米中対立が意識される格好となった。

さらに、RBNZが0.50%の利下げを発表したこともドル円の上値押下げ要因となった。

昨日発表された人民元の対ドル基準値は、ブルームバーグによれば1ドル6.9977元が市場予想だったとのことだ。

実際の基準値は予想よりも元安となったが、元安は対ドルだけでなく、他の通過に対しても下げている模様だ。

先日、中国人民銀行の当局者が外国の輸出企業と行った会合で、人民元安は続かないとの見解を示したことが報道された。

これを受けて相場には安心感が広がったものの、中国が人民元安を容認する可能性はゼロではない。

中国の国内景気は貿易戦争の影響で減速しており、中国が保有する3.1兆ものドル建て外貨準備も元高ドル安になれば価値が下がる。

9月に対中関税第4弾を発動することをトランプ米大統領が発表したが、その影響を相殺するためには1ドル7.2~7.3元の水準まで元安が進まなければならない。

中国は外貨準備高を徐々に減らしており、人民元安進行を防止するために、元買い・ドル売りを行っているものとみられているが、今後、同国が人民元買いを止め、元安を容認する可能性も否めない。

そのため、市場は人民元の動向に神経質になっている。

また、昨日はニュージーランドの中央銀行であるRBNZが0.50%の大幅利下げを行った。

市場は0.25%の利下げを予想していたため、予想以上の引き下げとなった。

さらに、RBNZは低金利を長期間に渡り継続するとの姿勢を示したことから、NZドルは2016年初頭以来となる安値を付けている。

この他にも、インドやタイといった新興国が相次いで利下げを発表している。米国の利下げ路線を追随する形で利下げシフトを行った形だが、世界的な景気減速への警戒感の高まりを受け、昨日は米長期金利が下落。

ドル円は1ドル105円半ばまで水準を下げる場面もあった。

もっともその後、米10年債入札の結果が軟調に終わったことから米長期金利の下落は止まり、ドル円は再び1ドル106円台を回復した。

また、NYダウをはじめとした米国の主要株価指数が回復したことも、ドル円相場の追い風となったようだ。

なお、本日発表された中国の7月貿易収支のうち、対米貿易黒字は279.7億ドルとなり、1月から7月までの対米貿易黒字は1,685億ドルと前年同期比11.1%増となった。

9月の対中関税第4弾を前に、中国の今年に入ってからの対米貿易黒字が前年同期比で増加していることが相場の重しとなりそうだ。

本日の上海総合指数は好調。前日の終値を上回って始まった後も堅調に推移している。

ハンセン総合指数も堅調。上げ幅を縮める場面もあったが、再び上昇しプラス圏で推移している。

米長期金利は1.61%台まで低下したが、現在1.74%台まで上昇している。また、NYダウ先物は上昇し、プラス圏で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。

もみ合いが続いていることから、ボリンジャーバンドは横ばいとなっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル106円35銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル106円45銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル106円00銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル105円90銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年8月8日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:105.61円~106.88円
  • 弱気予想:105.12円~106.49円

ユーロ/円

  • 強気予想:118.49円~119.59円
  • 弱気予想:118.09円~119.24円

ポンド/円

  • 強気予想:128.18円~130.18円
  • 弱気予想:127.54円~129.50円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年8月8日|本日のFX経済指標カレンダー

14:00 (日) 7月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI
 前回…44.0 今回予想…43.3
14:00 (日) 7月 景気ウオッチャー調査-先行き判断DI
 前回…45.8 今回予想…45.2
21:30 (加) 6月 新築住宅価格指数 [前月比]
 前回…-0.1%
21:30 (米) 前週分 新規失業保険申請件数
 前回…21.5万件 今回予想…21.5万件
21:30 (米) 前週分 失業保険継続受給者数
 前回…169.9万人
23:00 (米) 6月 卸売在庫 [前月比]
 前回…0.4% 今回予想…0.2%
23:00 (米) 6月 卸売売上高 [前月比]
 前回…0.1%

2019年8月9日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (南ア) 休場
08:50 (日) 7月 マネーストックM2 [前年同月比]
 前回…2.3% 今回予想…2.3%
08:50 (日) 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) [前期比]
 前回…0.6% 今回予想…0.1%
08:50 (日) 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) [年率換算]
 前回…2.2% 今回予想…0.6%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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