- 更新日: 2020/05/29
2019年8月6日|本日のFXレンジ予想
ドル/円
- 強気予想:105.22円~107.02円
- 弱気予想:104.82円~106.32円
ユーロ/円
- 強気予想:117.96円~119.70円
- 弱気予想:117.20円~119.21円
ポンド/円
- 強気予想:127.81円~130.15円
- 弱気予想:127.23円~129.27円
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)
※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。
2019年8月6日|本日のFX相場予想
8月5日(月)の東京時間のドル円は、前週末からの流れを継いで、1ドル106円50銭~106円60銭前後で推移した。
午前9時に東京株式市場がスタートし、日経平均株価が米中貿易摩擦激化への懸念から下げ幅を拡大したことで、ドル円は1ドル105円台に。
また、中国が米農産品の購入停止を要請したとの一部報道を受けて、円は1ドル105円80銭台まで買われた。
午後に入り、財務省、日銀、金融庁による3者会合が開かれ、竹内財務官が会合後、「過度な為替変動は望ましくない」「必要に応じてG7やG20の合意に沿って対応を取る」と話したことから、ドル円はやや買い戻されて1ドル105円95銭前後まで浮上した。
最終的にドル円は、1ドル105円94銭前後で推移した。
ロンドン時間でも、ドル円は円高地合いが続いた。午後に入り米株式市場が大幅続落でスタートしたものの、ドル円への反応は限定的なものに留まり、ドルが若干買い戻された。
その後発表された米国の7月サービス部門PMIが事前予想の52.3を上回る53.0となり、また、7月総合購買PMIも前回の51.6から52.6に上昇した一方で、7月のISM非製造業景況指数が事前予想の55.5を下回る53.7となり、前回の55.1からも悪化したことから再びドル売り優勢に。ドル円は再び1ドル105円台まで下落した。
しかし、その後はやや買い戻されたため、ドル円は1ドル106円00銭~106円10銭で推移した。
ニューヨーク時間では、この日発表された米国の7月サービス部門PMIと7月総合購買PMIが事前予想を上回った一方で、7月のISM非製造業景況指数が事前予想を下回ったため、再びドル売り優勢に。さらに、中国が米農産品の輸入を一時停止するとの一部報道を受けて、ドル円は1ドル105円台まで再び下落した。
最終的にドル円は、1ドル105円90銭~106円00銭で推移した。
ユーロは、ドル安の影響で上昇。1ユーロ1.1180~1.1190ドルで推移した。
ポンドは、1ポンド1.2135~1.2145ドルで推移した。
昨日のドル円は、米中貿易摩擦の激化に伴うリスク回避の円買い一色となった。
東京株式市場では日経平均株価が大幅下落する中で円高が進み、その後のロンドン時間、ニューヨーク時間でも軟調な株式市場の動向を受けて円高地合いとなった。
なお、中国商務省が本日未明に米農産品の購入を一時停止したと発表。
さらに、本日早朝にムニューシン米財務長官が中国を為替操作国に認定したと発表した。
これにより米中貿易摩擦は経済戦争に発展し、対立の激化が懸念されている。
本日は日経平均株価が先週末比394円77銭安の20,325円52銭で寄り付いた後も下げ幅を拡大し、一時600円超安となるなど軟調。
これを受けてドル円はさらに円高が進んでいる。本日はこの後もドル円は軟調に推移するものと考えられる。
テクニカルを確認すると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。
ボリンジャーバンドは収縮からやや拡大し、下向きになっている。また、60日移動平均線は下向きになっている。
本日の東京時間のドル円は、ひとまず1ドル105円90銭前後が抵抗線として意識される。
そこを突破した場合は1ドル106円00銭前後が抵抗線として意識されるとみられる。
また、1ドル105円50銭前後が東京時間における短期的な支持線として意識され、そこを割り込んだ場合は1ドル105円40銭前後が次の支持線として意識されるとみられる
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。
2019年8月6日|本日のFX経済指標カレンダー
10:30 |
(豪) 6月 貿易収支 前回…57.45億豪ドル 今回予想…60.00億豪ドル |
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13:30 |
(豪) 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 前回…1.00% 今回予想…1.00% |
14:00 |
(日) 6月 景気先行指数(CI)・速報値 前回…94.9 今回予想…93.5 |
14:00 |
(日) 6月 景気一致指数(CI)・速報値 前回…103.4 今回予想…100.4 |
15:00 |
(独) 6月 製造業新規受注 [前月比] 前回…-2.2% 今回予想…0.4% |
15:00 |
(独) 6月 製造業新規受注 [前年同月比] 前回…-8.6% 今回予想…-5.3% |
2019年8月7日|本日のFX経済指標カレンダー
08:50 |
(日) 7月 外貨準備高 前回…1兆3223億ドル |
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(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)
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