• 更新日: 2019/08/20

2019年8月20日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年8月20日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比42円19銭安の20,605円35銭で寄り付いた後、上げ幅を縮める場面もあったが、堅調に推移している。

昨日のNYダウが好調に推移したことを受け、底堅い展開になっているようだ。

なお、後場の日経平均株価は前日比84円54銭高の2,0647円70銭で寄り付いた。

一方ドル円は日経平均株価が堅調に推移していることから底堅い展開に。ただ、上値が重く、小動きとなっている。

昨日のドル円は、材料難の中、株高と米長期金利の上昇に後押しされ、徐々に水準を上げる展開となった。今週22日から開催のジャクソンホールでのシンポジウムを前に、様子見ムードが強いようだ。

今週22日から24日まで開催されるジャクソンホールでの年次シンポジウムでは、パウエルFRB議長の講演に注目が集まっている。

なお、パウエルFRB議長は23日に講演を行う予定だ。同氏は金融政策の課題について講演を行うことになっているが、9月の米国の追加利下げに関する発言があるかどうかに注目が集まっている。

米国の長短金利が逆転した逆イールドが発生したことから米国のリセッションに対する懸念が根強くあり、市場では0.50%の大幅利下げがあるのではないかと考えられているのだ。

今回のシンポジウムでパウエルFRB議長が利下げについて示唆した場合、ドル円は再び円高に傾くだろう。

また、昨日は欧州株も株高となった。なぜなら、ドイツが財政出動を検討しているとの報道があったからだ。

ドイツ経済は低迷している。今年4月~6月の同国のGDP(速報値)は前月比-0.1%と、3四半期ぶりのマイナス成長となった。GDPの47%を輸出に依存するドイツに米中貿易摩擦激化の影響が直撃し、同国の6月の貿易統計は前年同月比-8.0%と大幅に低下。

中国での売上が高い独フォルクスワーゲンなどドイツ経済をけん引する製造業が苦戦している状況だ。欧州経済研究センターが今月13日に発表した8月のZEW独景気予測指数は-44.1と7月の-24.5から大幅に悪化し、2011年12月以来の最低記録となった。

また、ドイツの中央銀行であるドイツ連邦銀行は、19日に公表した月報内で、独経済がリセッションに陥ることを警告した。

この状況を受け、ECBなどからドイツの財政出動を求める声が上がっている。ドイツ憲法は財政均衡を原則としており、財政出動は制約のある中で行わなくてはならない。

ただ、深刻な景気低迷に陥っているドイツ国内では、財政均衡の厳守を打ち破ろうとする意見も出てきており、ショルツ独財務相は経済危機が起きた場合は500億ユーロの追加支出ができることを18日に示唆した。

ドイツが財政出動を準備しているとの報道を好感し、昨日の欧州株式市場では株価が上昇した。

これを受けて、NYダウ指数や米長期金利も上昇。昨日のドル円は、小動きではあるものの、水準を徐々に上げていく展開となった。

本日の東京時間のドル円は、昨日同様、材料難から小動きになりやすいと考えられる。ただ、明日から行われる閣僚級の日米通商協議に関するヘッドラインには注意したい。

中でも為替条項を想起させる報道に関しては、ドル円相場を大きく動かす可能性がある。

本日の上海総合指数は概ね底堅い動きになっている模様。前日の終値を割り込んで始まったが、プラス圏へと浮上。一時マイナス圏に沈む場面もあったが、再びプラス圏に転じている。

一方、ハンセン総合指数は軟調。前日の終値を下回って始まり、一時プラス圏に浮上する場面もあったが、再びマイナス圏へ。

現在は下げ幅を縮めている。

米長期金利は軟調。現在は1.5%台で推移している。一方、NYダウ先物は堅調。マイナス圏で始まった後、下げ幅を縮めてプラス圏まで浮上している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。ボリンジャーバンドは上向きに。ドル円の一時間足は小動きとなっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル106円70銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル106円80銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル106円45銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル106円35銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年8月20日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:106.32円~106.94
  • 弱気予想:106.06円~106.76

ユーロ/円

  • 強気予想:117.82円~118.75
  • 弱気予想:117.53円~118.43

ポンド/円

  • 強気予想:128.97円~129.82
  • 弱気予想:128.70円~129.53

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年8月20日|本日のFX経済指標カレンダー

10:30 (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
15:00 (独) 7月 生産者物価指数(PPI) [前月比]
 前回…-0.4% 今回予想…0.0%
18:00 (欧) 6月 建設支出 [前月比]
 前回…-0.3%
18:00 (欧) 6月 建設支出 [前年同月比]
 前回…2.0%
21:30 (加) 6月 製造業出荷 [前月比]
 前回…1.6% 今回予想…-1.8%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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