• 更新日: 2019/08/02

2019年8月2日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年8月2日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比329円93銭安の21,211円06銭で寄り付いた後、下げ幅を拡大。軟調に推移している。

昨日、トランプ米大統領が対中関税第4弾の発動を発表したことを受け、米株式市場が大幅下落した流れが東京株式市場でも続いている。

後場はさらに下げ幅が拡大し、前日比544円83円安の20,996円16銭で寄り付き、21,000円を割り込んだ。

ドル円は、軟調な日経平均株価の動向とリスク回避の円買いにより円高となり、1ドル106円台まで下落する場面もあった。

現在はやや戻し、1ドル107円台で推移している。

昨日のドル円は、東京時間中に109円30銭台まで上伸する場面があるなど、円安地合いで始まった。

しかし、ロンドン時間に入ると、米長期金利の低下を機に様子が一転。ドル円は一気に円高へと傾いた。

さらに、その後発表された7月の米ISM製造業景況指数が事前予想を下振れたことで、ロンドン時間中に1ドル108円台前半まで円高が進んだ。

昨日発表の7月の米ISM製造業景況指数は、事前予想の52.0を下回る51.2となり、前回の51.7をも下回った。

ISM製造業景況指数は50を上回ると製造業の拡大を示すことになるため、米国の製造業はまだ拡大基調にあることが伺える内容ではあるが、今回で4か月連続の低下となっていることから、拡大が徐々に鈍化してきているといえる。

また、仕入れ価格が2か月連続で低下していることもあり、製造業の投下コストの減少が伺える結果となった。

また、同日に製造業購買担当者指数(PMI)の改定値が発表され、速報値の50.0から50.4に上方修正されたものの、拡大と縮小の境目となる50からの上振れが弱い状態となっている。

このように軟調な米経済指標の結果を受け、前述のとおりドル円は1ドル108円台前半まで大きく下落した。

さらにその後、トランプ米大統領が対中関税第4弾を9月に発動することを発表。

これにより、ほぼ全ての中国製品に関税が課せられることとなった。

先日上海で行われた閣僚級の米中貿易協議に進展がなかったことを受け、関税の引き上げを決定したものとみられる。

トランプ米大統領は、3ヶ月前に本協議が合意しかけたこと、また、ファーウェイの禁輸措置解除の見返りとして中国が米国と約束した農産品の購入を実行していないとし、批判を強めた。

これにより、世界経済の減速懸念が広がり、NYダウは280.85ドル安となる大幅な下落をした。

ドル円も1ドル107円台まで急落するなど、急速に円高が進んだ。

なお、今回このタイミングでの対中追加関税第4弾発表には、再三に渡るとトランプ米大統領からの大幅利下げ要求にもかかわらず、小幅な利下げしか行わないFRBへの圧力の意味合いもあるのではないかとの見方もある。

米中貿易協議の更なる悪化により、FRBに金融緩和策を取らせるような状況にしてしまおうということなのではないか、との分析も浮上しているようだ。

本日この後のドル円も、円高地合いが続くと考えられる。

なお、本日は米雇用統計の発表がある。もしも事前予想を下回る場合は更なる円高が予想されるため、注意が必要だ。

冒頭でも買いた通り本日の日経平均株価は軟調。下げ幅を拡大する展開になっている。

また、米国の対中関税第4弾発動を受け、上海総合指数は軟調。前日の終値を割り込んだ後、マイナス圏で推移している。

ハンセン総合指数も軟調。こちらも前日の終値を割り込み、マイナス圏での推移が続いている。

米長期金利は軟調。1.80%台で推移している。NYダウ先物も軟調。下落し、マイナス圏で推移している。テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。

ボリンジャーバンドはバンド幅が拡大。強い下降トレンドが続いていたが、ドル円の一時間足が-3σを超えたことからいったん反発し、その後は動きの乏しい状態となっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル107円20銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル107円30銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル106円85銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル106円75銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年8月2日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:106.66円~110.09円
  • 弱気予想:105.89円~108.76円

ユーロ/円

  • 強気予想:118.36円~121.39円
  • 弱気予想:117.69円~120.21円

ポンド/円

  • 強気予想:129.30円~133.53円
  • 弱気予想:128.35円~131.89円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年8月2日|本日のFX経済指標カレンダー

10:30 (豪) 4-6月期 四半期卸売物価指数(PPI) [前期比]
 前回…0.4%
10:30 (豪) 4-6月期 四半期卸売物価指数(PPI) [前年同期比]
 前回…1.9%
10:30 (豪) 6月 小売売上高 [前月比]
 前回…0.1% 今回予想…0.3%
15:30 (スイス) 7月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
 前回…0.0% 今回予想…-0.4%
16:30 (スイス) 7月 SVME購買部協会景気指数
 前回…47.7 今回予想…47.5
17:30 (英) 7月 建設業購買担当者景気指数(PMI)
 前回…43.1 今回予想…46.0
18:00 (欧) 6月 卸売物価指数(PPI) [前月比]
 前回…-0.1% 今回予想…-0.4%
18:00 (欧) 6月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比]
 前回…1.6% 今回予想…0.8%
18:00 (欧) 6月 小売売上高 [前月比]
 前回…-0.3% 今回予想…0.2%
18:00 (欧) 6月 小売売上高 [前年同月比]
 前回…1.3% 今回予想…1.3%
21:30 (加) 6月 貿易収支
 前回…7.6億カナダドル 今回予想…-3.0億カナダドル
21:30 (米) 6月 貿易収支
 前回…-555億ドル 今回予想…-545億ドル
21:30 (米) 7月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]
 前回…22.4万人 今回予想…17.0万人
21:30 (米) 7月 失業率
 前回…3.7% 今回予想…3.7%
21:30 (米) 7月 平均時給 [前月比]
 前回…0.2% 今回予想…0.2%
21:30 (米) 7月 平均時給 [前年同月比]
 前回…3.1% 今回予想…3.2%
23:00 (米) 6月 製造業新規受注 [前月比]
 前回…-0.7% 今回予想…0.7%
23:00 (米) 7月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
 前回…98.4 今回予想…98.5

 (元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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