- 更新日: 2020/05/29
2019年8月2日|本日のFXレンジ予想
ドル/円
- 強気予想:106.66円~110.09円
- 弱気予想:105.89円~108.76円
ユーロ/円
- 強気予想:118.36円~121.39円
- 弱気予想:117.69円~120.21円
ポンド/円
- 強気予想:129.30円~133.53円
- 弱気予想:128.35円~131.89円
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)
※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。
2019年8月2日|本日のFX相場予想
8月1日(木)の東京時間のドル円は、前日のFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の会見を受けた円安の流れが続き、1ドル108円70銭台で推移した。
午前9時に東京株式市場がスタートし、前日の終値を割り込んで寄り付いた日経平均株価が下げ幅を縮めると、円安が進み、仲値近辺では実需筋によるドル買いも入ったため、一時1ドル109円30銭を超える場面もあった。
その後は特段の材料がなく、ドル円は1ドル109円10銭~109円20銭台で推移した。
最終的にドル円は、1ドル109円14銭前後で推移した。
ロンドン時間のドル円は、東京時間からの流れを引き継ぎ、1ドル109円台前半で推移した。
午後に入ると欧米の長期金利が低下したため、ドル円は軟化。1ドル108円台まで下落した。
その後発表された米ISM製造業景況指数が事前予想の52.0を下回る51.2となり、前回の51.7からも低下したことが嫌気され、ドル売りがさらに加速。
ドル円は、1ドル108円16銭まで円高が進んだ。最終的にドル円は、1ドル108円15銭~108円25銭で推移した。
ニューヨーク時間では、この日発表された米ISM製造業景況指数が事前予想を下回り、前回からも低下したことから、ドル売り地合いに。ドル円は1ドル108円16銭まで下落。
その後、トランプ米大統領が対中制裁関税の第4弾を発動し、中国製品3,000億ドル相当に10%の関税をかけることをTwitterに投稿。
これにより、リスク回避の円買いが強まり、ドル円は1ドル107円26銭まで下落した。
最終的にドル円は、1ドル107円30銭~107円40銭で推移した。
ユーロは、1ユーロ1.1055~1.1065ドルで推移した。
ポンドは続落し、1ポンド1.2080ドルと約2年7か月ぶりの水準まで下げる場面もあったが、その後は買い戻され、1ドル1.2150~1.2160ドルで推移した。
昨日のドル円は、値動きの大きな一日となった。
東京時間中には円安地合いとなり、実需筋によるドル買いが入ったことで1ドル109円30銭台まで浮上する場面もあったが、ロンドン時間に入り米長期金利が低下すると、1ドル108円台前半まで下落。
さらにはトランプ米大統領が対中関税第4弾の発動を発表すると1ドル107円台前半まで下落し、1日で2円以上の値動きをすることとなった。
市場が発動を懸念していた対中関税第4弾が現実のものとなったことから、ドル円は本日も弱く、ドル買いが抑制されるものと考えられる。
なお、本日は米雇用統計の発表もあるため、様子見ムードになりやすいことに注意が必要である。
テクニカルを確認すると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。
ボリンジャーバンドは拡大し、下向きになっている。また、60日移動平均線は下向きになっている。
本日の東京時間のドル円は、ひとまず1ドル107円55銭前後が抵抗線として意識される。
そこを突破した場合は1ドル107円65銭前後が抵抗線として意識されるとみられる。
また、1ドル107円20銭前後が東京時間における短期的な支持線として意識され、そこを割り込んだ場合は1ドル107円10銭前後が次の支持線として意識されるとみられる
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。
2019年8月2日|本日のFX経済指標カレンダー
10:30 |
(豪) 4-6月期 四半期卸売物価指数(PPI) [前期比] 前回…0.4% |
---|---|
10:30 |
(豪) 4-6月期 四半期卸売物価指数(PPI) [前年同期比] 前回…1.9% |
10:30 |
(豪) 6月 小売売上高 [前月比] 前回…0.1% 今回予想…0.3% |
15:30 |
(スイス) 7月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 前回…0.0% 今回予想…-0.4% |
16:30 |
(スイス) 7月 SVME購買部協会景気指数 前回…47.7 今回予想…47.5 |
17:30 |
(英) 7月 建設業購買担当者景気指数(PMI) 前回…43.1 今回予想…46.0 |
18:00 |
(欧) 6月 卸売物価指数(PPI) [前月比] 前回…-0.1% 今回予想…-0.4% |
18:00 |
(欧) 6月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比] 前回…1.6% 今回予想…0.8% |
18:00 |
(欧) 6月 小売売上高 [前月比] 前回…-0.3% 今回予想…0.2% |
18:00 |
(欧) 6月 小売売上高 [前年同月比] 前回…1.3% 今回予想…1.3% |
21:30 |
(加) 6月 貿易収支 前回…7.6億カナダドル 今回予想…-3.0億カナダドル |
21:30 |
(米) 6月 貿易収支 前回…-555億ドル 今回予想…-545億ドル |
21:30 |
(米) 7月 非農業部門雇用者数変化 [前月比] 前回…22.4万人 今回予想…17.0万人 |
21:30 |
(米) 7月 失業率 前回…3.7% 今回予想…3.7% |
21:30 |
(米) 7月 平均時給 [前月比] 前回…0.2% 今回予想…0.2% |
21:30 |
(米) 7月 平均時給 [前年同月比] 前回…3.1% 今回予想…3.2% |
23:00 |
(米) 6月 製造業新規受注 [前月比] 前回…-0.7% 今回予想…0.7% |
23:00 |
(米) 7月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値 前回…98.4 今回予想…98.5 |
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)
※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。
当サイトが選ぶ部門別No.1のFX口座はこちら!
FXを始めてみたい方は、こちらで人気の会社を見てみましょう!