• 更新日: 2019/08/19

2019年8月19日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年8月19日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比177円66銭安の20,590円47銭で寄り付いた後も概ね堅調に推移している。

先週金曜日のNYダウが堅調に推移したことを好感した模様。

一方ドル円は上値の重い展開に。堅調な日経平均株価の動向や、先週末の米株高が下値を支えているものの、今週行われる米連銀のジャクソンホールでのシンポジウムを前に様子見ムードとなっているようだ。

なお、本日は日本の7月対米貿易黒字が発表され、5,794億円だったが、相場の反応は限定的なものに留まった。

先週金曜日のドル円は、米長期金利の動向に左右される展開となった。

ロンドン時間中に欧州株の反発やNYダウ先物の上昇、米長期金利の上昇を受けてドル円は水準を上げる場面もあったが、概ね小動きで推移した。

ニューヨーク時間に入ると米国の経済指標が発表されたが、強弱まちまちの内容となったことから、ドル円は終始小動きとなった。

先週金曜日発表の7月の米住宅着工件数は年率換算件数が事前予想の125.7万件を下回る119.1万件、前月比も事前予想の0.3%を下回る-4.0%となった。

その一方で、7月の米建設許可件数は年率換算件数が事前予想の127.0万件を上回る133.6万件、前月比も事前予想の3.1%を大きく上回る8.4%となった。

7月の米住宅着工件数は変動の大きい集合住宅が前月同様大きく落ち込んだ。

その一方で、一戸建て住宅は増加し、着工許可件数も昨年11月以来の高水準となった。

なお、7月の住宅着工件数が事前予想を上回る好調な結果となったのはすでに書いたとおりだが、1か月の伸びがここ2年の間で最大になった。

この結果を受けてドル円はもみ合いとなった。

さらにその後発表された8月のミシガン大学消費者態度指数(速報値)は、事前予想の97.2を下回る92.1となった。

この数値は7か月ぶりの低水準であり、トランプ米大統領の就任後、2番目となる低調な結果となった。

なお、低下幅は今年1月以来最大となっている。この結果からは、米中貿易摩擦の動向の不透明感やFRBによる利下げを受け、米消費者が今後の景況感に対し不安を持っていることが伺える。

景気後退への不安感が消費者に広まっていることから、今後の米国の消費は軟調なものになるのではないかとの見方も出てきている。

8月のミシガン大学消費者態度指数の冴えない結果を受け、ドル円は円高地合いとなったが、終盤に入ると米財務省が、米30年債利回りが史上最低となったことを受け、現在の30年より長い50年または100年債の発行を検討しているとの報道があったことから、ドル円は再び水準を上げた。

このように、先週金曜日のドル円はもみ合いとなったが、本日のドル円は、今週行われる米連銀のジャクソンホールでの会議を前に、様子見ムードとなりやすいと考えられる。

とはいえ、IMMの週次統計での円の買いポジションが2016年来最高となっていることから、積極的に上値を追いに行く展開にはなりにくいだろう。

また、米中貿易協議に関するニュースや香港の抗議活動の動向など、ドル円の上値抑制要因は多い。

本日これからのドル円相場についても、米中貿易協議などのヘッドラインには注意したい。

本日の上海総合指数は堅調。前週末の終値を上回って始まった後もプラス圏で推移している。

ハンセン総合指数も堅調で、前週末の終値を上回って始まり、プラス圏で推移している。

米長期金利は上昇した後、いったん水準を下げたものの、堅調に推移している。

NYダウ先物はも堅調。上昇した後は横ばいで推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。

ドル円の一時間足の値動きが乏しいことから、ボリンジャーバンドは収縮し、横ばいとなっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル106円50銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル106円60銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル106円20銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル106円10銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年8月19日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:106.11円~106.77
  • 弱気予想:105.83円~106.58

ユーロ/円

  • 強気予想:117.63円~118.53
  • 弱気予想:117.29円~118.25

ポンド/円

  • 強気予想:128.41円~130.43
  • 弱気予想:127.57円~129.84

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年8月19日|本日のFX経済指標カレンダー

07:45 (NZ) 4-6月期 四半期卸売物価指数(PPI) [前期比]
 前回…-0.5%
08:01 (英) 8月 ライトムーブ住宅価格 [前月比]
 前回…-0.2%
08:50 (日) 7月 貿易統計(通関ベース、季調前)
 前回…5896億円 今回予想…-2000億円
08:50 (日) 7月 貿易統計(通関ベース、季調済)
 前回…-144億円 今回予想…-1508億円
17:00 (欧) 6月 経常収支(季調済)
 前回…297億ユーロ
17:00 (欧) 6月 経常収支(季調前)
 前回…133億ユーロ
18:00 (欧) 7月 消費者物価指数(HICP、改定値) [前年同月比]
 前回…1.1% 今回予想…1.1%
18:00 (欧) 7月 消費者物価指数(HICPコア指数、改定値) [前年同月比]
 前回…0.9% 今回予想…0.9%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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