• 更新日: 2019/08/14

2019年8月13日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年8月13日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比252円14銭安の20,432円68銭で寄り付いた後も軟調に推移している。

9月に予定されている米中貿易協議の開催が不透明になり、米中貿易摩擦が長期化するとの見通しが強まっていることから、投資家のリスク回避姿勢が強まっている模様。

後場は前日比256円06銭安の20,428円76銭で寄り付いた。

一方ドル円は、昨日の東京時間中は東京市場が休場ということもあって円高が進んだが、やや水準を上げてもみ合いが続いている。

なお、本日、中国人民銀行が発表した人民元の基準レートは1ドル7.0326元と、市場予想の7.0421元より元高だった。そのため、市場の反応は限られた。

昨日のドル円は、東京市場が休場ということもあって、円高が進行しやすい地合いとなった。

また、すでに書いたとおり、先週金曜日にトランプ米大統領が9月に予定されている閣僚級米中貿易協議の開催について「合意を結ぶ準備ができていない」と話し、「9月に協議が行われるかどうかいずれわかる。

行われればそれで良いし、行われなくてもそれで良い」と協議の中止を示唆する発言をしたことから、米中貿易摩擦がさらに長期化するのではないかとの見方が市場で広まった。

中国は、2020年の米大統領選までこの問題を長期化させるのではないかとの見方がされており、9月の対中関税第4弾の発動が現状確実視されている。

米中貿易摩擦激化の影響がこれまで以上に米国に与える影響が懸念されており、一部報道によれば、米ゴールドマン・サックスは今年4Qの米国のGDP伸び率予想を引き下げたとのことだ。

米国の経済成長が鈍化することにより、リセッションを引き起こすのではないかとの見方が浮上しているのだ。

さらに、昨日はアルゼンチンペソの急落も円買いを後押しした。アルゼンチン大統領選の予備選挙が行われ、現職のマクリ大統領が野党候補のフェルナンデス元首相に大差で敗北したことを受け、アルゼンチンペソが急落。

一時1ドル53ペソと過去最安値をつける場面もあった。

アルゼンチンの現在の経済政策は、現大統領のマクリ氏が市場寄りで進めてきたことが市場から評価されていたが、フェルナンデス元首相が新大統領になった場合、現在のマクリ氏の経済政策が引き継がれるか不透明であることが懸念された。

このことも、ドル円の下押し材料になったものと考えられる。

このように米中貿易摩擦の長期化やアルゼンチンの政局不安が昨日はドル円の下落を後押ししたが、米中貿易摩擦の長期化については今後も市場の懸念材料としてドル円の下押し材料になると考えられる。

特に、米国の経済指標にその影響が今後も顕れるようであれば、円高トレンドは長期化するだろう。

さらに、米国の利下げを受けて、ニュージーランドの他、インド、タイ、フィリピン、南アフリカといった新興国が軒並み利下げに踏み切ったこともドル円の下押し材料となっている。

これらの国々が利下げしたことから、トランプ米大統領によるFRBへの利下げ圧力はさらに強まるものと予想される。

なお、本日は米国の7月消費者物価指数が発表される。前回はコア指数が伸び悩んだことがドル売り材料となった。

今回も伸びが鈍化していれば、ドル売りが強まると考えられるため、注意が必要だ。

本日の上海総合指数はマイナス圏で始まった後も軟調に推移している。ハンセン総合指数も軟調。マイナス圏で推移している。

米長期金利は、昨日は下落が続いたが、現在はやや戻している。

また、NYダウ先物も昨日は下落が続いたものの、現在は小戻しし、プラス圏で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。ボリンジャーバンドは概ね-1σと-2σの間を推移するバンドウォークが続いていたが、現在はもみ合いとなっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル105円55銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル105円65銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル105円25銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル105円15銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年8月13日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:105.09円~105.87円
  • 弱気予想:104.81円~105.62円

ユーロ/円

  • 強気予想:117.71円~118.81円
  • 弱気予想:117.21円~118.51円

ポンド/円

  • 強気予想:126.79円~128.01円
  • 弱気予想:126.31円~127.64円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年8月13日|本日のFX経済指標カレンダー

08:50 (日) 7月 国内企業物価指数 [前月比]
 前回…-0.5% 今回予想…0.1%
08:50 (日) 7月 国内企業物価指数 [前年同月比]
 前回…-0.1% 今回予想…-0.5%
10:30 (豪) 7月 NAB企業景況感指数
 前回…3
13:30 (日) 6月 第三次産業活動指数 [前月比] 
 前回…-0.2% 今回予想…-0.1%
15:00 (独) 7月 消費者物価指数(CPI、改定値) [前月比] 
 前回…0.5% 今回予想…0.5%
15:00 (独) 7月 消費者物価指数(CPI、改定値) [前年同月比]
 前回…1.7% 今回予想…1.7%
15:00 (独) 7月 卸売物価指数(WPI) [前月比]
 前回…-0.5%
17:30 (英) 7月 失業保険申請件数
 前回…3.80万件
17:30 (英) 7月 失業率
 前回…3.2%
17:30 (英) 6月 失業率(ILO方式) 
 前回…3.8% 今回予想…3.8%
18:00 (独) 8月 ZEW景況感調査(期待指数) 
 前回…-24.5 今回予想…-28.0
18:00 (欧) 8月 ZEW景況感調査 
 前回…-20.3
21:30 (米) 7月 消費者物価指数(CPI) [前月比]  
 前回…0.1% 今回予想…0.3%
21:30 (米) 7月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] 
 前回…1.6% 今回予想…1.7%
21:30 (米) 7月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]
 前回…0.3% 今回予想…0.2%
21:30 (米) 7月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比] 
 前回…2.1% 今回予想…2.1%

2019年8月14日|本日のFX経済指標カレンダー

08:50 (日) 6月 機械受注 [前月比] 
 前回…-7.8% 今回予想…-1.0%
08:50 (日) 6月 機械受注 [前年同月比]
 前回…-3.7% 今回予想…-1.1%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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