2019年7月4日|前日のNYダウの上昇を受けて日経平均株価は堅調。一方、ドル円は小動きに。

  • 更新日: 2019/07/04

2019年7月4日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年7月4日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比102円77銭高の21,740円93銭で寄り付いた後、徐々に上げ幅を縮めたが、内需株を中心に幅広い銘柄で買いが入るなど、堅調。昨日の米国市場でNYダウを始めとした主要指標が過去最高値を更新したことが好感された模様。

後場は前日比56円36銭高の21,694円52銭で寄り付いている。

一方、ドル円は上値の重い展開に。実需筋によるドル売りの影響もあり、上値は重く小動きとなっている。ただ、日経平均の上昇もあって、下値は堅い。

昨日のドル円は、カーニーBOE総裁による金融緩和示唆や米中貿易協議の長期化、次期ECB総裁や新たな2名のFRB理事のハト派スタンスが材料視され、円買い地合いに。

東京時間中にドル円は1ドル107円台半ばまで値を下げたが、ドル売りが一巡すると徐々にドルが買い戻され、ドル円は緩やかに上昇した。

昨日は米国の経済指標が発表された。明日発表の米雇用統計の前哨戦として注目される米ADP雇用統計は、事前予想の14.0万人を下回る10.2万人となった。

前回発表の同雇用統計については2.7万人から4.1万人へと上方修正されたものの、修正後も2010年以来の低い伸びとなっており、雇用の鈍化が確認される内容となった。

米国の雇用の伸びはこの数か月間で急激に鈍化しており、今回のADP雇用統計で小規模企業の雇用者数は2.3万人減となった。中でも、建設業、店舗型の小売業において鈍化傾向が顕著になっている。

その一方でサービス業は伸びており、特に教育・医療サービスは5.5万人増となるなど顕著である。

また、この日は前週分の新規失業保険申請件数も発表され、事前予想を下回る22.1万件となり、2週間ぶりに減少した。

さらに、6月の米ISM非製造業景況指数(総合)もこの日発表され、市場予想を大幅に下回る55.1となり、約2年ぶりの低水準となった。

6月の米ISM非製造業景況指数(総合)では、指数を構成する4項目のうち3項目が低下している。

雇用は1年4か月ぶりに大幅に低下し、新規受注も2017年12月以来となる低水準に落ち込んだ。

今回の米ISM非製造業景況指数の軟調な内容の原因として、米中貿易摩擦の激化と長期化が考えられる。

軟調な結果となったものの、すべての内容が弱いわけではなく、例えば仕入れ価格指数は今年1月以来の高水準となる58.9になり、弱かった米国のインフレ圧力に改善の兆しがみらえる結果となった。

また、受注残は56.0と3か月ぶりの高水準となるなど、ポジティブな材料もある。

このように、昨日の米国の経済指標は結果が強弱まちまちの結果となったため、ドル円の反応は限定的なものに留まった。

また、本日の米国市場が独立記念日で休場になるため、途中からはポジション調整的な動きもみられたようだ。

なお、昨日はトランプ米大統領がEUと中国について「大きな為替ゲームを行っている」との批判をTwitterに投稿し、米国も為替介入をすべきだとの考えを示した。

これにより、米財務省が2011年以来行ってこなかった為替介入を行うのではないかとの見方が浮上してきている。

トランプ政権は、参院選を前にした日本に対し、為替条項についての話をせずに配慮してきているが、参院選後、この問題に注目が集まると考えられる。

今回のトランプ米大統領の発言により、日本に対する為替条項の導入の可能性が意識され、ドル円の上値を抑える可能性がある。

冒頭でも書いたとおり、本日のドル円は小動き。本日は米国市場が休場になることに加え、金曜日の夜に発表の米雇用統計の結果を前に、この後も小動きになると考えられる。

本日は上海総合指数が昨日の終値を上回って始まった後、いったんマイナス圏に沈む場面もあったが、その後は再び上げ幅を拡大し、堅調に推移している。

ハンセン総合指数も好調。前日の終値を上回って始まった後、上昇している。

また、NYダウ先物は若干下落。本日は米国市場が休場ということもあり、動きに乏しい展開となっている。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。ドル円が方向感なく小動きなため、ボリンジャーバンドは横ばい。バンド幅もやや収縮している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル107円80前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル107円90銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円65銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル107円55銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年7月4日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:107.58円~108.09円
  • 弱気予想:107.39円~107.93円

ユーロ/円

  • 強気予想:121.38円~122.07円
  • 弱気予想:121.11円~121.86円

ポンド/円

  • 強気予想:135.24円~136.21円
  • 弱気予想:134.87円~135.91円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年7月4日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (米) 休場
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
 前回…4454億円
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
 前回…-3134億円
10:30 (豪) 5月 小売売上高 [前月比]
 前回…-0.1% 今回予想…0.2%
15:30 (スイス) 6月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
 前回…0.3% 今回予想…-0.1%
18:00 (欧) 5月 小売売上高 [前月比]
 前回…-0.4% 今回予想…0.4%
18:00 (欧) 5月 小売売上高 [前年同月比]
 前回…1.5% 今回予想…1.6%

2019年7月5日|本日のFX経済指標カレンダー

08:30 (日) 5月 全世帯家計調査・消費支出 [前年同月比]
 前回…1.3% 今回予想…1.4%

 (元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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