2019年7月4日|今日のFX相場予想と相場を占うFX情報
- 更新日: 2019/07/04
2019年7月4日|本日のFXレンジ予想
ドル/円
- 強気予想:107.58円~108.09円
- 弱気予想:107.39円~107.93円
ユーロ/円
- 強気予想:121.38円~122.07円
- 弱気予想:121.11円~121.86円
ポンド/円
- 強気予想:135.24円~136.21円
- 弱気予想:134.87円~135.91円
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)
※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。
2019年7月4日|本日のFX相場予想
7月3日(水)の東京時間の序盤のドル円は、前日のニューヨーク時間にカーニーBOE総裁が金融緩和を示唆したことや、ナバロ米大統領補佐官が米CNBCとのインタビューで、米中貿易協議に関し「協議は複雑で時間を要する。
我々は適切な合意を求めている」と述べ、ファーウェイの禁輸措置緩和に関しても、禁輸措置リストに残す考えを示したこと、また、トランプ米大統領が次期FRB理事にハト派候補を指名する考えを示したことなどが材料視され、ドル円は円高地合いに。
米長期金利が低下したことや、軟調な日経平均株価の動向を受けて、一時1ドル107円台半ばまで下落した。しかし、ドル売りが一巡すると、その後はドルが買い戻された。
最終的にドル円は、1ドル107円75銭前後で推移した。
ロンドン時間のドル円は翌日が米国の独立記念日ということもあって、小動きとなった。午後に入り発表された6月の米ADP雇用統計は、事前予想の14.0万人を下回る10.2万人となったものの前回より改善し、前回分も2.7万人から4.1万人に修正された。
また、前週分新規失業保険申請件数は事前予想の22.3万件を下回る22.1万件となり、前回の22.9万件から改善した。一方、米ISM非製造業景況指数(総合)は事前予想を下回る55.1となった。
このように、米経済指標が強弱まちまちの結果となったため、ドル円は方向感のない状態に。終盤にかけて商いの薄い状態となった。
最終的にドル円は、1ドル107円75銭~107円85銭で推移した。
ニューヨーク時間では、6月の米ADP雇用統計が発表され、事前予想を下回ったものの前回からは上昇した。
また、前週分新規失業保険申請件数は前回から改善した。
一方、6月の米ISM非製造業景況指数(総合)は事前予想の55.9を下回る55.1となり、前回からも低下した。
このように、この日発表の米国の経済指標は強弱入り混じる内容となったため、ドル円相場への影響は限定的なものに留まった。
終盤、翌日の独立記念日の休場を前にドル円はポジション調整の売買が中心となった。
最終的にドル円は、1ドル107円79銭~89銭で推移した。
ユーロは、1ユーロ1.1275~1.1285ドルで推移した。
ポンドは、1ポンド1.2555ドル~1.2565ドルで推移した。
昨日のドル円は、東京時間中はナバロ米大統領補佐官のTVインタビューでの発言やカーニーBOE総裁の発言、次期FRB理事のスタンスなどが材料視されたことに加え、日経平均株価が軟調だったこともあって大幅に値を下げたが、その後はドルが買い戻され、ロンドン時間、ニューヨーク時間中は一転して緩やかな上昇トレンドとなった。
本日の東京時間のドル円は、明日の米雇用統計の発表を前に様子見ムードになりやすいと考えられる。
ただ、米中貿易摩擦、次期FRB理事のスタンスなどに加え、昨日はトランプ大統領が「中国とEUは大がかりな為替操作ゲームをしている」などとTwitterに投稿し通貨安を批判したことから、円についても為替条項が意識され、ドル円は積極的に上値を追う展開にはなりにくいと考えられる。
テクニカルを確認すると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。
ボリンジャーバンドは横ばい。60日移動平均線は下向きになっている。
本日の東京時間のドル円は、ひとまず1ドル107円90銭前後が抵抗線として意識される。
そこを突破した場合は1ドル108円00銭前後が抵抗線として意識されるとみられる
また、1ドル107円65銭前後が東京時間における短期的な支持線として意識され、そこを割り込んだ場合は1ドル107円55銭前後が次の支持線として意識されるとみられる
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。
2019年7月4日|本日のFX経済指標カレンダー
未定 | (米) 休場 |
---|---|
08:50 |
(日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前回…4454億円 |
08:50 |
(日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前回…-3134億円 |
10:30 |
(豪) 5月 小売売上高 [前月比] 前回…-0.1% 今回予想…0.2% |
15:30 |
(スイス) 6月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 前回…0.3% 今回予想…-0.1% |
18:00 |
(欧) 5月 小売売上高 [前月比] 前回…-0.4% 今回予想…0.4% |
18:00 |
(欧) 5月 小売売上高 [前年同月比] 前回…1.5% 今回予想…1.6% |
2019年7月5日|本日のFX経済指標カレンダー
08:30 |
(日) 5月 全世帯家計調査・消費支出 [前年同月比] 前回…1.3% 今回予想…1.4% |
---|
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)
FXで分からないことは、こちらで検索してみましょう!
※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。