2019年7月23日|日経平均株価は堅調。ドル円は108円台で推移しているが、上値が重い。

  • 更新日: 2019/07/23

2019年7月23日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年7月23日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比8円65銭高の21,425円44銭で寄り付いた後、上げ幅を拡大した後も高水準で推移している。

前日の米株式市場でハイテク株を中心に株価が上昇したことで、東京株式市場でも半導体関連や電子部品株を中心に買いが増えている模様。

ドル円は、日経平均株価の上昇が意識されて水準を上げ、1ドル108円08銭近辺まで値を上げた。

その後は1ド108円近辺まで押し戻されるなど、もみ合いとなっている。

昨日のドル円は、東京時間中に実需筋のドル買いが入って以降、ロンドン時間、ニューヨーク時間と値動きに乏しい展開が続いた。

主要な経済指標の発表がなかったことが原因である。

下値は堅いが上値の重い状態が続き、1ドル108円を試す動きがあったものの、いずれも長続きせず、押し戻された。

このように、昨日のドル円相場は大きな動きはなかったものの、トランプ米大統領が「インフレがほぼ存在にしないのに、米国は他国より高金利の支払いを不要に強いられている。

量的引き締めが続くと、米国の競争はさらに困難なものになる」「(景気が後退してからの大幅利下げは)コストがより大きい」「今利下げをすれば、コストが低く生産的」などとTwitterに投稿し、「FRBは政策運営に失敗した。

二度と失敗するな」とFRB批判を展開したことで、ドル円は一時1ドル107円70銭台まで下落する場面もあったが、今月末に開催されるFOMCを前に様子見ムードも強く、下値は限られた。

また、今回のFOMCでの大幅利下げの見通しが後退したことも、ドル円の下支え要因となっている。CMEのFEDウォッチによれば、今回のFOMCで0.50%の大幅利下げをするとの見通しは、約1週間前の29.2%から現在は23.0%まで下がっている。

昨日も書いたとおり、今週はFRB当局者が発言を自粛するブラックアウト期間に入ったため、FRB当局者による利上げに関する発言が手掛かりになるとは考えにくい。

トランプ米大統領などの要人発言や、イランをはじめとした国際情勢等のヘッドラインが為替相場に与える影響が大きくなるものと考えられるため、引き続き関連ニュースには注意が必要だ。

また、明日からは日米通商協議の実務者協議が米ワシントンで開催される。こちらに関する報道にも注意したい。

なお、欧州では25日からECBの定例理事会が開催される。

EU経済の要となるドイツ経済に関し、昨日、ドイツの中央銀行であるドイツ連銀が月報の中で、2019年4月-6月期のドイツ経済がマイナス成長になると警告したことを受け、ECBが追加緩和をするのではないかとの見方が強まっている。

これにより昨日はユーロが売られる場面があった。ユーロなど他の通貨の急騰や急落の影響がドル円にも波及することがあるため、注意が必要である。

冒頭でも書いたとおり、本日の東京時間のドル円は、日経平均株価の上昇が好感されてドル買い地合いとなり、1ドル108円台まで浮上した。

しかし、その後は材料難から上値の重い展開となり、再び押し戻されている。

本日の上海総合指数は先週末の終値を若干下回る水準で始まった後、上昇しプラス圏へ。

その後は押し戻されてもみ合いとなっているが、プラス圏を維持している。

ハンセン総合指数は堅調。いったん昨日の終値を割り込む場面もあったが、再びプラス圏に転じ堅調に推移している。

米長期金利は上昇。昨日のニューヨーク時間に2.03%を割り込む水準まで低下する場面もあったが、一時2.06%台まで上昇するなど堅調に推移している。

NYダウも堅調。昨日のニューヨーク時間から上昇に転じ、現在も高水準で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。

ボリンジャーバンドは収縮からやや拡大し、ドル円の一時間足のヒゲが+3σを抜けた状態になっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル108円05銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル108円15銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円80銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル107円70銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年7月23日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:107.72円~108.25円
  • 弱気予想:107.53円~108.08円

ユーロ/円

  • 強気予想:120.76円~121.31円
  • 弱気予想:120.63円~121.10円

ポンド/円

  • 強気予想:134.30円~135.38円
  • 弱気予想:134.02円~134.98円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年7月23日|本日のFX経済指標カレンダー

22:00 (米) 5月 住宅価格指数 [前月比]
 前回…0.4% 今回予想…0.3%
23:00 (米) 7月 リッチモンド連銀製造業指数
 前回…3 今回予想…5
23:00 (欧) 7月 消費者信頼感(速報値)
 前回…-7.2 今回予想…-7.2
23:00 (米) 6月 中古住宅販売件数 [年率換算件数]
 前回…534万件 今回予想…534万件
23:00 (米) 6月 中古住宅販売件数 [前月比]
 前回…2.5% 今回予想…-0.1%

2019年7月24日|本日のFX経済指標カレンダー

07:45 (NZ) 6月 貿易収支
 前回…2.64億NZドル 今回予想…1.00億NZドル

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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