2019年6月6日|日経平均株価は堅調。ドル円は明日の米雇用統計の発表を控え、小動き。

  • 更新日: 2019/06/06

2019年6月6日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年6月6日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は日経平均株価が前日比30円26銭安でスタートした後、上昇しプラス圏へ。その後も堅調に推移している。

昨日の米株高と本日の日経平均株価の堅調を受け、ドル売りは抑制されているものの、利下げや明日の米雇用統計を前にドル円は上値が重い。小動きで推移している。

昨日のドル円は、東京時間では前日のパウエルFRB議長の講演での発言を受けて米国の利下げが意識され、上値の重い展開に。欧州勢が参入するとドル買いが一巡し、円安地合いとなった。

ただ、ここでも米国の利下げが意識され、1ドル108円38銭まで上昇したものの、そこからは上値を追う展開にはならなかった。

その後、ニューヨーク時間に入ると米国の5月のADP雇用統計が発表され、事前予想を大幅に下回る低い伸びになったことで、ドル売りが再燃。

ドル円は一時1ドル107円81銭まで円高が進んだ。

しかし、この日のNYダウが堅調だったことに加え、ISM非製造業総合指数が2月以来の高水準となったことから再びドルが買い戻され、リスク回避の円買いは限定的なものに留まった。

昨日発表された5月の米ADP雇用統計は、予想外の低い伸びとなる前月比+2.7万人となった。

なお、事前予想は同+18.0万人で、前回は同+27.1万人だった。

米ADP雇用統計は今週金曜日に発表される米労務証の雇用統計の先行指標と考えられている。

今回の結果は2010年3月以来となる弱い結果となり、特に従業員1人~49人の小規模企業の雇用者数が前月比-5.2万人と減少しているのが目立つ。

従業員50人~499人の中規模企業の雇用者数も増加幅が2010年3月以降最低となる前月比+1.1万人となった。

また、減少が目立つのは建設で、過去9年間で最大の落ち込みとなる前月比-3.6万人となっている。

ただ、今回の米ADP雇用統計の結果に関しては一過性のものとする見方もある。

同日に発表された5月の米ISM非製造業景況指数は事前予想の55.5を上回る56.9となり、前回の55.5から上昇。

雇用における非製造業の割合が大きいことから、ADP雇用統計よりもこちらの方が雇用の状態を表しているとみなす向きもあり、昨日はISM非製造業景況指数の結果の方が材料視された模様だ。

堅調なISM非製造業景況指数の結果を受け米国の景気後退への懸念が緩和され、市場では再びリスクオン姿勢が強まった。

そのため、昨日の米株式市場は好調。

さらに、米国によるメキシコからのすべての輸入品への制裁関税に関し、ナバロ米大統領補佐官はCNNのインタビューで、「メキシコが不法移民問題に注目し始めたことから、同国に対する関税は発動されないと確信している」と語ったことも好感され、この日行われるペンス副大統領、ライトハイザー通商代表部代表、ポンペオ国務長官とメキシコの交渉団との交渉に対し合意期待が高まった。

これによりドル円は浮上。1ドル108円50銭近辺まで円安が進む場面もあった。

なお、今朝発表されたニュースによれば、米国とメキシコとの交渉は今回合意できず、現状関税措置の回避に至っていない。

ただ、6日に交渉が再開される見通しとの報道があり、さらにはポンペオ国務長官の発言も材料となって、米国とメキシコとの関税措置回避への期待はまだ失望には変わっていないようだ。

このように、米国とメキシコとの交渉が材料視される一方、米国の利下げや今週金曜日の米雇用統計の発表を前にドル円は上値の重い展開に。

冒頭でも書いたとおり、本日のドル円は小動きとなっている。

本日の東京時間はこの後もドル円の上値が重い展開が続くと考えられる。

なお、本日の上海総合指数は前日の終値を上回るスタートとなった後、マイナス圏へ。下げ幅を拡大し軟調に推移している。

また、ハンセン総合指数も同様で、昨日の終値を上回ってスタートした後、マイナス圏へ。

下げ幅を縮めた後プラス圏へと転換した。なお、米長期金利はやや低下し2.12%を割り込んでいる。NYダウ先物は上昇している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の中にある。ボリンジャーバンドは上向きに。

方向感の出ない状態になっていることから、バンド幅は狭まっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル108円45銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル108円55銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル108円15銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル108円05銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年6月6日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:107.90円~108.87円弱気予想:107.53円~108.57円

ユーロ/円

    強気予想:121.08円~122.21円弱気予想:120.97円~122.08円

ポンド/円

    強気予想:137.14円~138.05円弱気予想:136.89円~137.72円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年6月6日|本日のFX経済指標カレンダー

10:30 (豪) 4月 貿易収支
 前回…49.49億豪ドル 今回予想…50.00億豪ドル
15:00 (独) 4月 製造業新規受注 [前月比]
 前回…0.6% 今回予想…0.0%
15:00 (独) 4月 製造業新規受注 [前年同月比]
 前回…-6.0% 今回予想…-5.9%
17:25 (日) 黒田東彦日銀総裁、発言
18:00 (欧) 1-3月期 四半期域内総生産(GDP、確定値) [前期比]
 前回…0.4% 今回予想…0.4%
18:00 (欧) 1-3月期 四半期域内総生産(GDP、確定値) [前年同期比]
 前回…1.2% 今回予想…1.2%
18:00 (南ア) 1-3月期 四半期経常収支
 前回…-1100億ランド 今回予想…-1570億ランド
18:00 (英) カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
20:30 (米) 5月 チャレンジャー人員削減数 [前年比]
 前回…10.9%
20:45 (欧) 欧州中央銀行(ECB)政策金利
 前回…0.00% 今回予想…0.00%
21:30 (欧) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
21:30 (加) 4月 貿易収支
 前回…-32.1億カナダドル 今回予想…-28.0億カナダドル
21:30 (米) 1-3月期 四半期非農業部門労働生産性・改定値 [前期比]
 前回…3.6% 今回予想…3.5%
21:30 (米) 4月 貿易収支
 前回…-500億ドル 今回予想…-506億ドル
21:30 (米) 前週分 新規失業保険申請件数
 前回…21.5万件 今回予想…21.5万件
21:30 (米) 前週分 失業保険継続受給者数
 前回…165.7万人 今回予想…166.2万人
23:00 (加) 5月 Ivey購買部協会指数
 前回…55.9

2019年6月7日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (中) 休場
08:30 (日) 4月 全世帯家計調査・消費支出 [前年同月比]
 前回…2.1% 今回予想…2.7%
08:30 (日) 4月 毎月勤労統計調査-現金給与総額 [前年同月比]
 前回…-1.3%) 今回予想…-0.7%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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