2019年6月27日|日経平均株価は上昇。リスク回避ムードの後退からドル円は1ドル108銭台に突入した。

  • 更新日: 2019/06/27

2019年6月27日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年6月27日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比126円13銭高の21,156円88銭で寄り付き、堅調に推移している。

前日のNYダウが堅調に推移したことを好感し、また、フィラデルフィア半導体指数.soxが上昇したことから半導体関連が堅調に推移している。

後場の日経平均株価は202円38銭高の21,288円97銭で始まり、引き続き堅調に推移している。

ドル円はリスク回避ムードの後退から、堅調。序盤は29日に開催される米中首脳会談を前に様子見ムードが強く、上昇は限定的なものに留まり、仲値近辺で実需筋による売りが入ったことや、米長期金利が小幅に低下したこともドル円の上値抑制要因となった。

しかし、対中制裁関税の第4弾が先送りされ、米中が貿易戦争を一時的に休戦することで合意すると香港紙が報じたことで、一気に円安に。

ドル円は1ドル108円台に再浮上した後、いったん押し戻されたが、再び1ドル108円台に乗せた後は上昇している。

昨日のドル円は、ドルの買い戻しが進む一日となった。東京時間では実需筋によるドル買いが入りドル円は水準を上げた。

その後はもみ合いが続いたが、ロンドン時間の序盤、ムニューシン米財務長官が訪問先のバーレーンで米CNBCニュースのインタビューに応じ、米中貿易協議が90%完了しているとの報道があったことが材料視され、ドル円は1ドル107円70銭台まで値を上げた。

ただ、ニューヨーク時間に入ってその後このニュースに訂正が入り、実際には「米中貿易協議は合意まで90%程度近づいていた。完了させるための道はあると思う」との内容であったことが報じられた。

さらにトランプ米大統領が、FOXビジネスネットワークのインタビューに対し、G20開催期間中となる29日に行われる予定の米中首脳会談で、中国との合意に至ることは可能であるとの見方を示す一方で、「現状にも満足している」「合意に達しなければ、大幅な追加関税を課す」とも話し、中国への圧力をかけた。

トランプ米大統領は、合意に達しない場合はプランBを実施するとインタビューで語った。

その内容は、「月間ベースで巨額のお金を徴収し、中国とのビジネスを次第に減らすもの」で、合意に達しなければ、25%ではなく10%の関税を課す可能性があると述べている。

このように中国との合意の可能性を示唆しつつ圧力を強めたトランプ米大統領の発言と、ムニューシン米財務長官のインタビューでの発言内容が訂正されたことが重しとなり、ニューヨーク時間ではドル円は上値の重い展開となった。

その後、米債券相場が軟調に推移したことから、米長期金利が上昇。

米中首脳会談への期待感から市場のリスク回避姿勢が後退したため、金先物も軟調に推移した。

また、前回のFOMCで利下げを支持する参加者と現状維持を支持する参加者が同数となっているため、次回のFOMCで利下げが見送られる可能性が残存していることも、ドル円の上昇を後押ししている模様。

先述のとおり、米中首脳会談で対中関税第4弾が先送りされるとの報道があったことにより、ドル円は急激に値を上げている。

とはいえ、米中首脳会談の動向への警戒感は完全に払しょくされておらず、この後も関連のヘッドラインに注意が必要である。

また、米国とイランに関するヘッドラインにも注意したい。

本日は上海総合指数がプラス圏で始まった後、そのまま上昇。上げ幅を拡大し堅調に推移している。

ハンセン総合指数もプラス圏で始まり、上げ幅を拡大している。

米長期金利は上昇。対中関税第4弾が先送りされるとの報道を受けてさらに上昇し、現在は2.06%台で推移している。NYダウ先物も上昇している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。

ボリンジャーバンドは上向きに。急上昇により、ドル円の一時間足は+3σを近辺で推移している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル108円15前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル108円25銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円95銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル107円85銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年6月27日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:107.33円~108.28円
  • 弱気予想:106.90円~108.17円

ユーロ/円

  • 強気予想:122.04円~123.15円
  • 弱気予想:121.53円~122.85円

ポンド/円

  • 強気予想:136.23円~137.46円
  • 弱気予想:135.68円~137.12円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年6月27日|本日のFX経済指標カレンダー

10:00 (NZ) 6月 NBNZ企業信頼感
 前回…-32.0
18:00 (欧) 6月 経済信頼感
 前回…105.1 今回予想…104.7
18:00 (欧) 6月 消費者信頼感(確定値)
 前回…-7.2 今回予想…-7.2
18:30 (南ア) 5月 卸売物価指数(PPI) [前月比]
 前回…1.3% 今回予想…0.5%
18:30 (南ア) 5月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比]
 前回…6.5% 今回予想…6.3%
21:00 (独) 6月 消費者物価指数(CPI、速報値) [前月比]
 前回…0.2% 今回予想…0.2%
21:00 (独) 6月 消費者物価指数(CPI、速報値) [前年同月比]
 前回…1.4% 今回予想…1.4%
21:30 (米) 1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、確定値) [前期比年率]
 前回…3.1% 今回予想…3.2%
21:30 (米) 1-3月期 四半期GDP個人消費・確定値 [前期比]
 前回…1.3% 今回予想…1.3%
21:30 (米) 1-3月期 四半期コアPCE・確定値 [前期比]
 前回…1.0% 今回予想…1.0%
21:30 (米) 前週分 新規失業保険申請件数
 前回…21.6万件 今回予想…21.9万件
21:30 (米) 前週分 失業保険継続受給者数
 前回…166.2万人
23:00 (米) 5月 住宅販売保留指数 [前月比]
 前回…-1.5% 今回予想…1.0%
23:00 (米) 5月 住宅販売保留指数 [前年同月比]
 前回…0.4%

2019年6月28日|本日のFX経済指標カレンダー

08:01 (英) 6月 GFK消費者信頼感調査
 前回…-10 今回予想…-11
08:30 (日) 5月 失業率
 前回…2.4% 今回予想…2.4%
08:30 (日) 5月 有効求人倍率
 前回…1.63 今回予想…1.63
08:30 (日) 6月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) [前年同月比]
 前回…1.1% 今回予想…1.0%
08:50 (日) 5月 鉱工業生産・速報値 [前月比]
 前回…0.6% 今回予想…0.7%
08:50 (日) 5月 鉱工業生産・速報値 [前年同月比]
 前回…-1.1% 今回予想…-3.0%

 (元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

FXで分からないことは、こちらで検索してみましょう!

 

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お好みの条件で自分に合ったFX会社を検索

FXのことで悩んだら、専門家に相談!

FXに関するご相談を無料で受け付けております。
お問い合わせが多い場合は、返信が遅れることやお問い合わせ内容によっては返信が出来ない場合がございます。
※お問い合わせ頂いた内容はナビナビFX編集部に送信されます。

(必須)
(必須)

利用規約プライバシーポリシーにご同意いただき、ご利用下さい。