2019年6月26日|日経平均株価は軟調。一方、ドル円は米国の大幅利下げ観測が後退し、円安地合いに。

  • 更新日: 2019/06/26

2019年6月26日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年6月26日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比126円13銭安の21,067円68銭でスタートし、その後も軟調に推移している。

前日のNYダウが下落したことが嫌気され、幅広い銘柄に対し売り注文が入った。

後場の日経平均株価が91円11銭安の21,102円70銭で始まり、軟調に推移している。

一方、ドル円は堅調。週末に米中首脳会談が控えていることから積極的に上値を追う展開にはなりにくいが、米長期金利が2%台を回復したことやNYダウ先物がプラス圏に転じたことが好感され、ドル円は水準を上げている。

また、企業の四半期決算日が近いこともあって、実需筋によるドル買いが入り、ドル円の上昇を後押しした模様。

昨日のドル円は、実需筋によるドル売りの影響で、東京時間中にドル円は1ドル107円近辺まで水準を下げた。

その後、米長期金利の低下や日経平均株価をはじめとした株価指数が軒並み軟調に推移したことが嫌気され、ドル円は1ドル107円を割り込んだ。

その後ドル円は107円00銭のNYカットオプションやドル買いオーダーをこなし、1ドル106円77銭近辺まで円高が進んだ。

ロンドン時間でも1ドル107円近辺と106円90銭台とを行き来する展開が続いたドル円は、午後に発表された米国の5月新築住宅販売件数や6月消費者信頼感指数の結果が事前予想を下振れたことで、再びドル売り地合いに。

1ドル106円83銭近辺まで円高が進んだ。

展開が変わったのは、米セントルイス連銀のブラード総裁の発言が報じられてから。

この日ブルームバーグTVとのインタビューに応じたブラード米セントルイス連銀総裁は、「現状を踏まえ、50bpの利下げは行き過ぎだと感じている」と述べたため、ドルの買い戻しが急速に進んだ。

今回のインタビューでブラード総裁は、50bpの利下げが必要な状況にあるとは考えていないと語ったが、25bpの利下げには前向きな考えを示し、さらに、年末までに合計50bpの利下げを予想した。

市場では7月のFOMCで50bpの利下げを行うとの見方も出てきており、CMEのFEDウォッチによれば、昨日のブラード総裁の発言があるまでは、7月のFOMC での50bpの利下げ確率は42.6%だった。

今回、ハト派の理事であるブラード総裁が、7月の利下げについて「50bpの利下げは行き過ぎ」との見解を示したことで、市場では7月の50bpの利下げ確率が急激に低下。

CMEのFEDウォッチでは現在は25%まで低下している。

これによりドル円は水準を上げ、1ドル107円40銭台まで急騰。

また、パウエルFRB議長がニューヨークでの講演で、金融緩和の必然性が強まっていることを認めた一方で、「個別データや短期的なセンチメントの変動に過剰反応しないよう注意している」と述べ、市場で強まっている早期利下げ観測をけん制し、7月のFOMCでの利下げを行わない可能性を示唆したことも、ドル円の上昇を後押しした。

その一方で、企業心理が悪化したため、投資が減速している証拠があるとも述べ、金融緩和の可能性も残したため、ドルの買い戻しは限定的なものに。

その後、1ドル107円台05銭台~107円20銭台前半でのもみ合いとなった。

今回のブラート米セントルイス連銀総裁の発言やパウエルFRB議長の発言により、市場が確実視していた7月のFOMCでの利下げの確度はやや後退した。

ただ、近々利下げを行う可能性はまだ残存しており、ドル円は積極的に上値を追う展開にはなりにくい。

また、今週末の米中首脳会談も控えているため、その動向を見極めたいとする向きも強いようだ。

本日、東京時間のこの後のドル円は、小動きになりやすいと考えられる。本日も米中首脳会談の動向や対立が深まる米国とイランの動向に関するヘッドラインに注意したい。

本日は上海総合指数が前日の終値を下回って始まった後、いったんプラス圏に転じる場面もあったが、再びマイナス圏に沈んでいる。

また、ハンセン総合指数は前日の終値を下回って始まり、そのまま下げ幅を縮小しプラス圏へ。その後も堅調に推移している。

また、先述のとおり米長期金利は上昇。2%台を回復した後も堅調に推移している。また、NYダウ先物は小幅ながらもプラス圏で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。

ボリンジャーバンドは拡大。ドル円の一時間足は+2σと+3σの間を推移している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル107円50前後が短期的な抵抗線になるとみられる。それを上抜けた場合は、1ドル107円60銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円10銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル107円00銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年6月26日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:106.84円~107.76円
  • 弱気予想:106.50円~107.47円

ユーロ/円

  • 強気予想:121.50円~122.81円
  • 弱気予想:121.17円~122.32円

ポンド/円

  • 強気予想:135.61円~137.20円
  • 弱気予想:135.22円~136.60円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年6月26日|本日のFX経済指標カレンダー

11:00 (NZ) ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
 前回…1.50% 今回予想…1.50%
15:00 (独) 7月 GFK消費者信頼感調査
 前回…10.1 今回予想…10.0
15:45 (仏) 6月 消費者信頼感指数
 前回…99 今回予想…100
18:15 (英) カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]
 前回…-3.4%
21:30 (米) 5月 耐久財受注 [前月比]
 前回…-2.1% 今回予想…-0.1%
21:30 (米) 5月 耐久財受注・輸送用機器除く [前月比]
 前回…0.0% 今回予想…0.1%

2019年6月27日|本日のFX経済指標カレンダー

08:50 (日) 5月 小売業販売額 [前年同月比]
 前回…0.4% 今回予想…1.2%
08:50 (日) 5月 百貨店・スーパー販売額(既存店) [前年同月比]
 前回…-1.8% 今回予想…0.2%
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
 前回…3273億円
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
 前回…-954億円

 (元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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