2019年6月24日|日経平均株価はプラス圏へ反発。ドル円は上値の重い展開が続く。

  • 更新日: 2019/06/24

2019年6月24日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年6月24日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比35円08銭安の21,223円56銭でスタートした。

先週金曜日の米株式市場が終盤に小反落しマイナス圏で終わったことと、円高が嫌気された模様だが、NYダウ先物が上昇したことが好感され値を上げ、プラス圏に。

後場は前日比36円21銭高の21,294円85銭でスタートするなど堅調。一方ドル円は小動き。

日経平均株価の上昇につれ、やや水準を上げる場面もあったが上値は重い。

先週金曜日の東京時間のドル円は、欧米での早期利下げの確度が意識されて上値の重い展開となった。

ロンドン時間に入る直前に、財務省、金融庁、日銀の三者会合が行われ、国際金融資本市場の動向についての意見を交わした後、財務省の浅川財務官が「ファンダメンタルズから説明できないような急速な動きは懸念せざるを得ない」「FOMCの先行き見通しが債権市場に波及し、為替に影響している」と述べたことが報じられると、円高への口先介入であると見なされドル円は上伸。

ニューヨーク時間の午前中に発表された米国の6月製造業PMI(速報値)や同サービス部門PMIが事前予想を下回り、前回からも低下したことが嫌気されたために、ドル円は一時弱含んだが、ドル売りが一巡すると再びドル買い地合いに。

その後発表された米国の5月中古住宅販売件数が前月比、年換算件数ともに事前予想を上回り、前回から上昇。

さらに、4月の同件数も前回分が年換算件数、前月比ともに上方修正されたことも好感された。

今回発表された米国の6月の製造業PMIは約10年ぶりの低水準となる50.1だった。

一方で、その後に発表された米国の5月中古住宅販売件数は3か月ぶりの水準まで増加し、4つの地域すべてで販売が増加している。

これまで米国の住宅市場は回復がなかなか進んでいなかったが、住宅ローン金利の低下や堅調な労働市場が回復を後押し、今回の結果につながったと考えられている。

ただし、住宅販売のペースは減速傾向にあることが懸念材料だ。

これによりドル円は上昇したものの、米国の利下げが意識され上値は重い。

CMEのFEDウォッチでは、金利先物市場が織り込む7月のFOMCでの利下げ確率は100%となっていて、最大で0.75%の利下げをするとの見方もある。

このように米国の利下げが意識されているためドル円の上値は重く、株式市場の動向に追随しづらい状態が続いている。

先述の財務省の浅川財務官による円高けん制発言による影響も、一時的なものに留まってしまっている。

また、先週金曜日には、ドル円を押し下げる要因がさらにあった。

それは、米商務省が中国のスーパーコンピューター関連企業を輸出規制リストに追加する方針を表明したことである。

米商務省はすでに、中国の通信機器大手ファーウェイを輸出規制リストに加えた。

その後、監視カメラ大手のハイクビジョンも輸出規制リストに加えることを検討しているとの報道もあったが、それより先に、中国のスーパーコンピューター企業が規制対象に加わった。

今回、米国からの輸出を禁じられたのは、中国政府系大手スーパーコンピューター関連企業の中華曙光や中国人民解放軍参加の無錫江南計算技術研究所など5つの企業と団体である。

これにより、米中貿易摩擦の激化への懸念が広がり、先週金曜日のニューヨーク時間では、ドル円が下落。

一時1ドル107円30銭を割り込む場面もあった。

米国の利下げや米中貿易摩擦の激化、米国とイランの緊張の高まりなどが重しとなり、本日の東京時間のドル円は、引き続き上値の重い展開が続くと考えられる。

本日は上海総合指数が前日の終値を割り込む水準まで下落した後、プラス圏へ。

マイナス圏へ押し戻される場面もあったが、下値は堅く、上昇幅を拡大している。

また、ハンセン総合指数も前日の終値を割り込む水準から上昇し、プラス圏へ。上昇幅を拡大している。

NYダウ先物も堅調。上昇幅を拡大している。一方、米長期金利は軟調。マイナス圏のまま横ばいで推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。

値動きが乏しいため、ボリンジャーバンドはやや収縮しつつある。

この後、東京時間のドル円は、1ドル107円45銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル107円55銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円20銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル107円10銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年6月24日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:107.00円~108.06
  • 弱気予想:106.68円~107.69

ユーロ/円

  • 強気予想:121.25円~122.89
  • 弱気予想:120.49円~122.45

ポンド/円

  • 強気予想:136.16円~137.45
  • 弱気予想:135.59円~137.09

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年6月24日|本日のFX経済指標カレンダー

14:00 (日) 4月 景気先行指数(CI)・改定値 
 前回…95.5
14:00 (日) 4月 景気一致指数(CI)・改定値 
 前回…101.9
17:00 (独) 6月 IFO企業景況感指数 
 前回…97.9 今回予想…97.5

2019年6月25日|本日のFX経済指標カレンダー

07:45 (NZ) 5月 貿易収支 
 前回…4.33億NZドル
08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨
08:50 (日) 5月 企業向けサービス価格指数 [前年同月比] 
 前回…0.9% 今回予想…1.0%

 (元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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