2019年6月19日|日経平均株価はリスクオフムードの後退から堅調。ドル円は2日目のFOMCを前に様子見ムード。

  • 更新日: 2019/06/19

2019年6月19日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年6月19日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は日経平均株価が米中貿易摩擦の懸念が後退したことから、前日比250円46銭高の21,223円17銭スタートし、一時上げ幅を300円超に拡大するなど高水準で推移している。

後場も前日比344円10銭高の21,316円81銭でスタートするなど堅調。

一方、ドル円は本日まで開催のFOMCの声明や金利・経済見通し、そして、終了後のパウエルFRB議長の会見を前に様子見ムード。

小幅なレンジでの取引が続いているが、NYダウ先物の小幅な下落を受けて1ドル108円40銭台に水準を下げた後、NYカットオプションの108円50銭が意識され、上値の重い展開が続いている。

昨日のドル円は、序盤はFOMCを前に様子見ムードとなったが、10時半に発表された豪州の住宅関連指標の結果が軟調だったことに加え、RBA議事録でさらなる緩和の可能性が示唆されたことで、豪ドルが急落。

その影響がドル円にも波及した結果、一気に円高が進み1ドル108円30銭台まで水準を下げた。

ドル円の下落により日経平均株価も下落。軟調な日経平均株価の動向を受けて、ドル円はさらに下落…というように、昨日の東京時間のドル円は円高地合いが続いた。

ロンドン時間に入ると、ドラギ総裁が、「インフレ率がECBの目標に戻らず、インフレ圧力が低いままであれば、追加緩和が必要である」との認識を示したことから、ユーロ売りが強まった。

これを受けて、ドル円はさらに値を下げた。

また、日本時間の22時22分に新潟、山形を中心とした日本海側の広い範囲で大きな地震があり、津波警報が発令された。

そのため、ドル円は一時1ドル108円05銭近辺まで円高が進む場面もあった。

その直後に、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と電話協議を行ったことをTwitterに投稿。

今月行われるG20で米中首脳会談を行うことや、米中両政府の代表者で事前協議を始めることを明らかにしたことから、停滞していた米中貿易協議の進展と米中貿易摩擦緩和への期待感が高まり、ドル買いが一気に進んだ。

そのため、この時のドル円は1時間ほどで約60銭もの値動きを見せるなど荒い展開となった。

冒頭でも書いたとおり、昨日のトランプ米大統領のTwitterへの投稿を契機に、市場ではリスクオフムードが後退し、日経平均株価は値を上げている。

米長期金利も緩やかに上昇するなど堅調に推移しているが、為替への反応は現在のところ限定的なものに留まっている。

本日最終日となるFOMCの政策金利等の発表やその後のドラギ総裁の会見を見極めたいとの向きが強いようだ。

昨日も書いたとおり、今回のFOMCでは利下げをしないとの見方が市場では大勢を占めている。

そのため、これまでどおり「忍耐強く様子を見守る」とのスタンスを維持するものと考えられる。

仮に、利下げを協議したことが示唆された場合は、ドル売り要因となり、円高が進むものと考えられる。

また、市場の予想に反し、利下げを行った場合もドル売り要因となる。

なお、こちらの場合は、円高が急激に進むものと考えられる。

このほかにも、バランスシート縮小の時期が前倒しになったり、FOMCが公開するドット・プロット(金利予測分布図)が大幅な下方修正をした場合にもドル売り要因となり、円高が急速に進む可能性があるため、注意が必要だ。

なお、今回のFOMCやパウエルFRB議長の会見を受けて米株価指数が上昇した場合は、円高が進んでも限定的なものに留まるものとみられる。

昨日に引き続き、この後のドル円は、FOMCを前に様子見ムードが続くものとみられ、値動きに乏しい展開になると考えられる。

本日は上海総合指数が前日の終値を上回って始まった後、やや上げ幅を縮める場面もあったが、堅調に推移している。

また、ハンセン総合指数は堅調。昨日の終値を上回って始まった後も、高水準で推移している。

米長期金利は、現在2.05台で推移し、緩やかながら上昇している。また、NYダウ先物は、冒頭でも書いたとおり、前日の終値を下回る場面もあった。現在は若干のプラス圏で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の中にある。ボリンジャーバンドは拡大し、やや上向きに。ドル円の一時間足は+1σと+2σの間を推移している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル108円50銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。それを上抜けた場合は、1ドル108円60銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル108円30銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル108円20銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年6月19日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:108.21円~109.05円弱気予想:107.83円~108.82円

ユーロ/円

    強気予想:121.15円~122.32円弱気予想:120.70円~121.96円

ポンド/円

    強気予想:135.72円~137.22円弱気予想:135.00円~136.83円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年6月19日|本日のFX経済指標カレンダー

15:00 (独) 5月 生産者物価指数(PPI) [前月比]
 前回…0.5% 今回予想…0.2%
17:00 (南ア) 5月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
 前回…0.6% 今回予想…0.3%
17:00 (南ア) 5月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
 前回…4.4% 今回予想…4.4%
17:00 (欧) 4月 経常収支(季調済)
 前回…247億ユーロ
17:00 (欧) 4月 経常収支(季調前)
 前回…350億ユーロ
17:30 (英) 5月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
 前回…0.6% 今回予想…0.3%
17:30 (英) 5月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
 前回…2.1% 今回予想…2.0%
17:30 (英) 5月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]
 前回…1.8% 今回予想…1.7%
17:30 (英) 5月 小売物価指数(RPI) [前月比]
 前回…1.1% 今回予想…0.2%
17:30 (英) 5月 小売物価指数(RPI) [前年同月比]
 前回…3.0% 今回予想…2.9%
17:30 (英) 5月 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI) [前年同月比]
 前回…2.2% 今回予想…2.0%
18:00 (欧) 4月 建設支出 [前月比]
 前回…-0.3%
18:00 (欧) 4月 建設支出 [前年同月比]
 前回…6.3%
20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]
 前回…26.8%
21:30 (加) 5月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
 前回…0.4% 今回予想…0.1%
21:30 (加) 5月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
 前回…2.0% 今回予想…2.1%
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
 前回…2.25-2.50% 今回予想…2.25-2.50%
27:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

2019年6月20日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (日) 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
 前回…-0.10%
07:45 (NZ) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) [前期比]
 前回…0.6% 今回予想…0.6%
07:45 (NZ) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) [前年同期比]
 前回…2.3% 今回予想…2.4%
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
 前回…1兆7360億円
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
 前回…-1480億円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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