2019年6月18日|日経平均株価は円高により軟調。ドル円は水準を下げたまま上値の重い展開に。

  • 更新日: 2019/06/18

2019年6月18日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年6月18日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は日経平均株価が前週末比12円23銭安の21,111円77銭スタートした後、一時プラス圏に転じたものの下落。

マイナス圏に沈んだまま軟調に推移している。

一方、ドル円は円高に。午前10時半に発表されたオーストラリアの今年の第一四半期(1月~3月)住宅価格指数が前期比、前年同期比ともに事前予想を下回ったうえ、前回よりも悪化したことから豪ドルが急激に売られた。

その影響がドル円にも波及し、1ドル108円30銭台まで水準を下げた。

昨日のドル円は、材料難から小動きとなった。

東京時間は実需筋によるドル買いに加え、日経平均株価がマイナス圏からプラス圏へと転換し、そのまま堅調に推移したことを受け、ドル円は円安地合いとなった。

その流れはロンドン時間まで続いたが、ニューヨーク時間に発表された米国の6月ニューヨーク連銀製造業景気指数が事前予想を大幅に下振れたことが嫌気され、ドル円は1ドル108円50銭台前半まで下落。

しかし、NYダウが底堅く推移したことが後押しし、ドルが買い戻されたため、ドル円は1ドル108円60銭台まで水準を戻した。

昨日発表された6月のニューヨーク連銀製造業景況指数は、前月の17.8に対し-8.6、低下幅は26.4ptとなった。

この低下幅は統計が始まって以来の大幅なものとなり、指数を構成する項目のほぼ全てが低下した。

新規受注は3年ぶりとなる低水準、受注残は2015年以降最低となるなど、全体を通して弱い内容となっている。

今回、同指数が大幅に低下した原因として、調査期間が米国のメキシコへの制裁関税見送りを発表する前だったことが考えられている。

そのため、今回の結果は一時的なものとする見方も根強い。

ただ、今回の結果を受け、FRBへの利下げ圧力がさらに強まる可能性はある。

トランプ米大統領は従前からFRBへ利下げを行うよう要求している。

それに対し、FRBは拙速な利下げはせず、慎重な姿勢を崩さずにいた。

現状、今回のFOMCでは利下げはされないとの見込みが強いが、次回7月のFOMCで利下げするとの見方は強い。

6月のニューヨーク連銀製造業景況指数の結果が弱かったことにより、このところ強く意識されている米国の年内利下げが、さらに強く意識された格好だ。

本日のドル円は、FOMCを前に様子見ムードとなりやすいが、冒頭でも書いたとおり、豪ドルが急落。

豪州の住宅関連指標の結果が軟調だったことに加え、RBA議事録でさらなる緩和の可能性が示唆されたことが原因だ。

豪ドルの下落がドル円にも波及した結果、一気に円高が進んでいる。

また、トランプ米大統領がTwitterで「米移民税関捜査局が来週にも不法移民の送還を開始する」と投稿したことも、ドル円の押し下げ要因となった。

円高を受けて日経平均株価は下落したまま、前日比97円41円安の21,026円59銭で後場は寄り付いた。

また、ドル円はリスク回避ムードの高まりから、一時1ドル108円20銭台まで下落する場面もあった。

本日この後のドル円は、FOMCを前に様子見ムードが続くものとみられる。

すでに書いたとおり、今回のFOMCで米国が利下げをする可能性は低い。

その場合、これまでどおり「忍耐強く様子を見守る」と19日のFOMC終了後の記者会見でパウエルFRB議長が発言するのか、あるいは、今回利下げについて協議したと記者会見で明かすのか注目したい。

後者の場合は、7月のFOMCでの利下げがさらに現実味を帯びてくる。

また、可能性が低いとはいえ、今回利下げを断行する可能性もゼロではないため、このパターンにも注意が必要だ。

本日は上海総合指数が一時マイナス圏に沈んだ後、再びプラス圏に転じるなど値動きの荒い展開となっている。

また、ハンセン総合指数は堅調。上昇幅を拡大した後も、高水準で推移している。

米長期金利は、現在2.07%台まで低下している。

また、NYダウ先物も軟調。昼過ぎにマイナス圏に沈み、そのまま推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。

ボリンジャーバンドは拡大し、ドル円の一時間足は-3σに沿って推移している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル108円40銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル108円50銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル108円20銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル108円10銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年6月18日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:108.48円~108.82円弱気予想:108.38円~108.70円

ユーロ/円

    強気予想:121.59円~122.40円弱気予想:121.36円~122.11円

ポンド/円

    強気予想:135.77円~137.31円弱気予想:135.41円~136.72円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年6月18日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
10:30 (豪) 1-3月期 四半期住宅価格指数 [前期比]
 前回…-2.4% 今回予想…-2.6%
10:30 (豪) 1-3月期 四半期住宅価格指数 [前年同期比]
 前回…-5.1% 今回予想…-6.9%
10:30 (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
17:00 (欧) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
18:00 (欧) 4月 貿易収支(季調済)
 前回…179億ユーロ 今回予想…163億ユーロ
18:00 (欧) 4月 貿易収支(季調前)
 前回…225億ユーロ
18:00 (欧) 5月 消費者物価指数(HICPコア指数、改定値) [前年同月比]
 前回…0.8% 今回予想…0.8%
18:00 (欧) 5月 消費者物価指数(HICP、改定値) [前年同月比]
 前回…1.2% 今回予想…1.2%
18:00 (独) 6月 ZEW景況感調査(期待指数)
 前回…-2.1 今回予想…-5.8
18:00 (欧) 6月 ZEW景況感調査
 前回…-1.6
21:30 (加) 4月 製造業出荷 [前月比]
 前回…2.1% 今回予想…0.4%
21:30 (米) 5月 住宅着工件数 [年率換算件数]
 前回…123.5万件 今回予想…123.7万件
21:30 (米) 5月 住宅着工件数 [前月比]
 前回…5.7% 今回予想…0.2%
21:30 (米) 5月 建設許可件数 [年率換算件数]
 前回…129.0万件 今回予想…129.0万件
21:30 (米) 5月 建設許可件数 [前月比]
 前回…0.2% 今回予想…0.0%
23:00 (英) カーニー英中銀(BOE)総裁、発言

2019年6月19日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (日) 日銀・金融政策決定会合(1日目)
07:45 (NZ) 1-3月期 四半期経常収支
 前回…-32.56億NZドル 今回予想…1.60億NZドル
08:50 (日) 5月 貿易統計(通関ベース、季調前)
 前回…568億円 今回予想…-1兆2070億円
08:50 (日) 5月 貿易統計(通関ベース、季調済)
 前回…-1109億円 今回予想…-8069億円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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