2019年6月17日|日経平均株価は上げ幅が縮小しているものの堅調。ドル円は堅調だが小動き。

  • 更新日: 2019/06/17

2019年6月17日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年6月17日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は日経平均株価が前週末比21円93銭安でスタートした後、下げ幅を拡大したが、その後プラス圏へ転じた。

後場は前週末比5円26銭高でのスタートとなっている。

ドル円は、日経平均株価がプラス圏に転じたことに加え、実需筋によるドル買いが入り水準を上げた後、小幅なレンジでの動きが続いている。

先週金曜日の東京時間のドル円は、ホルムズ海峡でのタンカー砲撃による投資家のリスク回避姿勢が強まったことに加え、英国の合意なきEU離脱の可能性が高まったこと、また、ノルドストリーム2プロジェクトに関する米独関係の悪化が上値抑制要因となり、ドル円は軟調。

日経平均株価が回復したのに対し、米長期金利の低下から、東京時間中のドル円は上値の重い展開が続いた。

そのままロンドン時間の午前中までドル円は上値の重い展開が続いたものの、ニューヨーク時間に入り発表された米国の小売売上高が良好だったことからドル円は水準を上げた。

この日発表された5月の米小売売上高は、全体では前月比+0.5%とわずかに事前予想を下振れたものの、前回が前月比-0.2%から+0.3%と大幅に上方修正され、自動車を除く小売売上高は事前予想を上振れる前月比+0.5%となった。

主要13項目のうち11項目で増加し、店舗のない小売業態が1.4%増加したことが全体の押し上げ要因となった模様だ。

米国では雇用やインフレに関しての経済指標が伸び悩む一方、賃金は上昇し、失業率も低下傾向にある。

米国の政策金利は7月に引き下げられるとの見方が強まる中、先日発表された米国の5月の消費者物価指数が軟調だったことから、7月のFOMCで利下げを発表するのではないかとの見方が強まっているのだ。

CMEのFF金利先物も、7月の利下げを85%以上の確率で織り込んでいるようだ。

ただ、今回の米小売売上高の結果は、米国の個人消費の堅調ぶりが確認できるものであったため、早期利下げとの見通しに待ったをかけるものとなった。

今回の米小売売上高の結果を受けて、CMEのFF金利先物は、7月の利下げの確率が若干低下している。とはいえ、前述のとおり85%以上とまだ高い確率で利下げを見込んでいるようだ。

さらに、この日発表された米国の5月の鉱工業生産も事前予想を上回る好調な結果となり、前回の結果もわずかながら上方修正された。

製造業部門が今年初めてのプラスとなり、自動車・同部品の増加がけん引する形となった。

一方で、この日発表された中国の5月の鉱工業生産は約17年ぶりの低成長となっている。

とはいえ、今回の米国の5月鉱工業生産では、設備稼働率が前月の75.6%から75.7%に若干上昇したものの、1972年から2018年までの平均を1.7pt下回っており、まだ軟調であるといえる。

このように、先週金曜日に発表された米国の経済指標は好調が続いたが、その後に発表された6月のミシガン大学消費者信頼指数(速報値)は事前予想の98.0をわずかに下回る97.9となった。

インフレ期待指数が前回の2.9%から2.6%に低下したことが懸念され、市場のリスクオフムードが高まり、低リスク資産である債券が買われた。

そのため、米国の債券利回りは低下。米長期金利は2.1%から2.08%へ低下し、ドル円は1ドル108円50銭から108円30銭台まで下落した。

しかし、その後は7月にさらなる利下げが意識されている豪ドルの対米ドルでの下落と、米国の小売売上高の堅調を受けた対米ドルでのユーロ売りの影響を受け、ドル高が進行。

ドル円にも波及し、再び円安地合いとなった。

本日の東京時間のドル円は、香港株の上昇を受けたリスクオフの後退や、米長期金利の上昇を受けて堅調。

また、NYダウ先物の上昇も後押しし、円安ドル高となっている。

ただ、明日から2日間に渡りFOMCが開催されるため、様子見ムードも強い。

そのため、積極的に上値を追う展開にはなりにくいと考えられる。

また、本日は上海総合指数が前日比マイナスで始まった後、プラス圏に転じ上昇。

ただ、その後は失速し、マイナス圏に沈んでいる。

ハンセン総合指数はすでに書いたとおり堅調。ただ、上昇幅は縮小している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。

ボリンジャーバンドは拡大し、+1σと+2σの間を推移するバンドウォークを形成している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル108円70銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル108円80銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル108円50銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル108円40銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年6月17日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:108.28円~108.87円弱気予想:108.01円~108.71

ユーロ/円

    強気予想:121.40円~122.64円弱気予想:121.12円~122.16

ポンド/円

    強気予想:136.29円~137.98円弱気予想:135.88円~137.34

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年6月17日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (南ア) 休場
08:01 (英) 6月 ライトムーブ住宅価格 [前月比]
 前回…0.9%
21:30 (加) 4月 対カナダ証券投資額
 前回…-14.9億カナダドル
21:30 (米) 6月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
 前回…17.8 今回予想…12.0
23:00 (米) 6月 NAHB住宅市場指数
 前回…66 今回予想…67
29:00 (米) 4月 対米証券投資
 前回…-81億ドル
29:00 (米) 4月 対米証券投資(短期債除く)
 前回…-284億ドル

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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