2019年5月28日|日経平均株価は上昇。ドル円は材料難と欧州通貨売りで上値が重い。

  • 更新日: 2019/05/28

2019年5月28日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年5月28日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は、フランスやドイツの株高を好感し、日経平均株価が前日の終値を上回って始まり、その後も上昇している。

これを受けてドル円は上昇し、麻生財務相の為替条項に関する発言も後押しして1ドル109円60銭台まで浮上したが、その後は欧州通貨売りの影響で水準を下げ、1ドル109円40銭台後半まで押し戻されている。

昨日のドル円は、小動きとなった。

早朝は1ドル109円20銭台をつける場面もあったが、その後は上昇。

日経平均株価の上昇とともに1ドル109円60銭台まで浮上したが、上値は重く、1ドル109円50銭台まで押し戻された。

日経平均株価は堅調だったものの、英米市場が休場だったこともあり、東京時間以降は1ドル109円40銭台~109円50銭台で推移し、小幅なレンジの動きにとどまった。

また、昨日はトランプ米大統領が訪日中で、日米首脳会談および会談後の共同記者会見が東京時間中に行われた。

中でも共同記者会見については、ここでどのような内容が語られるか、ということに注目が集まったため、昼前からドル円は小動きとなった。

しかし、目新しい内容は特に語られず、為替相場への影響は限定的なものに留まっている。

昨日の日米首脳会談では、8月に日本との貿易に関し何か発表するとトランプ米大統領が会談の冒頭で述べた。

なお、その前日にトランプ米大統領は自身のTwitterで、日本との貿易交渉、特に農業と牛肉に関し大きな進展があり、7月の日本の参院選挙が終わった後に大きな発表があると投稿している。

トランプ氏が8月に日米貿易協定の決着をつける意欲を表明したのに対し、西村官房副長官は、首脳間で一致していないとコメントし、政府関係者も8月の決着は無理だとの見方を示すなど、日米間での見方に相違があることが報道からは伺える。

さらに麻生財務相もトランプ米大統領が農業と牛肉に関し大きな進展があったと投稿したツイートについて、個別の話があったとは聞いていないと述べている。

また、懸案事項である為替条項に関しては、麻生財務相が「2年前より、トランプ米大統領から為替の話が出たことはない」「為替条項などの話が出たということはない」とコメントしたことを受け、本日の午前中のドル円は一時1ドル109円60銭台まで浮上した。

ただ、その後は冒頭でも書いたとおり、1ドル109円40銭台後半まで水準を下げている。

なお、注目の欧州議会選挙では反EU勢力が票を伸ばし、これまでの主流だった2大会派である欧州人民民主党と欧州社会進歩連盟は過半数を割った。

ただ、親EU勢力自体は全体の3分の2を維持している。

さらに、懸案事項となっていたイタリアの財政赤字を巡り、EUの欧州委員会はEU財政規律違反をイタリアに通告し、是正勧告する見通しであることが報道された。

これが35億ユーロの課徴金につながる恐れがあるとの関係者の話が報じられると、ユーロは下落。対ドルで0.1%安の下落となった。

本日の東京時間のドル円は、材料難から日経平均株価や米長期金利などを眺めた動きになると考えられる。

また、本日のニューヨーク時間に発表される米国の5月の消費者信頼感指数の結果にも注目したい。

冒頭でも書いたとおり、本日は日経平均株価が前日の終値を上回ってスタートした後、高水準で推移している。

後場の日経平均株価は前日比101円40銭高の21,283円98銭で寄り付いた。

また、本日の上海総合指数は前日の終値を割り込んでスタートした後、上げ幅を拡大している。

ハンセン総合指数も昨日の終値を割り込んでスタートした後、上昇。

一時上げ幅を縮小する場面もあったが、再び上昇している。

米長期金利は下落。このことが、ドル円の上値抑制要因となっている模様。一方、NYダウ先物は上昇している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の中にある。

ボリンジャーバンドは横ばい。値動きが小さいことから、バンド幅は縮小している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル109円60銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル109円70銭が抵抗線として意識されるとみられる

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル109円40銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル109円30銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年5月28日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:109.39円~109.70円弱気予想:109.26円~109.61円

ユーロ/円

    強気予想:122.44円~122.95円弱気予想:122.29円~122.77円

ポンド/円

    強気予想:138.49円~140.04円弱気予想:138.10円~139.46円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年5月28日|本日のFX経済指標カレンダー

08:50 (日) 4月 企業向けサービス価格指数 [前年同月比]
 前回…1.1% 今回予想…1.1%
14:45 (スイス) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) [前期比]
 前回…0.2% 今回予想…0.4%
14:45 (スイス) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) [前年同期比]
 前回…1.4% 今回予想…1.0%
15:00 (独) 6月 GFK消費者信頼感調査
 前回…10.4 今回予想…10.4
15:00 (独) 4月 輸入物価指数 [前月比]
 前回…0.0% 今回予想…0.5%
15:00 (独) 4月 輸入物価指数 [前年同月比]
 前回…1.7% 今回予想…1.6%
15:45 (仏) 5月 消費者信頼感指数
 前回…96 今回予想…97
17:00 (欧) 4月 マネーサプライM3 [前年同月比]
 前回…4.5% 今回予想…4.4%
18:00 (欧) 5月 経済信頼感
 前回…104.0 今回予想…103.9
18:00 (欧) 5月 消費者信頼感(確定値)
 前回…-6.5 今回予想…-6.5
22:00 (米) 1-3月期 四半期住宅価格指数 [前期比]
 前回…1.1%
22:00 (米) 3月 住宅価格指数 [前月比]
 前回…0.3% 今回予想…0.2%
22:00 (米) 3月 ケース・シラー米住宅価格指数
 前回…212.70 今回予想…213.60
22:00 (米) 3月 ケース・シラー米住宅価格指数 [前年同月比]
 前回…3.0% 今回予想…2.6%
23:00 (米) 5月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
 前回…129.2 今回予想…130.0

2019年5月29日|本日のFX経済指標カレンダー

09:00 (日) 黒田東彦日銀総裁、発言

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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