2019年5月27日|日経平均株価は上昇。ドル円は日米共同記者会見を前にもみ合いに。

  • 更新日: 2019/05/27

2019年5月27日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年5月27日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は、日経平均株価が前日の終値を上回って上昇している。

上げ幅を縮める場面もあったが、その後は小戻しし、堅調に推移している。

ドル円は1ドル109円50銭を超える場面もあったが、本日行われる日米首脳会談終了後の共同記者会見を前に、もみ合いが続いた。

先週金曜日のドル円は、下降トレンド。

東京時間中は五十日(ごとおび)の実需筋の買いが入ったことで、1ドル109円70銭台まで浮上する場面もあったが、その後は押し戻された。

ロンドン時間でも再び109円70銭台まで浮上する場面があったが、ニューヨーク時間に発表された4月の米耐久財受注(前月比)が事前予想を下回ったことがカタリストとなり、ドル円は大幅に水準を下げ、1ドル109円20銭台まで円高が進んだ。

先週金曜日に米商務省が発表した4月の米耐久財受注(季節調整済み、半導体除く)は、2か月ぶりの減少となる、前月比-2.1%。

また、前回発表された3月分に関しても当初発表の前月比+2.7%から+1.7%に下方修正された。

なお、4月については自動車・同部品の受注の減少が大きく、一次金属やコンピューター・電子製品も減少している。

一方、金属加工製品や機械、電化製品などは増加した。

今回注目されているのは、先月のコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)がマイナスへと下方修正されたことである。

3月のコア資本財の出荷が当初の前月比-0.1%から-0.6%へと下方修正された。

コア資本財はGDPの設備投資の算出であるため、今回の下方修正により、米国の第一四半期GDPが下方修正されるとの見方が強まったのである。

この結果を受けて、ドルは売られた。米国の製造業の好不調を示す経済指標はこのところ軟調なものが続いており、米中貿易摩擦の激化がそれをさらに加速させているものと考えられる。

今後も米耐久財受注の軟調は続き、米中貿易協議が難航していることからも設備投資の手控えムードは続くと考えられている。

また、米経済指標の軟化が続けば、米国は利下げに転換する可能性もあるとする見方も出てきている。

一方、トランプ米大統領は25日から日本を訪問している。

懸念材料だった日米通商交渉や自動車関税については、7月の日本の参議院選挙に配慮し、日米通商協議はその後に先送りされ、

自動車関税についても先日報道があったとおり、輸入車に対する追加関税導入の判断は最大6か月先送りしている。

このことが、本日のドル円の下支え材料になると考えられる。

とはいえ、ファーウェイやハイクビジョンなど米中貿易摩擦の激化が、本日のドル円相場の下押し材料になることは変わらない。

本日も、同問題に関する報道には引き続き注意したい。

また、本日は英国と米国の市場が休場であることから、東京時間以降のドル円相場は商いが薄くなることが考えられる。

そのため、市場の動向によっては値動きが荒くなる可能性があることには十分注意が必要だ。

なお、本日の午前中に行われた日米首脳会談では、トランプ氏が日米貿易交渉に関し、8月に両国にとって素晴らしいことが発表されるだろうとの見通しを示し、「もう少し貿易不均衡を改善したい」とのコメントをしている。

午後に共同記者会見が予定されているが、ここで両国首脳が語る内容には十分注意が必要だ。

冒頭でも書いたとおり、本日は日経平均株価が前日の終値を上回ってスタートした後、上げ幅を縮める場面もあったが、その後は小戻ししている。

後場の日経平均株価は前週末比61円45銭高の21,178円67銭で寄り付いた。

また、本日の上海総合指数は前日の終値を割り込んでスタートし、一時前日の終値を上回る場面もあったが、再びマイナス圏へ。下げ幅を拡大するなど軟調に推移している。

ハンセン総合指数は昨日の終値を割り込んでスタートした後、下げ幅を拡大している。また、NYダウ先物はやや下落している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。ボリンジャーバンドは下向き。

バンド幅は拡大からやや縮小気味になってきている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル109円50銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル109円60銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル109円35銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル109円25銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年5月27日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:109.14円~109.92円弱気予想:108.98円~109.61

ユーロ/円

    強気予想:122.31円~123.02円弱気予想:122.14円~122.75

ポンド/円

    強気予想:138.47円~140.03円弱気予想:137.97円~139.50

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年5月27日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (英) 休場
未定 (米) 休場
12:00 (日) 黒田東彦日銀総裁、発言
14:00 (日) 3月 景気先行指数(CI)・改定値 
 前回…96.3
14:00 (日) 3月 景気一致指数(CI)・改定値 
 前回…99.6

2019年5月28日|本日のFX経済指標カレンダー

08:50 (日) 4月 企業向けサービス価格指数 [前年同月比] 
 前回…1.1% 今回予想…1.1%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

FXで分からないことは、こちらで検索してみましょう!

 

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お好みの条件で自分に合ったFX会社を検索

FXのことで悩んだら、専門家に相談!

FXに関するご相談を無料で受け付けております。
お問い合わせが多い場合は、返信が遅れることやお問い合わせ内容によっては返信が出来ない場合がございます。
※お問い合わせ頂いた内容はナビナビFX編集部に送信されます。

(必須)
(必須)

利用規約プライバシーポリシーにご同意いただき、ご利用下さい。