2019年5月22日|日経平均株価は上昇して始まったものの、上げ幅を縮める展開。ドル円はもみ合いに。

  • 更新日: 2019/05/22

2019年5月22日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年5月22日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は、昨日の米株式市場でNYダウが高水準で推移したことを受け、日経平均株価が前日の終値を上回り始まったものの、その後は上げ幅を縮める展開に。

これを受けて、ドル円はもみ合いとなっている。

昨日の東京時間のドル円は、NYダウ先物や米長期金利の上昇を受けて堅調。

日経平均株価が前日の終値を割り込んで始まるなど軟調な中、底堅い展開となった。

その後、日経平均株価が下げ幅を縮め、一時プラス圏に転じる場面もあったことから1ドル110円20銭台まで浮上するなど、リスク回避ムードが続いた。

ニューヨーク時間に入ると、米国がファーウェイに対する輸入制限措置について3か月の猶予期間を設けたことが好感され、ハイテク株などを中心に買いが入ったことでNYダウは上昇。

これを受けてドルが買い戻されたため、ドル円は1ドル110円68銭まで上伸した。

昨日は、オーストラリアの動向も東京時間のドル円相場に影響を与えた。

オーストラリアの中央銀行であるRBAのロウ総裁は、昨日行われたブリスベンでの講演で、「利下げは雇用の伸びを支え、インフレが目標に一致する時期を前倒しする」「この判断を踏まえて、2週間後の理事会で利下げを支持する理由を検討する」と発言。

利下げ決定となった場合、2016年8月以来となる。

ロウRBA総裁の発言を受けて豪ドルは売られた。

これまで景気拡大を続けてきたオーストラリア経済の先行きに対する懸念が広がったことから、米国債が買われて米長期金利が低下し、一時ドル円が伸び悩む場面もあった。

また、昨日はポンドでも動きがあった。

EU離脱を巡り混乱が続く英国で、EUと合意した離脱協定案が英下院で可決した場合、離脱の是非を問う2度目の国民投票の実施を議会採決するとメイ英首相が表明したのだ。

これを受けてポンドドルは一時1.2813ドルまで上昇したが、与党・保守党内の離脱強硬派は反発。

また、今回離脱の是非を問う2度目の国民投票実施をメイ英首相が表明したのには、離脱協定案に反対する労働党の支持を得たい考えがあったからだが、労働党のコービン党首はメイ英首相が今回発表した方針に支持できないと難色を示している。

さらには、メイ政権を閣外協力で支える北アイルランド地域政党のDUPからも非難の声が上がり、来月の下院採決で反対票を投じる考えを示すなど、早くも混乱が予想される事態となっている。

そのため、ポンドは売られ、ポンドドルは1.2697ドル近辺まで下落し動きの荒い展開となった。

このように、米中貿易協議やファーウェイを巡る動向以外にも、昨日は市場を動かす材料があった。

本日夕方にはドラギECB総裁の発言が予定されている。

発言の内容次第では相場が大きく動く可能性があるため、注意が必要だ。

冒頭でも書いたとおり、本日は日経平均株価が上昇して始まった後、上げ幅を削る展開となっている。

後場の日経平均株価は前週末比54円48銭高の21,326円93銭でスタートした。

この後の東京時間のドル円は、引き続き日経平均株価の動向を眺めながら推移するものと考えられる。

本日も米中貿易協議に関するヘッドラインには注意が必要だ。

また、すでに書いたとおり、ドラギECB総裁の発言内容には注意したい。

なお、本日の上海総合指数は前日の終値を割り込み下げ幅を拡大したが、途中で上昇に転じ、プラス圏に突入する場面もあった。

その後は昨日の終値を挟み、もみ合いとなっている。

一方、ハンセン総合指数は昨日の終値を上回った後、上げ幅を縮める場面もあったが、再び上昇に転じている。

米長期金利は低下しているものの、2.4%台を維持している。

また、NYダウ先物は下落から上昇に転じプラス圏となったものの、現在は昨日の終値近辺でもみ合いとなっている。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。

ボリンジャーバンドは上向き。バンド幅をやや縮小している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル110円60銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル110円70銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル110円40銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル110円30銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年5月22日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:110.18円~111.07円弱気予想:109.79円~110.82円

ユーロ/円

    強気予想:122.82円~124.38円弱気予想:122.20円~123.91円

ポンド/円

    強気予想:139.53円~142.69円弱気予想:138.57円~141.60円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年5月22日|本日のFX経済指標カレンダー

16:30 (欧) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
17:00 (南ア) 4月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
 前回…0.8% 今回予想…0.7%
17:00 (南ア) 4月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
 前回…4.5% 今回予想…4.5%
17:30 (英) 4月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
 前回…0.2% 今回予想…0.7%
17:30 (英) 4月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
 前回…1.9% 今回予想…2.2%
17:30 (英) 4月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]
 前回…1.8% 今回予想…1.9%
17:30 (英) 4月 小売物価指数(RPI) [前月比]
 前回…0.0% 今回予想…0.9%
17:30 (英) 4月 小売物価指数(RPI) [前年同月比]
 前回…2.4% 今回予想…2.8%
17:30 (英) 4月 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI) [前年同月比]
 前回…2.2% 今回予想…2.2%
20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]
 前回…-0.6%
21:30 (加) 3月 小売売上高 [前月比]
 前回…0.8% 今回予想…1.2%
21:30 (加) 3月 小売売上高(除自動車) [前月比]
 前回…0.6% 今回予想…1.0%
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

2019年5月23日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (南ア) 南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
 前回…6.75% 今回予想…6.75%
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
 前回…208億円
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
 前回…2825億円

 (元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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