2019年5月10日|今日のFX相場予想と相場を占うFX情報

  • 更新日: 2019/05/10

2019年5月10日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:109.47円~110.39円弱気予想:109.17円~110.08円

ユーロ/円

    強気予想:122.69円~123.75円弱気予想:122.21円~123.46円

ポンド/円

    強気予想:142.32円~143.76円弱気予想:141.78円~143.31円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年5月10日|本日のFX相場予想

5月9日(木)の東京時間は、引き続きリスクオフムードに。

米国の対中関税引き上げに関する方針について、トランプ米大統領が「中国がディールを破った」と発言した。

このことから、米中貿易協議への懸念が広がり、日経平均株価が続落して始まったことから、ドル円はリスク回避の円買いが強まった。

そのため、一時1ドル109円83銭近辺までドル円は円高が進んだ。

その後、中国の消費者物価指数と生産者物価指数が発表され、堅調な結果となったことが好感され、ドルが買い戻されたが、この日行われる米中貿易協議を前に上値は重く、1ドル110円90銭台でもみ合いが続いた。

実需筋のドル買いが一巡したこともあり、終盤に入り欧州勢が参加すると、さらにリスク回避姿勢が強まった。

そのため、ドル円は1ドル109円60銭台まで下落した。最終的にドル円は、1ドル109円62銭前後で推移した。

ロンドン時間でも、この日行われる米朝貿易協議を前に、リスク回避の流れは続いた。

一時ドルを買い戻す動きもあり、ドル円は1ドル109円92銭まで浮上した。

しかし、ポジション調整のための買い戻しであったことから、ドル円は再び下落。

米長期金利も低下幅を拡大したことで、ドル円は一時109円52銭まで円高が進む場面もあった。

なお、ロンドン時間の午後に米国の4月卸売物価指数(PPI)が発表され、前年同期比+0.1%と事前予想の同+0.2%を下回る結果となり、前回の同+0.3%から低下した。

また、PPIコア指数については、事前予想の前月比+2.5%を下回る同+2.4%となり、前回から横ばいの結果となった。

また、前週分新規失業保険申請件数も若干悪化し、事前予想の22.0万件に対し22.8万件となった。

前週分失業保険継続受給者数も事前予想の167.0万人を上回る168.4万人と悪化した。

しかし、市場の反応は限定的なものに留まった。最終的にドル円は、1ドル109円50銭~109円60銭で推移した。

ニューヨーク時間では、株式市場で米中貿易協議を目前に投資家のリスク回避姿勢が強まり、NYダウが400ドル近く下落したため、円買いが先行した。

米長期金利も低下したため、ドル円は一時1ドル109円47銭まで円高が進んだ。

しかし、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席から素晴らしい書簡を受け取ったと記者団に明らかにした。

さらに、同主席と電話会談をする可能性があることや、米中合意について素晴らしい代替案があり、今週中に中国との合意の可能性が残っていると話した。

これを受けて米株式市場は買い戻しの動きが出た。

NYダウの上昇を受けてドル円も上昇し、1ドル109円90銭近辺まで浮上した。

最終的にドル円は、1ドル109円71銭~109円81銭で推移した。

ユーロはドル売りの影響で上昇。1ユーロ1.1225ドル~1.1235ドルで推移した。

ポンドは1ポンド1.3015ドル~1.3025ドルで推移した。

昨日も、米中貿易摩擦激化を懸念したリスク回避ムードが続いた。

中でも「中国がディールを破った」と、トランプ米大統領が米フロリダ州での支持者向け集会で発言したことが材料視され、米中貿易協議の進展に対する楽観的な見方がいっそう後退した。

そのため、昨日は途中ポジション調整のドル買いが一時的にあった他は、東京時間からニューヨーク時間に至るまで円買い一色となった。

NY時間の途中で、トランプ米大統領の「米中合意に対する素晴らしい代替案がある」等の発言が伝わると、ようやくリスク回避の円買いが一服した形となった。

閣僚級の米中貿易協議は日本時間の今朝から始まったとの報道がされているため、本日も米中貿易協議の動向には注意が必要である。

テクニカルを確認すると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。

再びリスク回避の円買いが進んだことから、ボリンジャーバンドは下向きに。

バンド幅は若干拡大している。60日移動平均線は下向き。

本日の東京時間のドル円は、ひとまず1ドル109円90銭前後が抵抗線として意識される。

そこを突破すれば、次に110円00銭前後が抵抗線として意識されるとみられる。

また、1ドル109円60銭前後が東京時間における短期的な支持線として意識され、そこを割り込んだ場合は、1ドル109円50銭前後が次の支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年5月10日|本日のFX経済指標カレンダー

10:30 (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、四半期金融政策報告
15:00 (独) 3月 貿易収支
 前回…180億ユーロ 今回予想…189億ユーロ
15:00 (独) 3月 経常収支
 前回…163億ユーロ 今回予想…260億ユーロ
15:45 (仏) 3月 鉱工業生産指数 [前月比]
 前回…0.4% 今回予想…-0.5%
17:30 (英) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) [前期比]
 前回…0.2% 今回予想…0.5%
17:30 (英) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) [前年同期比]
 前回…1.4% 今回予想…1.8%
17:30 (英) 3月 商品貿易収支
 前回…-141.12億ポンド 今回予想…-137.50億ポンド
17:30 (英) 3月 貿易収支
 前回…-48.60億ポンド 今回予想…-46.00億ポンド
17:30 (英) 3月 鉱工業生産指数 [前月比]
 前回…0.6% 今回予想…0.1%
17:30 (英) 3月 鉱工業生産指数 [前年同月比]
 前回…0.1% 今回予想…0.4%
17:30 (英) 3月 製造業生産指数 [前月比]
 前回…0.9% 今回予想…0.0%
17:30 (英) 3月 月次国内総生産(GDP) [前月比]
 前回…0.2% 今回予想…0.0%
21:30 (加) 3月 住宅建設許可件数 [前月比]
 前回…-5.7% 今回予想…2.0%
21:30 (加) 4月 新規雇用者数
 前回…-0.72万人 今回予想…1.50万人
21:30 (加) 4月 失業率
 前回…5.8% 今回予想…5.8%
21:30 (米) 4月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
 前回…0.4% 今回予想…0.4%
21:30 (米) 4月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
 前回…1.9% 今回予想…2.1%
21:30 (米) 4月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]
 前回…0.1% 今回予想…0.2%
21:30 (米) 4月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]
 前回…2.0% 今回予想…2.1%
27:00 (米) 4月 月次財政収支
 前回…-1470億ドル 今回予想…1650億ドル

 (元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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