2019年4月9日|今日のFX相場予想と相場を占うFX情報
- 更新日: 2019/05/08
2019年4月9日|本日のFXレンジ予想
ドル/円
- 強気予想:111.25円~111.90円弱気予想:111.06円~111.67円
ユーロ/円
- 強気予想:125.05円~126.06円弱気予想:124.66円~125.75円
ポンド/円
- 強気予想:145.17円~146.25円弱気予想:144.77円~145.91円
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)
※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。
2019年4月9日|本日のFX相場予想
4月8日(月)の東京時間の序盤のドル円は、日経平均株価が上昇から一転、下落して先週金曜日の終値を割り込んだことを受け、ドル売り優勢に。実需筋のドル売りがあったことも円高を後押しした。
一時1ドル111円30銭台まで円高が進んだが、1ドル111円40銭台まで浮上した後は、もみ合いとなった。最終的にドル円は、1ドル111円45銭前後で推移した。
ロンドン時間では、大きな経済指標の発表がなかったことから、ドル円相場は序盤、レンジで推移した。
午後に入り発表された米国の2月製造業新規受注が、事前予想を上振れたもののマイナス圏となったことが嫌気されてドル売りが進み、1ドル111円30銭を割り込む場面もあった。
その後は再びドル買い地合いに。最終的にドル円は、1ドル111円35銭~111円45銭で推移した。
ニューヨーク時間では、2月の製造業新規受注が事前予想の-0.6%を上振れ-0.5%となったもののマイナス圏に転落。
また、2月の耐久財受注改定値は速報値から改定はなかったが、輸送機を除いた改定値が前月比-0.1%となり2ヶ月連続マイナス、出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値は前月比-0.1%と速報値の0.0%から下方修正された。
これによりドルは売られ、1ドル111円28銭まで下落する場面もあった。その後、米長期金利が上昇したことで、再びドル買い地合いに。最終的にドル円は、1ドル111円45銭~111円55銭で推移した。
ユーロは、今週水曜日のドラギECB総裁の定例記者会見を前に様子見ムード。1ユーロ1.1255ドル~1.1265ドルで推移した。
また、ポンドは、メイ英首相が9日にドイツおよびフランスと個別の首脳会談に臨むと報じられたことを受けて買われ、1ポンド1.3045~1.3055ドルで推移した。
昨日のドル円は、日経平均株価が軟化したため水準を下げた後、材料難から、ロンドン時間、ニューヨーク時間でも概ね同じくらいの水準で推移するなど、レンジ相場となった。
この日発表された2月の製造業新規受注などの米経済指標が冴えない結果となったことに加え、NYダウが下落して始まったこともあって、ドル円は一時軟化する場面もあったが、米長期国債の上昇に後押しされ、再び水準を戻した。
本日は昨日に引き続き主要な経済指標が発表されないため、ドル円は小動きになることが考えられる。
なお、本日の日経平均株価は、昨日のNYダウの軟調を受けて下落して始まった。これを受けてドル円はやや軟化したが、その後は再び水準を戻している。
テクニカルを確認すると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。ボリンジャーバンドは、拡大から収縮へと転じ、横ばいに。60日移動平均線は上向き。
本日の東京時間のドル円は、ひとまず1ドル111円55銭前後が抵抗線として意識され、そこを突破した場合は、1ドル111円65銭前後が抵抗線として意識されるとみられる
また、1ドル111円35銭前後が東京時間における短期的な支持線として意識され、そこを割り込んだ場合は、1ドル111円25銭前後が次の支持線として意識されるとみられる。
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。
2019年4月9日|本日のFX経済指標カレンダー
2019年4月9日(火)
14:45 |
(スイス) 3月 失業率 前回…2.7% 今回予想…2.5% |
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2019年4月10日(水)
08:50 |
(日) 3月 国内企業物価指数 [前月比] 前回…0.2% 今回予想…0.2% |
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08:50 |
(日) 3月 国内企業物価指数 [前年同月比] 前回…0.8% 今回予想…1.0% |
08:50 |
(日) 2月 機械受注 [前月比] 前回…-5.4% 今回予想…2.9% |
08:50 |
(日) 2月 機械受注 [前年同月比] 前回…-2.9% 今回予想…-4.6% |
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)
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