2019年4月26日|NYダウの下落を受け、日経平均株価は軟調。ドル円は小動き

  • 更新日: 2019/04/26

2019年4月26日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年4月26日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は、日経平均株価が前日の終値を割り込んで始まった後、そのまま下落。

前日の米国市場での半導体株安が影響し、本日の東京株式市場では半導体株を中心に下落している。

一方、ドル円は実需筋によるドル買いが入ったため水準を上げたが、その後はやや下げてもみ合いとなっている。

昨日のドル円は、日銀の金融政策決定会合が意識されたことで、小動きに。

15時半から始まった会見で黒田日銀総裁は、現行の超低金利政策が少なくとも2020年春頃まで維持され、それ以降も続く可能性を示唆した。

しかし、この会見の内容は市場ではすでに織り込み済みであったことから、ドル円の反応は限定的なものにとどまった。

その後もドル円は比較的小幅なレンジで推移したが、ニューヨーク時間に入り発表された米国の前週分新規失業保険申請件数が事前予想の20.0万件を上回る23.0万件と悪化したことが嫌気された。

このことに加え、米株式市場でNYダウ採用銘柄の一つである3Mの決算が悪化し、従業員の2%に当たる2,000人の削減計画が発表されたことから株安となったため、リスク回避の円買い優勢となった。

これによりドル円は一時1ドル11140銭を割り込み、前日の高値である1ドル11240銭近辺から1円ほど下落した。

今回の米国の前週分新規失業保険申請件数は、20179月上旬以来の増加となった。

しかし、例年この時期は、イースターなどの祝日や春休みにより季節調整が難しく、申請件数が不安定になりやすい。

前週分新規失業保険申請件数は悪化したものの、労働市場の動向をより正確に示す4週間移動平均は20.6万件と4,500件の増加にとどまっているため、米国の労働市場の底堅さは持続している模様だ。

このように、昨日は円高が急激に進んだものの、米長期金利が上昇したこともあり、その後はドルが買い戻された。

今朝は仲値にかけて実需筋によるドル買いがあったためドル円は1ドル11180銭近辺まで水準を上げる場面もあったが、その後はやや水準を下げて小動きに。

本日のドル円は、日米首脳会談を控えて様子見ムードになると考えられる。なお、昨晩、麻生財務相はムニューシン米財務長官と米ワシントンで会談している。

その後、貿易政策と為替政策をリンクさせるような議論には賛同できないと主張したことを明らかにしたが、為替条項の導入については言及しなかった。

今回、日米首脳会談に合わせて米財務省が為替報告書を公表する可能性にも警戒が必要だ。

なお、本日は米国の今年の1Q1-3月)GDP(速報値)が発表される。今回の予想は前年比2.0%だが、417日に発表された2月の米国の貿易赤字が予想外に縮小したことで、成長率が前期を下回る可能性が後退している。

そのため、米金融機関や投資銀行のエコノミストは相次いで米国の20191Q GDPを上方修正した。

今回の結果は良好なものになるとすでに予想されていることから、大幅な良化・悪化が無い限り市場は大きく動きにくいのではないかと考えられる。

日本では明日から10連休に入る。株式市場など、多くの市場が休みになることから、その前に手仕舞いをする動きがみられるものと考えられる。

ポジション調整による相場の動きにも注意したい。

冒頭でも書いたとおり、本日の日経平均株価は軟調。

前場は前営業日比15234銭安の22,15524銭となり、後場は前営業日比17261銭安の22,13497銭でスタートしている。

なお、アジア株については、冒頭で書いたとおり上海総合指数が低調。下げ幅を拡大している。

一方、ハンセン総合指数は前日の終値を割り込んで始まったものの、昨日の終値を上回る水準に上昇した。

現在は上げ幅を縮小しているものの、プラス圏にとどまっている。

米長期金利は低下しているが、小幅なものにとどまっている。一方、NYダウ先物は下落している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。ボリンジャーバンドは、下向きに。

小動きになってきていることから、バンド幅は徐々に縮小している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル11170銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル11180銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル11150銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル11140銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年4月26日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:111.21円~112.57円弱気予想:110.87円~112.06円

ユーロ/円

    強気予想:123.84円~125.52円弱気予想:123.46円~124.87円

ポンド/円

    強気予想:143.45円~145.21円弱気予想:143.05円~144.53円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年4月26日|本日のFX経済指標カレンダー

10:30 (豪) 1-3月期 四半期卸売物価指数(PPI) [前期比] 
 前回…0.5%
10:30 (豪) 1-3月期 四半期卸売物価指数(PPI) [前年同期比] 
 前回…2.0%
10:30 (豪) 1-3月期 四半期輸入物価指数  [前期比] 
 前回…0.5% 今回予想…0.4%
14:00 (日) 3月 新設住宅着工戸数 [前年同月比] 
 前回…4.2% 今回予想…4.4%
15:45 (仏) 4月 消費者信頼感指数 
 前回…96 今回予想…96
19:00 (日) 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:30 (米) 1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) [前期比年率] 
 前回…2.2% 今回予想…2.0%
21:30 (米) 1-3月期 四半期GDP個人消費・速報値 [前期比] 
 前回…2.5% 今回予想…1.1%
21:30 (米) 1-3月期 四半期コアPCE・速報値 [前期比] 
 前回…1.8% 今回予想…1.3%
23:00 (米) 4月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値 
 前回…96.9 今回予想…97.0

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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