2019年4月2日|上げ幅を縮めた日経平均株価と軟調な米長期金利の動向を受けて、日経平均株価は上値の重い展開に。

  • 更新日: 2019/05/08

2019年4月2日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年4月2日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は、日経平均株価が昨日のNYダウの上昇を受けて上昇したが、その後は上げ幅を縮めている。米長期金利は軟調。2.47%台まで低下したため、ドル円は上値の重い展開となっている。

昨日の東京時間は、新元号の発表ということもあって、東京株式市場はご祝儀相場の様相となった。

また、東京時間中に発表された中国の3月Caixin製造業購買担当者景気指数が事前予想を上振れたことに加え、節目となる50を回復したことも、相場の好調を後押しした。

ただ、その後は日経平均株価が利益確定売りで上げ幅を縮めたことや、対ユーロでのドル売りの影響で、ドル円は上値が抑えられる展開となった。

ロンドン時間、ニューヨーク時間に入っても投資家のリスク選好は続き、好調な米株式市場の動向と3月の米ISM製造業景況指数の結果を受けて、ドル円は1ドル111円45銭近辺まで上昇した。

なお、昨日発表された2月の米小売売上高は、主要13項目中7項目で減少し、事前予想を下回る結果となった。特に建材が4.4%減と大きな落ち込みとなった。

今回、米小売売上高が事前予想を下回った原因として、税還付の遅れや、2018年1月導入の税制改革による税還付額の減少、寒波や雨天の影響があったものと考えられている。

今回の結果から、米国の個人消費が、今年の第一四半期の米国のGDP成長率を牽引する主力要因になるとは考えにくく、牽引したとしても、限定的なものに留まる可能性が高いと言える。

一方、米国の3月のISM製造業景況指数は、事前予想を上回る好調な結果となった。中でも雇用は、前月までの3ヶ月連続の低下から一転、3年ぶりの大幅上昇となった。

ただ、輸出受注と輸入指数はどちらも2年ぶりの低水準となり、米中貿易摩擦の長期化による影響が伺える結果となった。

仕入れ価格指数は原油相場の上昇を受けて50を上回った一方、入荷遅延指数は54.2と節目の50を上回ったものの、2年ぶりの低水準に。顧客在庫は42.7と、今後の生産増加の可能性が伺える内容となった。

小売売上高が軟調だったために、いったん1ドル110円80銭まで下落したドル円だったが、ISM製造業景況指数の結果が好調だったことから、再びドル買い地合いに。

また、ISM製造業景況指数の結果を受けて、米株高となり、米長期金利は上昇。ドル円の上昇を後押しした。

なお、米国の株式市場では、S&P総合500種が、50日移動平均が200日移動平均を上回るゴールデンクロスを形成している。

昨年9月に付けた終値の最高値からは2%強下回っていることを考えると、上昇の余地があると考えられ、短期的には強い相場になりやすいのではないかとみられている。

このように、米国では景気鈍化傾向が不安視されているものの、昨日の3月のISM景況指数の上振れと中国の3月のCaixin製造業購買担当者景気指数の上振れが好感され、相場は強い。

上で書いたとおり、テクニカル的にも買われやすい地合いとなっている。

これを受け、本日の日経平均株価は昨日の終値を上振れて始まったものの、利益確定売りに押され、上げ幅を縮小している。

ドル円は、午前中の前半は米長期金利の低下に、後半は日経平均株価の上げ幅縮小に影響され、もみ合いが続いている。また、NYダウ先物が値を下げたことも、ドル円の上昇を妨げていると考えられる。

上海総合指数は、前日の終値を上回った後、上げ幅を縮小し、一時前日の終値を割り込んだが、現在は回復している。

また、ハンセン総合指数も前日の終値を上回った後、上げ幅を縮小し、いったん前日の終値を割り込んだものの、現在はわずかに上回っている。

米長期金利は、2.474%まで落ち込んだものの、その後は2.479%まで回復。ただ、上昇は弱く、再び2.472%に下落している。

なお、本日は米国の2月の耐久財受注が発表される。それほど注目度の高い指標ではないものの、このところの米国の経済指標は軟調な数字が続いているため、こちらの結果にも注意したい。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は、一目均衡表の雲の上にある。ボリンジャーバンドは拡大ているが、値動きに乏しいことから、ドル円の一時間足は+1σを割り込んでいる。

この後、東京時間のドル円は、1ドル111円45銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。それを上抜けた場合は、1ドル111円55銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル111円30銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル111円20銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年4月2日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:111.06円~111.85円弱気予想:110.67円~111.66円

ユーロ/円

    強気予想:124.63円~125.22円弱気予想:124.36円~125.06円

ポンド/円

    強気予想:144.60円~147.40円弱気予想:143.54円~146.53円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年4月2日|本日のFX経済指標カレンダー

2019年4月2日(火)

09:30 (豪) 2月 住宅建設許可件数 [前月比] 
 前回…2.5% 今回予想…-1.8%
09:30 (豪) 2月 住宅建設許可件数 [前年同月比] 
 前回…-28.6% 今回予想…-27.0%
12:30 (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 
 前回…1.50% 今回予想…1.50%
15:30 (スイス) 3月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 
 前回…0.4% 今回予想…0.4%
17:30 (英) 3月 建設業購買担当者景気指数(PMI) 
 前回…49.5 今回予想…49.8
18:00 (欧) 2月 卸売物価指数(PPI) [前月比] 
 前回…0.4% 今回予想…0.1%
18:00 (欧) 2月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比] 
 前回…3.0% 今回予想…3.1%
21:30 (米) 2月 耐久財受注 [前月比] 
 前回…0.3% 今回予想…-1.7%
21:30 (米) 2月 耐久財受注・輸送用機器除く [前月比] 
 前回…-0.2% 今回予想…0.1%

2019年4月3日(水)

09:30 (豪) 2月 小売売上高 [前月比] 
 前回…0.1% 今回予想…0.3%
09:30 (豪) 2月 貿易収支 
 前回…45.49億豪ドル 今回予想…37.00億豪ドル

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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