2019年4月15日|日経平均株価は高水準で推移。ドル円はもみ合いが続く。

  • 更新日: 2019/05/08

2019年4月15日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年4月15日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は、日経平均株価が先週金曜日の米株式市場の好調を好感し、前日の終値を上回って始まった後、高水準で推移している。

一方ドル円は、1ドル112円10銭まで浮上した後、同水準でのドル売りオーダーを受けて下落。現在は1ドル111円95銭前後でのもみ合いとなっている。

先週金曜日のドル円は、株高の影響を受けて東京時間から上昇基調となった。

三菱UFJフィナンシャル・グループによる独大手銀行DZバンクの航空機ファイナンス事業の買収資金調達を見越した大口の円売り・ユーロ買いが入ったことも、ドル円の上昇に拍車をかけた。

ニューヨーク時間では、米株価が高水準で推移する一方、4月のミシガン大学消費者態度指数(速報値)が事前予想を下回ったことがネガティブ材料になり、一時ドル円はもみ合う場面もあった。

しかし、NYダウの好調を受けた投資家のリスクオン姿勢は変わらず、米長期金利も上昇し、ドル円は終始上昇トレンドとなった。

4月のミシガン大学消費者態度指数は、事前予想の98.0を下回る96.9となった。

また、FOMCがインフレ期待指数として注目している1年期待インフレ率(速報値)は3月の2.5%から低下し、2.4%となり、5-10年期待インフレ率(速報値)も3月の2.5%から低下し、2.3%となった。

このことから、ドル円は1ドル111円86銭までドルが買われたが、現在の景況感が3月から0.9ポイント上昇の114.2となったことが下支え材料になったとみられる。

それに加え、この日は米株価が好調に推移したため、今回のミシガン大学消費者態度指数の結果があまり材料視されなかったことも、ドル円の下落が限定的なものに留まった原因であると考えられる。

今週のドル円相場の大きな材料になると考えられるのが、明日から始まる日米通商交渉である。

ムニューシン米財務長官は、為替が議題となることと、通貨切り下げを自制する為替条項を協定に含めることを要求すると13日の質疑応答で述べている。

通商協定は法的拘束力が強く、そこに為替条項を含めることに市場では警戒感が広がっている。

FRBは今年に入り、ハト派姿勢に転向してきた。

しかし、トルコなどの新興国を巡る状況やユーロの利上げ延期、英国のEU離脱を巡る混乱などの要因によりドル高は解消されていない。

そこで、トランプ米大統領は再び金融緩和をすべきとのツイートをするなど、ドル高是正を目指していると考えられる。

今週以降、大手企業の決算が控えており、ゴールデンウィーク前ということもあって、株式市場では積極的な買いが手控えられるとみられる。

そのため、日米通商交渉での為替条項の動向を受け、株価が下落する可能性もある。

しかし、すでに書いたとおり、今週以降は株を買い支える動きが少ないことが考えられ、日経平均株価が下落した場合は一気に円高トレンドに突入する可能性もある。

このことから、日米通商交渉の動向には注意したい。

冒頭でも書いたとおり、本日の日経平均株価は堅調に推移し、前場は前営業日比320円15銭高の22,190円71銭と大幅続伸した。

後場も前週末比328円67銭高で始まるなど、高水準で推移している。

なお、アジア株については、上海総合指数、ハンセン総合指数共に概ね堅調。

前日の終値を上回って始まった後、高水準で推移してたが、後半、やや上げ幅を縮めている。

一方、NYダウ先物も堅調で、緩やかな上昇が続いている。

また、米長期金利は2.5%台半ばを超える水準で推移しており、こちらも堅調である。

本日はニューヨーク時間に、4月のニューヨーク連銀製造業景気指数の発表がある。

前回は予想外の悪化となったが、今回はどのような結果になるか注意が必要だ。

本日の東京時間のドル円は、本日と25日のNYカットオプションが控えている1ドル112円00銭前後を意識した動きになりやすいと考えられる。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は、一目均衡表の雲の上にある。

ボリンジャーバンドは、東京時間でのもみ合いが続いていることから、+1σと+2σの間でのバンドウォークはいったん終了している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル112円00銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル112円10銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル111円90銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル111円80銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年4月15日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:111.71円~112.41円弱気予想:111.39円~112.22

ユーロ/円

    強気予想:125.88円~127.16円弱気予想:125.16円~127.07

ポンド/円

    強気予想:145.82円~147.77円弱気予想:145.09円~147.16

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年4月15日|本日のFX経済指標カレンダー

08:01 (英) 4月 ライトムーブ住宅価格 [前月比]
 前回…0.4%
15:30 (スイス) 3月 生産者輸入価格 [前月比]
 前回…0.2% 今回予想…0.2%
21:30 (米) 4月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
 前回…3.7 今回予想…8.0
29:00 (米) 2月 対米証券投資
 前回…-1437億ドル
29:00 (米) 2月 対米証券投資(短期債除く)
 前回…-72億ドル

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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