2019年3月29日|今日のFX相場予想と相場を占うFX情報

  • 更新日: 2019/05/08

2019年3月29日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:110.17円~111.30円弱気予想:119.70円~110.97円

ユーロ/円

    強気予想:123.78円~124.91円弱気予想:123.31円~124.58円

ポンド/円

    強気予想:143.91円~146.06円弱気予想:143.42円~145.24円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年3月29日|本日のFX相場予想

3月28日(木)の東京市場のドル円は、序盤、1ドル110円40銭台で推移した。

午前9時に東京株式市場がスタートし、日経平均株価が前日の終値を割り込んで始まり、一時400円超まで下げ幅を拡大すると、ドル円は1ドル110円10銭台まで下落した。

昼頃にはいったん下げ止まったものの、午後に入り、上海総合指数が下げ幅を拡大すると、再びドル円は円高傾向に。

他のクロス円の下落も波及し、1ドル110円近辺まで下落する場面もあったが、110円に2日のNYオプションカットが入っていることが意識され、方向感の出ない動きとなった。

最終的にドル円は、1ドル110円07銭前後で推移した。

ロンドン時間の序盤は、新興国通貨安への懸念が広がったことから、リスク回避の円買いが強まり、ドル円は軟調に推移した。

午後に入り、米国の2018年4QのGDP確定値が発表され、速報値の前期比年率+2.6%から下方修正され+2.2%となった。また、個人消費は前期比年率+2.8%から下方修正され2.5%となった。

その一方、先週分の米新規失業保険申請件数は21.1万件、失業保険継続受給者数は175.6万人と、いずれも事前予想を下回る結果となり、1カ月ぶりの低水準となった。

GDPの下振れによりドルは売られたが、米株式市場でNYダウが上昇したことを受け、ドル円は1ドル110円83銭まで値を上げた。

その後、米2月中古住宅販売成約指数が事前予想を下回ったことで、ドル買いが一服。最終的にドル円は、1ドル110円50銭~110円60銭で推移した。

ニューヨーク時間では、米長期金利の低下が下げ止まったことから、ドル円は円安地合いに。

この日のNYダウが上昇したことに加え、現在行われている米中通商協議について、米ロイター通信が、全分野で進捗していると報じたことを受け、楽観的な見方が広がったことも、ドル買いに拍車をかけた。

また、ユーロやNZドルなどドル以外の通貨が、中央銀行のハト派姿勢への転換により、軟調になったことも、ドル買いを後押ししたものとみられる。最終的にドル円は、1ドル110円62銭~110円72銭で推移した。

ユーロは、1ユーロ1.1230ドル~1.1240ドルで推移した。

また、ポンドは、EU離脱について、4月12日に合意なき離脱をする可能性が現時点で最も高いと英保守党のオリヴァー・れとウィン議員がBBCラジオにコメントしたことを受けて急落。約一週間ぶりの安値となる1ポンド1.3075ドルまで下落した。最終的にポンドは、1ポンド1.3085~1.3095ドルで推移した。

昨日のドル円は、値動きの大きな一日となった。東京時間中は終始軟調となり、1ドル110円近辺まで円高が進んだものの、ロンドン時間以降は円安が進み、1ドル110円80銭台まで浮上している。

先週末の独製造業PMIの下振れを機に始まったリスクオフの流れは、今週に入っても続いた。

特に、米10年債利回りと米3ヶ月債利回りの間で逆イールドが発生したことが投資家心理を冷え込ませることとなり、ドル円は1ドル109円台まで円高が進む場面もあったが、米長期金利は、昨日の午前中につけた2.345%を底に反発し、上昇している。

本日は、月末かつ四半期末かつ年度末となっているため、ドル円の動向には注意が必要である。

なお、本日の日経平均株価は、前日のNYダウの上昇を受けて、前日比188円08銭安高で寄付くなど昨日の終値から反発。経済産業省が今朝発表した、2月の鉱工業生産速報が4か月ぶりのプラスとなったことも好感されている模様。

テクニカルを確認すると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。ボリンジャーバンドは、昨日のロンドン時間からのドル円の急上昇を受けて拡大。上向きとなっている。なお、60日移動平均線も上向きとなっている。

本日の東京時間のドル円は、ひとまず1ドル110円70銭前後が抵抗線として意識され、そこを突破した場合は、1ドル110円83銭前後が抵抗線として意識されるとみられる。

また、1ドル110円50銭前後が東京時間における短期的な支持線として意識され、そこを割り込んだ場合は、1ドル110円40銭前後が次の支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年3月29日|本日のFX経済指標カレンダー

2019年3月29日(金)

09:01 (英) 3月 GFK消費者信頼感調査
前回…-13 今回予想…-14
14:00 (日) 2月 新設住宅着工戸数 [前年同月比]
 前回…1.1% 今回予想…-0.1%
15:00 (南ア) 2月 マネーサプライM3 [前年同月比]
 前回…5.09% 今回予想…5.20%
16:00 (独) 2月 輸入物価指数 [前月比]
 前回…-0.2% 今回予想…0.5%
16:00 (独) 2月 輸入物価指数 [前年同月比]
 前回…0.8% 今回予想…1.7%
16:00 (独) 2月 小売売上高指数 [前月比]
 前回…2.9% 今回予想…-0.9%
16:00 (独) 2月 小売売上高指数 [前年同月比]
 前回…2.6% 今回予想…2.2%
16:45 (仏) 2月 財政収支
 前回…-173億ユーロ
16:45 (仏) 2月 消費支出 [前月比]
 前回…1.2% 今回予想…0.2%
16:45 (仏) 3月 消費者物価指数(CPI、速報値) [前月比]
 前回…0.0% 今回予想…0.9%
16:45 (仏) 3月 消費者物価指数(CPI、速報値) [前年同月比]
 前回…1.3% 今回予想…1.3%
17:00 (スイス) 3月KOF景気先行指数
 前回…92.4 今回予想…93.9
17:55 (独) 3月 失業者数 [前月比]
 前回…-2.1万人 今回予想…-1.0万人
17:55 (独) 3月 失業率
 前回…5.0% 今回予想…4.9%
18:30 (英) 2月 消費者信用残高
 前回…11億ポンド 今回予想…9億ポンド
18:30 (英) 2月 マネーサプライM4 [前月比]
 前回…0.2%
18:30 (英) 2月 マネーサプライM4 [前年同月比]
 前回…0.5%
18:30 (英) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP、改定値) [前期比]
 前回…0.2% 今回予想…0.2%
18:30 (英) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP、改定値) [前年同期比]
 前回…1.3% 今回予想…1.3%
18:30 (英) 10-12月期 四半期経常収支
 前回…-265億ポンド 今回予想…-229億ポンド
19:00 (日) 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 (南ア) 2月 貿易収支
 前回…-131億ランド
21:30 (加) 1月 月次国内総生産(GDP) [前月比]
 前回…-0.1% 今回予想…0.1%
21:30 (加) 1月 月次国内総生産(GDP) [前年同月比]
 前回…1.1% 今回予想…1.5%
21:30 (加) 2月 鉱工業製品価格 [前月比]
 前回…-0.3%
21:30 (加) 2月 原料価格指数 [前月比]
 前回…3.8%
21:30 (米) 2月 個人所得 [前月比]
 前回…-0.1% 今回予想…0.3%
21:30 (米) 1月 個人消費支出(PCE) [前月比]
 前回…-0.5% 今回予想…0.3%
21:30 (米) 1月 個人消費支出(PCEデフレーター) [前年同月比]
 前回…1.7% 今回予想…1.4%
21:30 (米) 1月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比]
 前回…0.2% 今回予想…0.2%
21:30 (米) 1月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前年同月比]
 前回…1.9% 今回予想…1.9%
22:45 (米) 3月 シカゴ購買部協会景気指数
 前回…64.7 今回予想…61.0
23:00 (米) 2月 新築住宅販売件数 [前月比]
 前回…-6.9% 今回予想…2.1%
23:00 (米) 2月 新築住宅販売件数 [年率換算件数]
 前回…60.7万件 今回予想…62.0万件
23:00 (米) 3月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
 前回…97.8 今回予想…97.8

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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