2019年3月26日|日経平均株価は反発。一方、ドル円は伸び悩み、小動きに

  • 更新日: 2019/05/08

2019年3月26日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年3月26日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は、昨日の株価急落から一転、日経平均株価は反発し、前場は前日比38549銭高の21,36260銭となった。一方、ドル円は伸び悩んでいる。

昨日の東京時間は、日経平均株価の大幅安や上海総合指数等のアジア株が下落したことを受け、株式市場は軟調だった。その一方で、ドル円は実需筋によるドル買いが入ったため、大きく下げることはなく、底堅い動きとなった。

さらに、ロンドン時間やニューヨーク時間に入っても、ドルの買戻しは続いた。昨日は主要な経済指標の発表が少なく、ロンドン時間以降に注目された経済指標は、ドイツの3月のIFO企業景況感指数のみとなった。

ドイツの3月のIFO企業景況感指数は、事前予想を上振れる良好な内容となった。7か月ぶりに前月比プラスとなり、景気回復の足場を固めつつあるのではとの見方が広がり、ユーロ買いにつながった。このことも、円売り要因になったものとみられる。

昨日はNYダウが小反発したため、ニューヨーク時間では投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。

また、トランプ米大統領のロシア疑惑をめぐる捜査について、ロシア当局とトランプ陣営との共謀を認定せず、トランプ米大統領の司法妨害を証拠不十分と米司法省が結論付けたことも、株式市場は好感したようだ。

その一方、ドル円は積極的なドル買いにはつながらず、レンジとなった。その理由として考えられるのが、米長期金利が逆イールドとなっていることである。

先週末、米10年債と米3か月債の利回りが逆転した。本来、長期金利は短期金利より高くなるはずが、短期金利が長期金利より高くなる逆転現象が起こっている。

ただ、すでに書いたとおり、今起きているのは、米10年債と米3か月債との逆イールドであり、景気後退のサインとして特に注目される米2年債と米10年債に関しては、今のところ逆イールドは起きていない。

ただ、今回起きた逆イールドが、今後、米国が本格的に景気後退する前触れなのではないかとの不安が広がっているのも事実である。このことが、今週に入ってから、ドル円の上値を抑えている。

仮に逆イールドが解消されても、今年は米国の利上げ回数が0回となったことから、ドル円の上値が重い状態は続くとみられる。そのため、ドル円が上昇した場合も、限定的なものになる可能性が高い。

本日は、米国の2月の住宅着工件数や3月のリッチモンド連銀製造業指数、3月の消費者信頼感指数などが発表される。事前予想を下振れた場合は再びの円高トレンドになる可能性が考えられるが、上振れた場合、上昇は一時的なものとなる可能性が高い。

冒頭でも書いたとおり、本日は日経平均株価が上昇し、後場は前日比39966銭高で始まるなど堅調に推移している。

アジア株については、ハンセン株価指数は上昇したものの、現在は上げ幅を縮小している。一方、上海総合指数は軟調で、下落している。

NYダウ先物、米長期金利はともに上昇しており、回復傾向にある。このことが、東京時間のドル円の下支え材料になるとみられる。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲のすぐ下にある。レンジが続いているため、ボリンジャーバンドは縮小し横ばいになっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル11025銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。それを上抜けた場合は、1ドル11015銭前後が短期的な抵抗線になるものとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル11000銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル10990銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年3月26日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:109.77円~110.55円弱気予想:109.47円~110.31

ユーロ/円

    強気予想:124.01円~125.35円弱気予想:123.49円~124.94

ポンド/円

    強気予想:144.72円~146.42円弱気予想:144.10円~145.88

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年3月26日|本日のFX経済指標カレンダー

16:00 (独) 4月 GFK消費者信頼感調査 
 前回…10.8 今回予想…10.8
16:45 (仏) 3月 企業景況感指数 
 前回…103 今回予想…103
16:45 (仏) 10-12月期 国内総生産(GDP、確定値) [前期比] 
 前回…0.3% 今回予想…0.3%
21:30 (米) 2月 住宅着工件数 [前月比] 
 前回…18.6% 今回予想…-0.8%
21:30 (米) 2月 住宅着工件数 [年率換算件数] 
 前回…123.0万件 今回予想…122.0万件
21:30 (米) 2月 建設許可件数 [前月比] 
 前回…-0.7% 今回予想…-1.3%
21:30 (米) 2月 建設許可件数 [年率換算件数] 
 前回…131.7万件 今回予想…130.0万件
22:00 (米) 1月 住宅価格指数 [前月比] 
 前回…0.3% 今回予想…0.4%
22:00 (米) 1月 ケース・シラー米住宅価格指数 
 前回…212.96 今回予想…212.88
22:00 (米) 1月 ケース・シラー米住宅価格指数 [前年同月比] 
 前回…4.2% 今回予想…4.0%
23:00 (米) 3月 リッチモンド連銀製造業指数 
 前回…16 今回予想…12
23:00 (米) 3月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 
 前回…131.4 今回予想…132.0

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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