2019年3月18日|日経平均株価は上昇。一方、ドル円は、明日のFOMCとNYカットのオプションにより小動きに

  • 更新日: 2019/05/08

2019年3月18日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年3月18日|本日午後からのFX相場予想

本日の東京時間は、日経平均株価が先週末の米株高を受けて上昇。高水準で推移している。一方、ドル円はレンジ相場となっている。

先週金曜日は、日銀の金融政策決定会合を前に、米国やEUなど先進国中央銀行の緩和シフトを受けて、日銀も更なる追加緩和を行うのではないかとの思惑から、円安が進んだ。しかし、日銀が現行の金融政策に据え置くことを発表したことから、ドル円は売られた。

その後、ニューヨーク時間に入り米国の経済指標が発表されると、強弱まちまちな結果となったものの、ドル円はさらに下落し、上値の重い状態のまま取引きを終えた。

先週金曜日に発表された米国の経済指標は、ニューヨーク連銀製造業景況指数や鉱工業生産指数が下振れるなど、弱い結果となった。

ニューヨーク連銀製造業景況指数は約2年ぶりの低水準となり、今年1Qの景気が鈍化していることを裏付ける結果となった。新規受注や出荷などが下落した一方、雇用は約3か月ぶりの高水準となった。

また、鉱工業生産指数も、市場予想に反して2か月連続の低下となり、米中貿易摩擦による影響や、世界的な景気減速が伺える内容となった。

一方、ミシガン大学消費者態度指数(速報値)は事前予想を上回る結果となり、米国の消費者の景気先行きの見通しは楽観的であることが伺える内容となった。

明日から2日間にわたり開催されるFOMCで、金融政策を決定することになるが、政策金利は現行の2.25-2.50%に据え置かれるとみられている。

ここ最近の米経済指標の弱さから、今年の利上げ停止の可能性は高まっているが、今後も米国の経済指標が弱い結果が続き、米中貿易摩擦をはじめとした国内外の経済情勢が悪化した場合は、FOMCは利下げも視野に入れ始める可能性がある。

これからも、米国の経済指標の内容には注目したい。特に、個人消費やインフレに関わる経済指標の動向には注意が必要である。

なお、今週は、英国のEU離脱協定案の3度目の採決が行われる。20日までに実施される予定であるため、こちらの動向にも注意が必要だ。

採決に関する事前の報道や、採決の動向を巡る報道により、ポンドのボラティリティは高まるものと考えられる。ドル円相場にも影響を及ぼす可能性があることから、注意したい。

本日のドル円は、冒頭でも書いたとおり、レンジ相場となっている。好調な日経平均株価の動向に対し、ドル円相場は、FOMCを明日に控えていることや、11150銭と11175銭にNYカットのオプションが入っていることから、ドル円は限定された動きになっている。

また、先週の米国の軟調な経済指標の結果を受けて、米国の今年の利上げ停止の可能性が一段と高まったことから、上値は重いものと考えられる。

なお、日経平均株価は後場も高水準で推移している。また、上海総合指数とハンセン総合指数はどちらも上昇している。このことが、ドル円の下支え要因になるとみられる。

NYダウ先物は上昇し、高水準で推移している。また、米長期金利も緩やかに上昇している。

本日、東京時間中は大きな指標発表がないことから、このまま動きに乏しい状態が続くことが考えられる。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は、レンジ相場になっていることから、一目均衡表の雲の中にある。ボリンジャーバンドは縮小し、下向きになっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル11165銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。それを上抜けた場合は、1ドル11175銭前後が短期的な抵抗線になるものとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル11150銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル11138銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。

2019年3月18日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

    強気予想:111.27円~112.11円弱気予想:111.07円~111.79

ユーロ/円

    強気予想:126.07円~126.81円弱気予想:125.87円~126.54

ポンド/円

    強気予想:147.65円~148.96円弱気予想:147.06円~148.60

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年3月18日|本日のFX経済指標カレンダー

3月18日(月)

08:50 (日) 2月 貿易統計(通関ベース、季調前)
 前回…-1兆4156億円 今回予想…2811億円
08:50 (日) 2月 貿易統計(通関ベース、季調済)
 前回…-3700億円 今回予想…980億円
09:01 (英) 3月 ライトムーブ住宅価格 [前月比]
 前回…0.7%
13:30 (日) 1月 設備稼働率 [前月比]
 前回…-1.9%
13:30 (日) 1月 鉱工業生産・確報値 [前月比]
 前回…-3.7%
13:30 (日) 1月 鉱工業生産・確報値 [前年同月比]
 前回…0.0%
19:00 (欧) 1月 貿易収支(季調済)
 前回…156億ユーロ
19:00 (欧) 1月 貿易収支(季調前)
 前回…170億ユーロ
21:30 (加) 1月 対カナダ証券投資額
 前回…-189.6億カナダドル
23:00 (米) 3月 NAHB住宅市場指数
 前回…62 今回予想…63

3月19日(火)

未定 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

FXで分からないことは、こちらで検索してみましょう!

 

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お好みの条件で自分に合ったFX会社を検索

FXのことで悩んだら、専門家に相談!

FXに関するご相談を無料で受け付けております。
お問い合わせが多い場合は、返信が遅れることやお問い合わせ内容によっては返信が出来ない場合がございます。
※お問い合わせ頂いた内容はナビナビFX編集部に送信されます。

(必須)
(必須)

利用規約プライバシーポリシーにご同意いただき、ご利用下さい。