2019年2月18日|ドル円は先週からの下落が一服。材料難から方向感に欠ける展開に

  • 更新日: 2019/05/08

ドル円の1時間足チャート(20190218)

218日(月)の東京時間のドル円は、好調な日経平均株価の動向を受け、先週末の終値より高い水準で推移している。ただ、材料難から積極的な上昇にはつながりにくい状態だ。

先週末の東京時間では、その前の日に発表された米小売売上高の結果を受けた円高の流れが続き、円高基調に。ロンドン時間に入ってからもその流れが続いたが、米国市場がスタートすると、米国の経済指標の発表等を受けて円高トレンドは一服した。

しかし、発表された米国の経済指標の結果が強弱まちまちだったことから、方向感のない展開となった。

気になるのは、1月の米鉱工業生産指数の低下だ。今回は前月比-0.6%となり、8カ月ぶりのマイナス圏に沈んでいる。さらに、前回発表された昨年12月の鉱工業生産指数は当初発表された+0.3%から+0.1%に下方修正された。

内容を見ると、自動車が-8.8%と、20095月以来の大幅な低下を見せている。なお、機械、電子機器等についても低下が見られた。自動車の大幅な低下を除いても、1月の製造業生産は-0.2%と弱く、減税効果剥落の影響が出つつあるとみられ、向こう数カ月は低迷すると見る向きが強まっている。

今回の結果により、米国の利上げ見通しの後退はより確実なものなったと言える。この結果を受けて、米長期金利は急落した。一旦持ち直したものの、現在も急落後の水準である2.664%近辺で推移している。

なお、米中貿易協議に関しては今週再開される予定だが、中国側の全面的な譲歩を引き出すのは難しく、今後も難航するのではないかとの見方が依然として強い。

とはいえ、対話が続くこと自体をポジティブ材料として見る向きも強く、先週末の米株式市場は進展への期待感から大幅上昇している。今週も米中貿易協議の動向に注意が必要だ。

本日の日経平均株価は、先週末の終値を上回る水準で始まり、21,200円台に乗せるなど大幅反発。景気敏感株を中心に高水準で取引されている。また、ハンセン総合指数と上海総合指数も前日の終値を上回った後、高水準で推移している。

NYダウ先物も小幅ながら上昇。重要な経済指標の発表がないことに加え、本日は米国市場が休場ということもあって、材料難。本日の東京時間も株式指数等の動向を眺めながらドル円は推移すると考えられるが、欧州時間が始まるまでは、小幅なレンジで推移する可能性がある。

なお、テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。ボリンジャーバンドは徐々に上向きになっているが、大きなトレンドが出ていないことから方向感に欠ける状態が続いている。

東京時間のドル円は、1ドル11057銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。それを上抜けた場合は、次に1ドル11065銭前後が意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル11050銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル11040銭前後が支持線として意識されるとみられる

2019年2月18日|本日のFX経済指標カレンダー

2月18日(月)

未定 (米) 休場
未定 (加) 休場
08:50 (日) 12月 機械受注 [前月比]
 前回…0.0%
08:50 (日) 12月 機械受注 [前年同月比]
 前回…0.8%
09:01 (英) 2月 ライトムーブ住宅価格 [前月比]
 前回…0.4%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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