2019年2月12日|ドル円は強い上昇トレンド。上値を追う展開に

  • 更新日: 2019/05/08

ドル円の1時間足チャート(20190212)

212日(火)の東京時間は、日経平均株価の上昇を受け、ドル円は上値を追う展開となっている。

昨日の東京時間は、東京市場が祝日のため休みとなり流動性の低い中、ハンセン総合指数や上海総合指数の好調、さらには米長期金利の上昇が追い風となって、ドル円は1ドル110円台に乗せた。ロンドン時間に入ると、米長期金利の上昇を受けてさらに円安が進み、ニューヨーク時間には1ドル11046銭を付ける場面もあった。

129日から30日かけて開催されたFOMCで、パウエルFRB議長が今年の利上げとバランスシート縮小停止を示唆した余波が残る中、26日にはRBAのロウ総裁が利下げを示唆する発言をしたことを受け、先週は上値の重い展開が続いたドル円だったが、今週の序盤からドル買い優勢の展開となっている。

重要な経済指標の発表の無い中、材料不足だったが、昨日より始まった次官級の米中貿易協議への期待感からドル買いが進んだことに加え、EUや英国の経済指標が弱く、景気後退が不安視されていることや、英国のEU離脱をめぐる混乱を嫌気して、ドルへの買いが集まっているものと考えられている。

なお、本日の日経平均株価は上げ幅を広げ、前営業日比が一時500円を超えるなど、好調に推移している。また、NYダウ先物も上昇し、米長期金利は2.68%超と、こちらも上昇している。

アジアの株式市場も好調で、ハンセン株価総合指数、上海総合指数ともに上昇している。これらのことが、ドル円の上昇を後押ししていると考えられる。

現在ドル円は、1ドル11065銭近辺で押し戻されている。この後も日経平均株価や米長期金利が上昇すれば、東京時間のドル円はさらに上値を追う展開になると考えられる。

なお、日が変わってからになるが、今夜(日本時間213日午前245分)にパウエルFRB議長の講演が予定されている。ここで金融政策に関する発言があるかどうかに注意したい。また、その前に22時からBOEのカーニー総裁の発言も予定されている。ここでの発言を受けたポンドの急落・急騰がドル円にも波及する場合があるので、注意が必要である。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は、一目均衡表の雲の上にあり、ボリンジャーバンドはバンドウォークが継続している。下値は堅く、上昇トレンドが続いていることが分かる。

ドル円は、1ドル11065銭前後が抵抗線として意識されると考えられる。ここを超えると1ドル11072銭前後が次の抵抗線として意識されるとみられる。そのまま上昇が続けば、1ドル11082銭前後がその後の抵抗線として考えられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル11045銭前後になると考えられ、そこを割り込んだ場合は1ドル10935銭前後が次の抵抗線として考えられる。さらに割り込んだ場合は1ドル10920銭前後が次の抵抗線として意識されると考えられる(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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2019年2月12日|本日の経済指標カレンダー

2月12日(火)

08:50 (日) 1月 マネーストックM2 [前年同月比]
 前回…2.4% 今回予想…2.4%
09:30 (豪) 12月 住宅ローン件数 [前月比]
 前回…-0.9% 今回予想…-2.0%
09:30 (豪) 1月 NAB企業景況感指数
 前回…2
13:30 (日) 12月 第三次産業活動指数 [前月比]
 前回…-0.3% 今回予想…-0.1%
22:00 (英) カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
26:45 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

2月13日(水)

08:30 (豪) 2月 ウエストパック消費者信頼感指数
 前回…99.6
08:50 (日) 1月 国内企業物価指数 [前月比]
 前回…-0.6% 今回予想…-0.2%
08:50 (日) 1月 国内企業物価指数 [前年同月比]
 前回…1.5% 今回予想…1.0%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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