• 更新日: 2019/10/08

2019年10月8日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年10月8日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比119円23銭高の21,494円48銭で寄り付いた。

円安が進行したことにより、輸出関連株で買いが先行したのが上昇要因となった。

その後も堅調に推移し、上げ幅を拡大。後場は前日比231円68銭高の21,606円93銭で寄り付いた。

ドル円は底堅い展開。リスクオフムードの後退により、昨日のニューヨーク時間に米長期金利が上昇したため、ドル円は水準を上げた。

その流れが本日の東京時間にも続き、日経平均株価の上昇を追い風に1ドル107円40銭台まで水準を上げた。

とはいえ、米中貿易協議への警戒感もあることから、そこからやや水準を下げたが、概ね底堅い動きが続いている。

昨日のドル円は、早朝、米中貿易協議に関し、中国が通商合意の範囲を狭めるとの報道があったことから、ドル円は1ドル106円60銭台まで下げてスタートした。

その後はドルの買い戻しが入り水準を上げたが、様子見ムードが強く、上値の重い展開に。ロンドン時間の午前中も方向感の出ない状態が続いた。

動きがあったのは、ニューヨーク時間がスタートしてから。この日から行われる次官級の米中貿易協議に関し、クドロー米国家経済会議委員長が「米中貿易協議は進展の可能性がある」「中国企業の上場廃止は検討していない」と米FOXニュースのインタビューで述べたことが好感され、米中貿易協議進展への期待が高まった。

これにより、市場ではリスクオフムードが後退し、安全資産である債券が売られ、米長期金利が上昇。ドルが買い戻され、ドル円は1ドル107円台を回復した。

なお、米長期金利の上昇に関しては、今週債券市場では入札を控えていることから、ポジション調整の売りがあったことも上昇要因の一つとなったとみられている。

昨日からスタートした米中貿易協議は、現在次官レベルでの協議が行われている。

これが終わると10日からは閣僚レベルでの協議が行われるが、大きな進展は望めないとの見方が根強い。

昨日はクドロー米国家経済会議委員長の発言が材料視され、リスクオフムードが後退したが、NYダウは反落。

米中貿易協議で合意するかどうか、不透明感が根強いことが原因となった模様。

このように、昨日は米中貿易協議が市場の最大の注目材料となった。

クドロー米国家経済会議委員長の発言に加え、昨日はトランプ米大統領も、米中貿易協議に関して「非常に大きなことができる可能性がある」と発言し、楽観的な見通しを示したことも好感された。

また、中国側が米中貿易協議で可能な部分での合意をとりまとめ、より困難な問題を来年交渉するためのタイムスケジュールを作成する用意があるとの報道も、リスクオフムードの後退を後押しした。

その一方で、トランプ米大統領は昨日、「部分的な合意や悪い合意は望まない」と発言しており、従来からの姿勢を改めて強調している。

また、米上院と下院が9月25日に香港人権・民主主義法案を可決し、中国をけん制している。

そのほかにも、先週、ナバロ米大統領補佐官が、「中国と重要な合意を得るか、あるいは合意なしかだろう」「中国と小規模な合意はないだろう」との発言をしていることもあり、協議進展には不透明な要素も多い。

そのため、本日も引き続き、米中貿易協議がドル円の上値抑制要因になるものと考えられる。

日経平均株価は朝から上昇している一方で、ドル円の上値は重く、この後ももみ合いが続きやすいと考えられる。

引き続き、関連のヘッドラインには引き続き注意が必要だ。

本日の上海総合指数はプラス圏でスタートし、上げ幅を拡大している。ハンセン総合指数も上昇し、上げ幅を拡大している。

NYダウ先物も堅調で、上昇が続き、上げ幅を拡大している。また、米長期金利も上昇。1.57%台で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。ボリンジャーバンドは上向きとなり、バンド幅が拡大している。

この後、東京時間のドル円は、1ドル107円45銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル107円55銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円20銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル107円10銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年10月8日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:106.81円~107.90円
  • 弱気予想:106.36円~107.58円

ユーロ/円

  • 強気予想:117.25円~118.33円
  • 弱気予想:116.81円~118.01円

ポンド/円

  • 強気予想:131.33円~132.70円
  • 弱気予想:130.86円~132.25円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年10月8日|本日のFX経済指標カレンダー

09:30 (豪) 9月 NAB企業景況感指数
 前回…1
10:45 (中) 9月 Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
 前回…52.1 今回予想…52.0
13:00 (英) カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
14:00 (日) 9月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI
 前回…42.8 今回予想…43.3
14:00 (日) 9月 景気ウオッチャー調査-先行き判断DI
 前回…39.7 今回予想…39.4
14:45 (スイス) 9月 失業率
 前回…2.1% 今回予想…2.1%
15:00 (独) 8月 鉱工業生産 [前月比]
 前回…-0.6% 今回予想…-0.1%
15:00 (独) 8月 鉱工業生産 [前年同月比]
 前回…-4.2% 今回予想…-4.3%
15:45 (仏) 8月 貿易収支
 前回…-46.07億ユーロ
15:45 (仏) 8月 経常収支
 前回…2億ユーロ
21:15 (加) 9月 住宅着工件数
 前回…22.66万件 今回予想…21.75万件
21:30 (加) 8月 住宅建設許可件数 [前月比]
 前回…3.0% 今回予想…1.2%
21:30 (米) 9月 卸売物価指数(PPI) [前月比]
 前回…0.1% 今回予想…0.1%
21:30 (米) 9月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比]
 前回…1.8% 今回予想…1.8%
21:30 (米) 9月 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く) [前月比]
 前回…0.3% 今回予想…0.2%
21:30 (米) 9月 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く) [前年同月比]
 前回…2.3% 今回予想…2.3%
26:50 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

2019年10月9日|本日のFX経済指標カレンダー

08:30 (豪) 10月 ウエストパック消費者信頼感指数
 前回…98.2

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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