• 更新日: 2019/10/30

2019年10月30日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年10月30日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比20円96銭安の22,953円17銭で寄り付いた。

前日のNYダウが軟調に推移したことを受け、利益確定売りが先行しているようだ。後場は前日比89円44銭高の22,884円69銭で寄り付いた。

一方ドル円は小動きに。本日のFOMCの声明発表を前に様子見ムードとなっている。日経平均株価は軟調だが、下値は堅い。

昨日のドル円は、FOMCを前に小動きとなった。前日のNY時間に、トランプ米大統領が中国との通商協議に関し、「極めて大きな合意に署名することを予想している」と述べ、米農産品の購入など複数の合意が間近との報道もあったことから、底堅い展開となった。

東京時間中は1ドル109円を超える場面もあったが、1ドル109円10銭近辺の実需筋の売りや1ドル109円近辺のNYカットオプションが意識され、ドル円は1ドル108円台に押下げられる展開となった。

ニューヨーク時間に入ると、10月の米消費者信頼感指数が発表されたが、事前予想の128.0を下回る125.9となった。

前回の126.3からも低下し、3か月連続の低下となった。現況指数が前月の170.6から172.3に上昇した一方、期待指数は前月の96.8から94.9に低下。就職の困難さを示す指数は前月の11.0から11.8に悪化している。

米国ではISM製造業景況指数など製造業に関する指数が弱くなってきている。その影響が賃金の伸びの鈍化等、労働市場にも波及しつつあるようだ。

そのため、今回、今後6か月で雇用が減少するとの回答比率は2016年9月以来の高水準となり、ビジネス環境が将来改善するとの回答は、3月以来の低水準になっている。

それでも今回の消費者信頼感指数の結果は、米小売業の年末商戦に与える影響はないとする見方が強い。米国では個人消費がGDPの7割ほどを占め、それを支える小売業の動向は重要だ。

11月と12月の2か月間が米国の年末商戦の時期に当たり、年間売上高の20%を占める。ただ、消費者信頼感指数の連続低下はリセッション入りの前兆となることが多い。

今回3か月連続の低下となったことが、今後、ドル円相場の重しとなるだろう。

本日のFOMC終了後、0.25%の追加利下げが発表されるとみられている。

市場はすでにこのことを織り込んでいるため、利下げ発表に対する相場の反応は限定的なものに留まると考えられる。問題は、利下げが打ち止めになるかどうか、ということである。

市場は利下げを過度に織り込んでいるとの見方を示すFOMCメンバーもいることから、今回の引き下げで打ち止めとなる可能性もある。

そのため、FOMC声明で、「持続的な成長を維持するため、適切な行動をとる」との文言が削除されるかどうかにも注意したい。

また、今回の利下げを見送り、次回のFOMCでの利下げが行われる可能性についても残存しているため、注意が必要だ。

なお、利下げの打ち止めが示唆されたり、今回利下げが見送られたりした場合は、ドル買い地合いになると考えられる。

なお、本日も米中貿易協議の第一段階の合意に関する報道には注意したい。

トランプ米大統領は一昨日、11月のAPECで行われる米中首脳会談で合意文書に署名するとの見通しを示した。

しかし昨日、ロイター通信が米中貿易協議の第一段階の合意が、APECで行われる米中首脳会談には間に合わないと報道し、香港メディアはAPECでの米中首脳会議で合意は可能との報道をしている。

情報が錯そうしており、ドル円相場はヘッドラインに左右される展開となっている。

そのため、本日この後も、米中貿易協議の第一段階の合意文書への署名に関するヘッドラインには注意したい。

本日この後の東京時間のドル円は、昨日に続き、FOMCを前に様子見ムードで値動きに乏しい展開が続くと考えられる。

本日の上海総合指数は軟調。マイナス圏でスタートし、いったん下げ幅を縮小する場面もあったが、再び下げ幅を拡大している。

ハンセン総合指数も軟調。マイナス圏でスタートし、下げ幅を拡大したものの、下げ止まった後は下げ幅を縮小している。

NYダウ先物は軟調。現在は下げ止まり、小幅ながら上昇している。米長期金利は軟調。低下幅が縮小し、現在は1.82%台で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の中にある。値動きに乏しいことから、ボリンジャーバンドは縮小し、横ばいとなっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル108円90銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。それを上抜けた場合は、1ドル109円00銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル108円75円銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル108円65銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年10月30日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:108.75円~109.20円
  • 弱気予想:108.62円~109.04円

ユーロ/円

  • 強気予想:120.70円~121.37円
  • 弱気予想:120.39円~121.19円

ポンド/円

  • 強気予想:139.53円~141.10円
  • 弱気予想:138.96円~140.60円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年10月30日|本日のFX経済指標カレンダー

09:30 (豪) 7-9月期 四半期消費者物価(CPI) [前期比]
 前回…0.6% 今回予想…0.5%
09:30 (豪) 7-9月期 四半期消費者物価(CPI) [前年同期比]
 前回…1.6% 今回予想…1.7%
15:30 (仏) 7-9月期 国内総生産(GDP、速報値) [前期比]
 前回…0.3% 今回予想…0.2%
16:45 (仏) 9月 消費支出 [前月比]
 前回…0.0% 今回予想…0.0%
17:00 (スイス) 10月 KOF景気先行指数
 前回…93.2 今回予想…93.5
17:55 (独) 10月 失業者数 [前月比]
 前回…-1.00万人 今回予想…0.2万人
17:55 (独) 10月 失業率
 前回…5.0% 今回予想…5.0%
19:00 (欧) 10月 経済信頼感
 前回…101.7 今回予想…101.1
19:00 (欧) 10月 消費者信頼感(確定値)
 前回…-7.6 今回予想…-7.6
20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]
 前回…-11.9%
21:15 (米) 10月 ADP雇用統計 [前月比]
 前回…13.5万人 今回予想…10.5万人
21:30 (米) 7-9月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) [前期比年率]
 前回…2.0% 今回予想…1.6%
21:30 (米) 7-9月期 四半期GDP個人消費・速報値 [前期比]
 前回…4.6% 今回予想…2.6%
21:30 (米) 7-9月期 四半期コアPCE・速報値 [前期比]
 前回…1.9% 今回予想…2.2%
22:00 (独) 10月 消費者物価指数(CPI、速報値) [前月比]
 前回…0.0% 今回予想…0.0%
22:00 (独) 10月 消費者物価指数(CPI、速報値) [前年同月比]
 前回…1.2% 今回予想…1.1%
23:00 (加) カナダ銀行 政策金利
 前回…1.75% 今回予想…1.75%
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
 前回…1.75-2.00% 今回予想…1.50-1.75%
27:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

2019年10月31日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (日) 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
 前回…-0.10%
未定 (日) 日銀展望レポート
06:45 (NZ) 9月 住宅建設許可件数 [前月比]
 前回…0.8%
08:50 (日) 9月 鉱工業生産・速報値 [前月比]
 前回…-1.2% 今回予想…0.4%
08:50 (日) 9月 鉱工業生産・速報値 [前年同月比]
 前回…-4.7% 今回予想…-0.1%
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
 前回…5361億円
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
 前回…5223億円

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(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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