• 更新日: 2019/10/28

2019年10月28日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年10月28日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前週末比54円63銭高の22,854円44銭で寄り付いた。

先週金曜日に行われた電話での閣僚級米中貿易協議で、複数の分野での合意が間近との報道を受け、同日のNY市場は主要な株価指数が上昇。

これにより投資家のリスク回避姿勢が後退し、日経平均株価も上昇して始まった。

後場は前週末比63円99銭高の22,863円80銭で寄り付いた。

一方ドル円は小動き。先週金曜日に行われた米中貿易協議の進展を受けて投資家のリスク回避姿勢が後退し、日経平均株価の上昇も追い風となったため、ドル円は仲値にかけて1ドル108円78銭まで浮上した。

しかし1ドル108円80銭近辺には実需筋の売り注文が控えていることもあり、同水準を前に若干水準を落とし小動きとなっている。

また、今週開催のFOMCでの追加利下げ見通しも、上値抑制要因になっている模様。

先週金曜日のドル円は、東京時間中、この日行われる米中貿易協議を前に様子見ムードとなったため、方向感の出ない展開となった。

ロンドン時間に入ってから、ユーロ円などクロス円の売りに押されていったん水準を下げる展開となったものの、やはり様子見ムードが強く、小動きとなった。

ニューヨーク時間にはミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が発表された。事前予想は速報値と同じ96.0と横ばいだったが、結果は95.5と下回った。

現況指数が速報値の113.4から113.2へ、期待指数も速報値の84.8から84.2へと下方修正された。しかし、どちらも前月からは上昇している。

これを受けて、ドル円は1ドル108円50銭台まで下落したものの、その後、米中閣僚の電話協議が始まると、協議進展への期待感から水準を上げる展開に。

さらに、米通商代表部が、米中両国が貿易協議の第一段階の一部事項での仕上げ作業に近づいており、来月開催のAPECで行われる米中首脳会談で署名する見通しとの声明を発表すると、1ドル108円77銭まで水準を上げた。

このように、先週金曜日のドル円は、閣僚級米中貿易協議の動向が市場の注目を集めた。

なお、米国が中国製品に対する関税の一部を撤回することと引き換えに、中国が多くの米農産品を購入する計画について話し合う見込みであるとロイター通信が報じている。

また、中国側も今回の協議について、技術的な協議が概ね完成したと発表し、協議が順調であることを明らかにした。

今後も事務レベルでの協議が行われ、近日中に再度電話での閣僚級協議を行うとしている。

なお、先週は英国のEU離脱問題もドル円相場に大きな影響を与えた。英国とEUとの間では離脱合意が成立したが、英下院で否決。

ジョンソン英首相はEU離脱協定関連法案のスピード審議に関する動議を提出したものの、こちらも否決された。

また、ジョンソン英首相は12月12日の総選挙実施も提案し、これを支持するよう議会への圧力を強めるなど、混乱が長期化している。

一方、EUも英国のEU離脱時期を来年1月末に延期する決定を先送りしている。

今週は水曜日にFOMCが行われる。今回のFOMCで0.25%の追加利下げが見込まれているため、ドル円はFOMCを前に小動きとなりやすいだろう。

また、引き続き米中貿易協議に関するヘッドラインには注意が必要だ。

英国のEU離脱問題に関しても、ポンド円などクロス円の動きがドル円相場に影響を与えるケースが多いため、こちらにも注意したい。

本日この後の東京時間のドル円は、小動きになりやすいと考えられる。

日経平均株価が堅調に推移すれば、それがドル円相場を下支えするだろう。

本日の上海総合指数は堅調。一時上げ幅を縮める場面もあったが、再び上昇に転じプラス圏で推移している。

ハンセン総合指数も堅調。プラス圏でスタートし、上げ幅を拡大している。

NYダウ先物は堅調。プラス圏で推移している。米長期金利も軟調。上昇し、1.81%台で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。値動きに乏しいことから、ボリンジャーバンドは拡大し上向きになっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル108円80銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル108円90銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル108円65銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル108円55銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年10月28日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:108.52円~108.93
  • 弱気予想:108.37円~108.79

ユーロ/円

  • 強気予想:120.22円~121.00
  • 弱気予想:120.06円~120.69

ポンド/円

  • 強気予想:138.98円~140.17
  • 弱気予想:137.83円~140.50

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年10月28日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (NZ) 休場
08:50 (日) 9月 企業向けサービス価格指数 [前年同月比]
 前回…0.6%
18:00 (欧) 9月 マネーサプライM3 [前年同月比]
 前回…5.7%

2019年10月29日|本日のFX経済指標カレンダー

未定 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
08:30 (日) 10月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) [前年同月比]
 前回…0.5% 今回予想…0.7%

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(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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