- 更新日: 2020/05/27
2019年10月28日|本日のFXレンジ予想
ドル/円
- 強気予想:108.52円~108.93円
- 弱気予想:108.37円~108.79円
ユーロ/円
- 強気予想:120.22円~121.00円
- 弱気予想:120.06円~120.69円
ポンド/円
- 強気予想:138.98円~140.17円
- 弱気予想:137.83円~140.50円
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)
※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。
2019年10月28日|本日のFX相場予想
10月25日(金)の東京時間は、早朝、1ドル108円60銭台で推移した。電話での閣僚級米中協議の動向を見極めたいとの思惑から、動きに乏しく、仲値近辺に実需筋による五十日(ごとおび)のドル買いが入り1ドル108円70銭台まで浮上した後は、1ドル108円60銭台で推移した。最終的にドル円は、1ドル108円61銭前後で推移した。
ロンドン時間のドル円は、様子見ムードとなり小動きに。その後、ポンド円やユーロ円の売りに押されて1ドル108円50銭近辺まで下落する場面もあった。午後に入り米国市場がスタートし、NYダウが堅調に推移すると次第にドル買い優勢となり、ドル円は1ドル108円60銭台まで水準を上げた。
しかし、10月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が事前予想の96.0を下回る95.5となると、再び1ドル108円50銭台まで円高が進んだ。最終的にドル円は、1ドル108円55銭~108円65銭で推移した。
ニューヨーク時間のドル円は、NYダウが堅調に推移したことでドル買い地合いとなった。そのため、ドル円は1ドル108円60銭台まで水準を上げた。しかしその後に発表された10月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が事前予想を下回ると、ドル売り優勢となったため、ドル円は1ドル108円50銭台まで円高が進んだ。
午後に入ると、米中閣僚が電話協議と報じられ、ドル円は再び水準を上げた。さらに、米通商代表部が、米中が貿易協議の第一段階の合意に向けて最終的な詰めに近づいたと発表したことから、投資家のリスク選好姿勢が強まり、NYダウが上昇。
ドル円は1ドル108円77銭まで上昇した。ただ、その後はNYダウが伸び悩んだことや、1ドル108円80銭近辺に実需筋の売り注文が入ったことから、ドル円は水準を下げた。最終的にドル円は、1ドル108円63銭~108円73銭で推移した。
ユーロは、英国のEU離脱を巡り、EUが10月末離脱の延期の決定を先送りしたことから、下落。1ユーロ1.1085~1.1095ドルで推移した。ポンドは下落。1ポンド1.2835~1.2845ドルで推移した。
昨日のドル円は、電話による閣僚級米中貿易協議を前に、値動きに乏しい展開となった。東京時間からロンドン時間の途中までそのような状態が続いたものの、ニューヨーク時間に入ると米経済指標の発表をきっかけに、ドル円はようやく動きが出た。
注目の電話での閣僚級米中貿易協議に関しては、第一段階の一部事項で仕上げ作業に近づいていて、来月のAPECで行われる米中首脳会談で両国首脳が合意内容に署名する見通しであると米通商代表部が声明を発表している。
本日のドル円は、電話での閣僚級米中貿易協議に進展が見られてたとして、リスク回避ムードになりやすいと考えらえる。なお、日経平均株価の動向にも注意したい。
テクニカルを確認すると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。ボリンジャーバンドはやや上向き。また、60日移動平均線もやや上向きになっている。
本日の東京時間のドル円は、ひとまず1ドル108円80前後が抵抗線として意識される。そこを突破した場合は1ドル108円90銭前後が抵抗線として意識されるとみられる
また、1ドル108円60銭前後が東京時間における短期的な支持線として意識され、そこを割り込んだ場合は1ドル108円50銭前後が次の支持線として意識されるとみられる
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)
2019年10月28日|本日のFX経済指標カレンダー
未定 | (NZ) 休場 |
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08:50 |
(日) 9月 企業向けサービス価格指数 [前年同月比] 前回…0.6% |
18:00 |
(欧) 9月 マネーサプライM3 [前年同月比] 前回…5.7% |
2019年10月29日|本日のFX経済指標カレンダー
未定 | (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目 |
---|---|
08:30 |
(日) 10月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) [前年同月比] 前回…0.5% 今回予想…0.7% |
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(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)
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