• 更新日: 2019/10/25

2019年10月24日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年10月25日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比264銭高の22,75324銭で寄り付いた。米半導体大手のインテルが24日に発表した20197月~9月期の決算が好調な内容だったことが好感され、半導体企業を中心に買いが集まった。

しかし、途中で上げ幅を縮めてマイナス圏へ。下げ幅を縮めたものの、小幅ながらもマイナスで前場を終えている。後場は前週末比067銭高の22,75127銭で寄り付いた。

一方ドル円は小動き。本日行われる予定の電話での閣僚級米中協議を前に、様子見ムードとなっている。

昨日のドル円は、東京時間中は上値の重い展開となった。欧州時間がスタートすると、対欧州通貨でのクロス円の上昇につれて1ドル10870銭台まで浮上する場面もあった。

さらに、ロンドン時間に入り、ECBが予想通り金利の据え置きを決定したことから、再び1ドル10870銭台まで浮上する場面もあった。しかしその後、米株安や米長期金利の低下により1ドル10840銭台まで下落する場面もあるなど、ロンドン時間からニューヨーク時間にかけてドル円は大きく値を下げた。

昨日発表された米経済指標は強弱まちまちの結果となった。9月の米耐久財受注(速報値)は事前予想の前月比-0.8%を下回る同-1.1%となった。

同指標は米企業の設備投資の先行指標であり、米GDPの設備投資算出に用いられている。昨日発表の結果によれば、飛行機を除く非国防資本財(コア資本財)は前月比-0.5%と2か月連続の低下となり、8月については当初発表の同-0.4%から同-0.6%へと下方修正された。

今回発表の耐久財受注では、自動車・同部品が1.6%減り、民間航空機・同部品はボーイングの不振や米GM工場でのストライキの影響を受けて11.8%と2桁減少となった。このことが今回の低下の主因とみられているが、米中貿易摩擦の長期化により、米企業の設備投資が軟調に推移していることが伺える内容となった。

この結果を受け、来週行われるFOMCでの利下げ確度が高まったと市場ではみている。

その一方で、昨日発表された10月の米製造業PMIは、事前予想の50.7に対し51.52か月連続の上昇となった。また、10月の米サービス業は事前予想どおりの51.0で着地したが、9月の50.9からは上昇、10月の米総合PMI51.29月の51.0から上昇している。

一方で、新規受注や雇用が低下し、中でも雇用は47.5と分かれ目となる50を割り込み200912月以来の低水準に落ち込んでいる。そのため、来月の雇用統計の伸びが低下する可能性があるとの見方もあるようだ。

このように、昨日の米経済指標は強弱まちまちの結果となった。しかしドル円は米株安や米長期金利の低下により水準を下げる展開となり、1ドル10850銭を割り込んだ。さらに、昨日はペンス米副大統領が演説の中で中国を批判したことも、ドル円の水準を押し下げる要因となった。

昨日、ペンス副大統領は米ウィルソン・センターで、米中関係の将来に関する演説を行い、「経済的関与だけで中国共産党の権威主義的体制が自由主義社会へ転換できるとは、米国は期待してない」と述べ、香港での民主化デモに対する中国の対応を非難した。しかしその一方で、「米国は中国との対立も分断も望んでいない」と発言している。

昨日のペンス米副大統領の演説で、本日からの電話での閣僚級米中協議が難航するのではないかとの見方が広がったためにドル円の下落要因の一つとなった。しかしその一方で、発言内容は想定の範囲内との見方もあったため、ドル円は終盤にかけて持ち直す結果となっている。

本日この後の東京時間のドル円は、閣僚級米中協議を前に様子見ムード強く小動きになりやすいと考えられる。米中協議に関するヘッドラインには注意が必要だ。

本日の上海総合指数は軟調。下げ幅を拡大したものの、その後は上昇に転じ、いったんプラス圏まで浮上。しかし、再び下げて小幅ながらマイナスとなっている。ハンセン総合指数も軟調。下げ幅を拡大しマイナス圏で推移している。

NYダウ先物は軟調。マイナス圏で推移している。米長期金利も軟調。低下幅を拡大したものの、現在は下げ止まり横ばい。1.75%台で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。値動きに乏しいことから、ボリンジャーバンドは横ばいとなっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル10870銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。それを上抜けた場合は、1ドル10880銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル10850銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル10840銭前後が支持線として意識されるとみられる

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年10月25日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:108.49円~108.87円
  • 弱気予想:108.37円~108.74円

ユーロ/円

  • 強気予想:120.22円~121.77円
  • 弱気予想:119.85円~121.83円

ポンド/円

  • 強気予想:138.64円~141.55円
  • 弱気予想:137.83円~140.50円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年10月25日|本日のFX経済指標カレンダー

15:00 (独) 11月 GFK消費者信頼感調査
 前回…9.9 今回予想…9.8
15:45 (仏) 9月 卸売物価指数(PPI) [前月比]
 前回…0.0%
17:00 (独) 10月IFO企業景況感指数
 前回…94.6 今回予想…94.5
23:00 (米) 10月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
 前回…96.0 今回予想…96.0

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(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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