• 更新日: 2020/05/27

2019年10月24日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年10月24日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比100円06銭高の22,725円44銭で寄り付いた。

昨日の米株主要指数が上昇したことを受けて、買いが先行している模様。後場は前週末比136円46銭高の22,761円84銭で寄り付いた。

一方ドル円は、午前9時以降、実需筋によるドル売りが入ったことが相場の下押し材料になったが、堅調な日経平均株価の動向がドル円相場を下支えしているものの、動意に欠ける展開に。

英国のEU離脱を巡る混乱への懸念や、明日から開催される電話での閣僚級米中貿易協議を前に様子見ムードとなっている模様。

昨日のドル円は、東京時間中は英国のEU離脱を巡る混乱を懸念し、水準を下げる展開となった。

日経平均株価がマイナス圏に沈んだことや、実需筋や海外短期筋のドル売りが下押しし、ドル円は1ドル108円25銭まで円高が進む場面もあった。

その後、再び1ドル108円30銭台まで値を戻したものの材料難から戻りは弱く、ロンドン時間が始まると、米ブルームバーグ通信が日銀が2019年度の成長率・物価見通しの小幅下方修正を検討とのニュースを報じたこともあり、ドル円は再び1ドル108円30銭を割り込むこととなった。

ニューヨーク時間が始まると、この日発表の8月米住宅価格指数が発表され、事前予想の前月比+0.3%を下回る同+0.2%となった。

なお、前月比では+4.6%となった。東海岸北部など5か所が前月比から上昇、西海岸部は横ばい、中南東部など3か所が低下した。

このように、昨日発表された8月米住宅価格指数は軟調な結果となったものの、相場の反応は限定的。

米株高が材料視された模様。そのため、ドル円はニューヨーク時間中に1ドル108円70銭まで上昇した。いったんNYダウがマイナス圏に沈んだことから、再び水準を下げたものの、終盤、NYダウが再びプラスに転じ、米長期金利が上昇したことからドル円は1ドル108円70銭を伺う動きとなった。

なお、この水準は、9月の日銀短観での大企業・製造業の2019年度想定為替レートとなる1ドル108円68銭に近い。

そのため、1ドル108円70銭近辺がドル円上昇の抵抗線になりやすいものと考えられる。

なお、相場の重しとなっている英国のEU離脱を巡る混乱については、23日に行われたEU加盟国外交官による会合で、EUのトゥスク大統領が英国の離脱期限を3か月延期し、来年1月末にしたいとする英国の要請受け入れを提言した。

ただ、決定は25日に持ち越された模様だ。EU離脱を巡る英国の政治的混乱が続くとの見方からポンドが売られ、安全通貨である円が買われることとなり、ドル円は水準を下げたが、その後はやや戻している。

このように、昨日は英国のEU離脱を巡る混乱がドル円相場に影響を与えた。

英国のEU離脱の先行き不透明感や情勢不安はこの後も意識され、ポンド売りがドル円相場にも影響を与えるものと考えられる。

なお、電話による米中協議については、明日25日に閣僚級協議が行われる予定である。劉鶴中国副首相が第一段階の合意に向けて米中双方が取り組んでいると発言しているものの、米国側は合意の内容を重視しているため、11月のAPECで行われる米中首脳会談での署名を必ずしも実現する必要はないとの姿勢であり、中国側は22日にWTOに米国に対する年24億ドル相当の報復関税を求めて協議を申し立てている。

また、米国が中国に対する報復関税を撤廃しない限り、米農産品500億ドル相当の購入は行わないとの姿勢を崩していない。

そのため、明日からの閣僚級電話協議に関するヘッドラインには注意が必要だ。

本日この後の東京時間のドル円は、昨日に引き続き上値の重い展開が続くものと考えられる。

本日の上海総合指数は軟調。プラス圏に浮上し上げ幅を拡大した後、下落して再びマイナス圏に沈んでいる下げ幅を拡大する展開となっている。

ハンセン総合指数は堅調。プラス圏で推移している。

NYダウ先物は小動き。小幅なマイナスとなっているが、昨日の終値近辺でもみ合いが続いている。米長期金利は堅調。1.76%台で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。ボリンジャーバンドは上向き。バンド幅は縮小しつつある。

この後、東京時間のドル円は、1ドル108円65銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。それを上抜けた場合は、1ドル108円75銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル108円50銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル108円40銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年10月24日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:108.37円~109.00円
  • 弱気予想:108.08円~108.82円

ユーロ/円

  • 強気予想:120.54円~121.46円
  • 弱気予想:120.14円~121.20円

ポンド/円

  • 強気予想:139.45円~141.28円
  • 弱気予想:138.60円~140.79円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年10月24日|本日のFX経済指標カレンダー

14:00 (日) 8月 景気先行指数(CI)・改定値
 前回…91.7
14:00 (日) 8月 景気一致指数(CI)・改定値
 前回…99.3
16:15 (仏) 10月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
 前回…50.1 今回予想…50.0
16:15 (仏) 10月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
 前回…51.1 今回予想…51.5
16:30 (独) 10月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
 前回…41.7 今回予想…42.0
16:30 (独) 10月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
 前回…51.4 今回予想…52.0
17:00 (欧) 10月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
 前回…45.7 今回予想…46.0
17:00 (欧) 10月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
 前回…51.6 今回予想…51.9
20:45 (欧) 欧州中央銀行(ECB)政策金利
 前回…0.00% 今回予想…0.00%
21:30 (欧) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
21:30 (米) 9月 耐久財受注 [前月比]
 前回…0.2% 今回予想…-0.6%
21:30 (米) 9月 耐久財受注・輸送用機器除く [前月比]
 前回…0.5% 今回予想…-0.2%
21:30 (米) 前週分 新規失業保険申請件数
 前回…21.4万件 今回予想…21.5万件
21:30 (米) 前週分 失業保険継続受給者数
 前回…167.9万人 今回予想…167.5万人
22:45 (米) 10月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
 前回…51.1 今回予想…50.8
22:45 (米) 10月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
 前回…50.9 今回予想…51.0
22:45 (米) 10月 総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
 前回…51.0
23:00 (米) 9月 新築住宅販売件数 [前月比]
 前回…7.1% 今回予想…-1.5%
23:00 (米) 9月 新築住宅販売件数 [年率換算件数]
 前回…71.3万件 今回予想…70.2万件

2019年10月25日|本日のFX経済指標カレンダー

08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
 前回…1兆622億円
08:50 (日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
 前回…5081億円

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(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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