2019年10月21日|今日のFX相場予想と相場を占うFX情報
- 更新日: 2020/05/27
2019年10月21日|本日のFXレンジ予想
ドル/円
- 強気予想:108.30円~108.86円
- 弱気予想:108.16円~108.65円
ユーロ/円
- 強気予想:120.80円~121.49円
- 弱気予想:120.47円~121.31円
ポンド/円
- 強気予想:139.72円~141.73円
- 弱気予想:138.79円~141.19円
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)
※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。
2019年10月21日|本日のFX相場予想
10月18日(金)の東京時間のドル円は、早朝、1ドル108円60銭前後で推移した。
午前9時に東京株式市場がスタートし、この日が実質的な五十日(ごとおび)であったことからドルが買われ、1ドル108円70銭近辺まで浮上する場面もあったが、上値の重い展開に。
EUと英国が合意した離脱協定案が否決されるのではないかとの見通しから、1ドル108円50銭台に水準を下げた。
終盤、BOE副総裁が「円滑なEU離脱になれば、利上げが検証の対象になる」を発言したとの報道がされると、これが材料視され、ポンド買い優勢に。
その影響がドル円にも波及したことに加え、米長期金利が1.76%まで上昇したことから、ドル円は1ドル108円72銭まで円安が進んだ。
最終的にドル円は1ドル108円64銭前後で推移した。
ロンドン時間のドル円は、午前中は英国議会での新離脱案の審議の動向を見極めたいとの向きが強く、様子見ムードに。動きの乏しい展開が続いた。
午後に入ると9月の米景気先行指数(コンファレンス・ボード)が発表され、事前予想の前月比0.0%を下回る同-0.1%となり、8月についても前月比0.0%から同-0.2%に下方修正された。
これが嫌気され、ドル円は1ドル108円40銭台まで下落した。最終的にドル円は、1ドル108円45銭~108円55銭で推移した。
ニューヨーク時間のドル円は、この日発表の9月の米景気先行指数が事前予想を下回った上、8月についても下方修正したことから、ドル売り優勢に。
ドル円は1ドル108円40銭台まで下落した。
さらに、クラリダFRB副議長が講演で、米経済が良好ながらも明確なリスクに直面していると述べたことも、ドル売りに拍車をかけた。
さらに、ドル円は米長期金利が低下したことやNYダウが下落したため、1ドル108円39銭まで円高が進む展開に。
その後、ドルがやや買い戻されたが戻りは鈍く、ドル円は1ドル108円39銭~108円49銭で推移した。
ユーロは、1ユーロ1.1135~1.1145ドルで推移した。ポンドは、1ポンド1.2895~1.2905ドルで推移した。
先週金曜日のドル円は、東京時間はEUと英国の離脱協定案が否決されるのではとの見方から、リスクオンムードにはならず、上値の重い展開が続いた。
米国の9月の景気先行指数の軟調な結果がきっかけで水準を下げたドル円の戻りは鈍く、1ドル108円40銭台で取引を終えた。
本日のドル円も、19日に英議会がEU離脱協定案の採決を見送ったことにより、再び合意なき離脱への警戒が広がり、上値の重い展開が続くと考えられる。
また、第一段階の合意に向けて中国が希望している閣僚級の米中通商協議が電話で行われる。
そのため、引き続き米中貿易協議関連のヘッドラインには注意したい。
テクニカルを確認すると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の下にある。ボリンジャーバンドはバンド幅がやや拡大し、下向きに。
また、60日移動平均線は下向きになっている。
本日の東京時間のドル円は、ひとまず1ドル108円50前後が抵抗線として意識される。
そこを突破した場合は1ドル108円60銭前後が抵抗線として意識されるとみられる
また、1ドル108円30銭前後が東京時間における短期的な支持線として意識され、そこを割り込んだ場合は1ドル108円20銭前後が次の支持線として意識されるとみられる。
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。
2019年10月21日|本日のFX経済指標カレンダー
08:01 |
(英) 10月 ライトムーブ住宅価格 [前月比] 前回…-0.2% |
---|---|
08:50 |
(日) 9月 貿易統計(通関ベース、季調前) 前回…-1435億円 今回予想…540億円 |
08:50 |
(日) 9月 貿易統計(通関ベース、季調済) 前回…-1308億円 今回予想…-1781億円 |
13:30 |
(日) 8月 全産業活動指数 [前月比] 前回…0.3% 今回予想…0.3% |
15:00 |
9月 生産者物価指数(PPI) [前月比] 前回…-0.5% 今回予想…-0.1% |
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(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)
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