• 更新日: 2019/10/11

2019年10月11日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年10月11日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比197円95銭高の21,749円93円で寄り付いた後も、堅調に推移している。

米中貿易協議が進展するとの見方が強まったことから、前日のNYダウが上昇。その流れが継続し、景気敏感株をはじめとする幅広い銘柄に買いが集まった。

後場の日経平均株価は前日比231円14銭高の21,783円12円で寄り付いた。

ドル円も日経平均株価の上昇に加え、クロス円での円売りも後押しし、1ドル108円13銭まで円安が進む場面もあった。

しかし、米中貿易協議の動向を様子見する向きも強いことから、積極的に上値を追う展開にはならず、円売りは一服している。

また、中国株が伸び悩んだことも、ドル円の上値抑制要因になっている。

昨日のドル円は、東京時間中は米中貿易協議に関する報道に振らされる展開となった。

オセアニア時間中に、次官級米中貿易協議の進展はなかったとの報道があったために1ドル107円近辺まで水準を下げたものの、米中貿易協議は予定通り行われるとの報道や中国は10日のみ協議との報道、米中が通過合意を検討とポジティブなニュースとネガティブなニュースが入り混じることとなったため、ドル円は急騰と急落が入り混じる展開となった。

ただ、米中合意への期待感は高く、ドル円は1ドル107円77銭まで上昇した後に下落したものの、1ドル107円40銭台で底堅く推移した。

ロンドン時間も様子見ムードが続き、ドル円は方向感のない状態が続いたが、ニューヨーク時間に発表された9月米消費者物価指数の結果が予想通りになったことを受けて、ドル買い地合いとなった。

昨日発表された9月の米消費者物価指数(CPI)は、前年比では事前予想の+1.8%を下回る同+1.7%となった。

しかし、変動の激しい食料と燃料を除いたコアCPIは、事前予想通り前年同月比+2.4%となった。

CPIが事前予想を下回った主因は、中古車価格の下落が前月比1.6%低下したことである。

そのほかにも新車価格や衣料品価格についても低下している。

また、インフレ調整後の実質平均時給は前年同月比+1.2%上昇した。

8月の同+1.4%からは低下していることから、名目賃金の伸びが鈍化していることが伺える。

これにより、今月のFOMCでの追加利下げの確度がより強まった模様。

ただ、前年同期比でのCPIコア指数が前年同期比横ばいとなったことから、米長期金利は上昇し、ドル円は円安優勢となった。

懸案の米中貿易協議については、昨日のニューヨーク時間中に、トランプ米大統領が「中国の劉鶴副首相と11日にホワイトハウスで会う」とTwitterに投稿したことや、中国政府が米国産の大豆と豚肉の輸入を急速に拡大させているとの報道があるなど、合意への期待が高まっている

さらに、米商工会議所幹部のブリリアント氏が人民元の為替相場について米中間で討議されると話したことが報じられたことから、ドル円は強含んだ。

なお、その後の報道で、中国との為替問題について10日の閣僚級協議で議題に上がったことが報じられている。

米中貿易協議に関しては、トランプ米大統領が「非常に良い交渉だった。11日も交渉が継続する」と述べたことから、米中貿易協議の進展や合意への期待感が続いている状態だ。

そのため、本日も関連のヘッドラインには注意したい。

米中貿易協議に関しては、中国側は部分合意を視野に入れており、米国は部分合意を検討とのニュースがある一方で、トランプ米大統領は小さな合意はしないと以前に発言しているため、引き続き動向には注意が必要だ。

冒頭でも書いたとおり、日経平均株価は米中貿易協議に関する期待感の高まりから、堅調。高水準で推移している。

本日の上海総合指数はプラス圏でスタートした後、一旦マイナス圏に沈む場面もあったが、再びプラスに浮上し上げ幅を拡大している。

ハンセン総合指数は堅調。プラス圏で始まった後、緩やかに上昇し上げ幅を拡大している。

NYダウ先物は緩やかに上昇し、上げ幅を拡大しているマイナス圏に沈んでいるものの、下げ幅を縮小している。

また、米長期金利も緩やかに上昇し、現在は1.67%台で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。ボリンジャーバンドは上向きになっている。

この後、東京時間のドル円は、1ドル108円10銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル108円20銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円85銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル107円75銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年10月11日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:107.36円~108.53円
  • 弱気予想:106.85円~108.20円

ユーロ/円

  • 強気予想:118.02円~119.71円
  • 弱気予想:117.27円~119.24円

ポンド/円

  • 強気予想:131.77円~138.87円
  • 弱気予想:129.45円~135.48円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年10月11日|本日のFX経済指標カレンダー

15:00 (独) 9月 消費者物価指数(CPI、改定値) [前月比]
 前回…0.0% 今回予想…0.0%
15:00 (独) 9月 消費者物価指数(CPI、改定値) [前年同月比]
 前回…1.2% 今回予想…1.2%
21:30 (加) 9月 新規雇用者数
 前回…8.11万人 今回予想…0.79万人
21:30 (加) 9月 失業率
 前回…5.7%
21:30 (米) 9月 輸入物価指数 [前月比]
 前回…-0.5% 今回予想…-0.1%
21:30 (米) 9月 輸出物価指数 [前月比]
 前回…-0.6% 今回予想…0.1%
23:00 (米) 10月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値
 前回…93.2 今回予想…92.0

 (元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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