• 更新日: 2019/10/10

2019年10月10日の米ドル/円の1時間足チャート

2019年10月10日|本日午後からのFX相場予想

本日の日経平均株価は前日比11銭安の21,456円27銭で寄り付いた。

昨日の米国市場でNYダウは堅調に推移したが、本日の早朝、香港の一部メディアが次官級米中貿易協議について主要な貿易問題に関し進展なしと報じたことから、米中貿易協議の合意への懸念が再浮上した形だ。

米中貿易協議の進展をにらむ展開となった。

その後下げ幅を拡大する展開となったが、米国が中国との通貨合意を検討とのニュースが報じられ、一気にプラス圏へ浮上した。

ドル円は、前述の香港メディアの報道を受けて、朝方は107円近辺まで水準を落とす展開に。

その後も米中貿易協議の動向をにらみ、上値が抑えられる状態となったが、米中閣僚級協議は予定通りとの一部報道があったことから、1ドル107円37銭まで反発した。

ただ、中国側は10日のみ協議との報道がその後に出たことから、上下に振らされる展開となり、一進一退となった。

10時過ぎに米国が中国との通貨合意を検討とのニュースが報じられると、市場のリスク回避姿勢が後退し、ドル円は1ドル107円50銭台まで浮上。

ドル買い優勢となり、ドル円は1ドル107円77銭まで上昇する場面もあった。

ただ、実需筋によるドル売りが入ったことから、ドル円は再びドル円は1ドル107円50銭台まで下落した。

昨日のドル円は、東京時間中はNYダウと米長期金利の上昇を追い風に水準を上げたものの、様子見ムードも強く、上昇幅は限定的なものにとどまった。

ロンドン時間に入ると、中国が米国との貿易合意について排除しない考えだとの報道を受け、さあに水準を上げる展開となった。

昨日はニューヨーク時間中にFOMC議事録が公開された。

その内容によれば、大半のメンバーが9月の利下げを支持する一方で、今後の予防的利下げについては、数人が利下げが妥当とする一方で、他のメンバーからは、米国の経済見通しを考慮した場合に利下げは正当化できないとの意見があり、「現時点でさらなる金融緩和が必要であるとは思えない」との考えを示したことがわかった。

FOMC内でも今後の金融政策について意見が分かれていることが判明し、市場予想に比べるとややタカ派的な内容であったといえる。

公開されたFOMCの内容に対する市場の反応は限定的。やはり昨日は米中貿易協議が市場の注目を集めていた。

昨日のNYクローズまでは、中国が米国との貿易合意を排除しない考えであるということと、中国が米農産物の100億ドルの追加購入を提案するとの報道が材料になっていたが、本日のオセアニア時間中に一部香港メディアが次官級貿易協議での進展がなかったことが報じられると、悲観的な見方が広がり、ドル円は水準を下げる展開となった。

しかし、その後はポジティブなニュース、ネガティブなニュースがそれぞれ報道され、情報が錯そうしたことから、ドル円は米中貿易協議関連ニュースに振り回される展開となっている。

冒頭でも書いたとおり、米中貿易協議については、米国が過去に合意していた通貨協定に関し、中国との部分的合意に盛り込むことを検討しているとの報道がされている。

この部分的合意に関しては、来週予定の対中関税引き上げを保留することも含まれる可能性があるとのことだ。

本日この後のドル円も、米中貿易協議に関するヘッドラインに相場が一喜一憂する展開になることが考えられる。

ヘッドラインの内容によっては急騰・急落が起きる可能性があるため、注意が必要だ。

冒頭でも書いたとおり、日経平均株価は一時下げ幅を拡大する展開となったものの、米中貿易協議に関する報道を受けてプラス圏に転じ、上昇幅を拡大している。

前場に関しては、99円高の21,555円と反発して引けた。

本日の上海総合指数はマイナス圏でスタートした後、下げ幅を縮める展開となりプラス圏に浮上。その後も上げ幅を拡大している。

ハンセン総合指数もマイナス圏で始まったが、下げ幅を縮めプラス圏に転換している。

NYダウ先物はマイナス圏に沈んでいるものの、下げ幅を縮小している。

また、米長期金利もマイナス圏ではあるが低下幅を縮め、1.57%台で推移している。

テクニカルを見ると、ドル円の一時間足は一目均衡表の雲の上にある。ボリンジャーバンドは上向き。

ドル円の急上昇を受けて、いったん+3σを超えた。

この後、東京時間のドル円は、1ドル107円75銭前後が短期的な抵抗線になるとみられる。

それを上抜けた場合は、1ドル107円85銭が抵抗線として意識されるとみられる。

一方、東京時間の支持線は、短期的には1ドル107円10銭前後になるとみられ、そこを割り込んだ場合は、1ドル107円00銭前後が支持線として意識されるとみられる。

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

2019年10月10日|本日のFXレンジ予想

ドル/円

  • 強気予想:106.82円~107.92円
  • 弱気予想:106.54円~107.51円

ユーロ/円

  • 強気予想:117.23円~118.53円
  • 弱気予想:116.79円~118.10円

ポンド/円

  • 強気予想:130.37円~132.24円
  • 弱気予想:129.94円~131.52円

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏のレンジ予想)

※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。

2019年10月10日|本日のFX経済指標カレンダー

15:00 (独) 8月 貿易収支
 前回…216億ユーロ 今回予想…186億ユーロ
15:00 (独) 8月 経常収支
 前回…221億ユーロ 今回予想…179億ユーロ
15:45 (仏) 8月 鉱工業生産指数 [前月比]
 前回…0.3% 今回予想…0.2%
17:30 (英) 8月 月次国内総生産(GDP) [前月比]
 前回…0.3% 今回予想…0.0%
17:30 (英) 8月 鉱工業生産指数 [前月比]
 前回…0.1% 今回予想…0.0%
17:30 (英) 8月 鉱工業生産指数 [前年同月比]
 前回…-0.9% 今回予想…-0.8%
17:30 (英) 8月 製造業生産指数 [前月比]
 前回…0.3% 今回予想…0.2%
17:30 (英) 8月 商品貿易収支
 前回…-91.44億ポンド 今回予想…-100.00億ポンド
17:30 (英) 8月 貿易収支
 前回…-2.19億ポンド 今回予想…-10.50億ポンド
20:30 (欧) 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
21:30 (米) 9月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
 前回…0.1% 今回予想…0.1%
21:30 (米) 9月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
 前回…1.7% 今回予想…1.8%
21:30 (米) 9月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]
 前回…0.3% 今回予想…0.2%
21:30 (米) 9月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]
 前回…2.4% 今回予想…2.4%
21:30 (米) 前週分 新規失業保険申請件数
 前回…21.9万件 今回予想…21.8万件
21:30 (米) 前週分 失業保険継続受給者数
 前回…165.1万人 今回予想…165.1万人
21:30 (加) 8月 新築住宅価格指数 [前月比]
 前回…-0.1% 今回予想…-0.1%

2019年10月11日|本日のFX経済指標カレンダー

08:50 (日) 9月 マネーストックM2 [前年同月比]
 前回…2.4% 今回予想…2.4%

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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