2019.1.9 ドル円は再び109円を目指すか?戻り売りに注意。

  • 更新日: 2019/01/09

ドル円の1時間足チャート(20190109)

19日(水)の東京市場は、昨日のニューヨーク時間の流れを引き継ぎ、1ドル108円台後半で推移している。

北京で開催された次官級の米中貿易協議に関しては、トランプ米大統領が非常にうまく行っているとTwitterに投稿するなど、進展している模様。

当初7日と8日に開催予定だった協議が9日にも開催されることになるなど、一定の進展があったことを市場は好感し、昨日のニューヨーク市場でドル円は円売り・ドル買い地合いとなった。

ただ、現在米中の交渉が順調に進んでいる内容は、米国産大豆など米国の農作物と液化天然ガスの輸入拡大による対中貿易赤字の削減など、米中双方が合意しやすいものに関してとなっている。

知的財産やファーウェイ(華為技術)と5G、中国の産業政策である「中国製造2025」等、中国の構造に関わる問題に関しては、31日までの期限に合意するかどうか不透明な状況が続いている。そのため、ドル円の上値は重い。

ドル円の上昇の重石となる内容は他にもある。米政府機関の閉鎖に関しては、長期化の様相を呈している。さらに、先日パウエルFRB議長が利上げ停止を示唆したことも、ドル円の上値を抑える要因となっている。

また、今月より本格化する日米通商交渉において、通貨安誘導を禁じる為替条項を米国側が交渉材料に加えるのではないかとの懸念がくすぶっている。これらの材料があるため、ドル円の上昇は限定的なものになりやすく、積極的に上値を追う展開にはなりにくい。

現在は引き続き13日に付けた104円台までの急落を埋める展開となっており、ドル円は緩やかな上昇トレンドにある。本日の東京時間でも、再び1ドル109円を試す展開になるとみられるが、昨日同様、1ドル109円に近づくと戻り売りに押され、下落しやすいと考えられる。

なお、昨日は1ドル109円を超える場面もあったが、1ドル10908銭で反落した。そのため、仮に1ドル109円を超えた場合は、1ドル10908銭前後が次の抵抗線になると考えられる。

一方、下落した場合は、ニューヨーク時間で反発した1ドル10845銭前後で再び跳ね返されるか、それとも突破するかに注目する必要がある。跳ね返され、そのまま上昇した場合は、再び1ドル109円を目指す展開になると考えられる。

一方、突破した場合は、1ドル10820銭前後が次のサポートラインになると考えられる。ただし、他のラウンドナンバーにも注意したい。

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