2019.1.25 日経平均の上昇に支えられ、ドル円は円安地合い

  • 更新日: 2019/01/25

ドル円の1時間足チャート(20190125)

125日(金)の東京時間は、日経平均株価が昨日の終値を上回って始まった後、高水準で推移したことに加え、英国の民主統一党が、メイ英首相のEU離脱案を非公式に決定したとの報道を受け、合意なき離脱のリスクが後退したことによるポンド買いの影響で、円安地合いとなっている。

欧州の株高に押され、昨日のロンドン時間に1ドル10980銭台まで上昇したドル円は、ロス米商務長官のCNBCインタビューでの米中貿易協議に関する発言や、ECBのドラギ総裁が、定例記者会見でユーロ圏経済の景気見通しを引き下げたことを受け、一転して円買いに。

フランスの1月サービス業PMIやドイツの1月製造業購買担当者景気指数の下振れも円高を後押しした。

今月末に閣僚級米中貿易協議が予定されているが、昨日報じられたロス米商務長官のTVインタビューの内容を受け、楽観的な見通しが後退した。また、EU圏の景気の先行き不安や、今年のECBの金利引き上げの時期に対し懐疑的な見方が広がっていることも、ドル円の上値を重くしている。

本日は日経平均株価の他、上海総合指数やハンセン総合指数も高水準で推移していて、NYダウ先物も小幅ながら上昇しているため、ドル円は底堅い。

また、本日は五・十日(ごとおび)であることも円買いを後押ししていると考えられ、東京時間は底堅く推移すると予想される。本日は大きな指標発表もなく、ドル円はこのまま日経平均株価等の株価指数を眺めながら動くとみられる。

その日経平均は、後場に入っても高水準で推移している。そのため、ドル円は昼過ぎに1ドル10984銭まで上昇する場面もあった。

テクニカルを見ると、朝方は一目均衡表の雲の中にあったドル円の一時間足は、円安を受けて一目均衡表の雲の上を抜けている。ボリンジャーバンドは横ばいからやや上向きに。

60日移動平均線も徐々に上向いてきている。大きなニュースがあれば別だが、今日もこのまま日経平均の動きを眺め、途中小幅な下落を挟みながら緩やかに上昇するとみられる。

東京時間のドル円は、1ドル10985銭前後が短期的な抵抗線になるとみられ、そこを抜けると1ドル110円近辺が次の抵抗線として考えられる。

1ドル110円近辺では、ストップロス注文やオプションNYカットにより戻り売りが起こるとみられ、ここを抜けると1ドル11010銭近辺が次の抵抗線になるとみられる。

また、本日も、一昨日のニューヨーク時間でつけた1ドル10940銭前後が東京時間での短期的な支持線になるとが考えられる。なお、1ドル10940銭を割り込んだ場合は、1ドル10930銭近辺でいったん反発するとみられる(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

本日の経済指標カレンダー

1月25日(金)

11:00 (日)黒田東彦日銀総裁、発言
18:00 (独) 1月 IFO企業景況感指数 [前年同月比]
 前回:101.0 今回予想:100.6

(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)

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